“We Are Stars.”バレーボールチームと共に、北海道を元気に。【株式会社北海道イエロースターズ】
2024年7月1日 公開
20代から重役を歴任したどり着いた北海道で起業
「設立から間もないベンチャー企業で、社員はたったの3人でした。でも、在籍していた7年間で業績が伸び、従業員250名を抱える企業にまで成長を遂げました。僕自身も営業リーダー、マネージャー、執行役員、取締役と、さまざまなポジションを経験させてもらったんです」
その後は介護医療系の情報サービス提供企業を経て、35歳のころ結婚を機に妻の出身地である北海道へと移住。東京に本社を置く金融系ウェブサービスの企業へと転職し、北海道支社長や執行役員等で活躍をしていた。順風満帆に昇進への歩みを進めていく平野さんだが、北海道での起業を決意する。
「北海道に移住してから子どもが生まれたんですけど、仕事にかかわる人みんながお祝いしてくれて…。東京で常に誰かと競争しながら仕事をしてきた僕にとって、人とのつながりを重視する北海道のビジネススタイルは衝撃的でしたが、同時にとても温かく魅力的だと感じたんです。縁もゆかりもない僕を公私共に受け入れてくれた人たちがいる北海道に、今後は僕が恩返しをしていきたいと思ったんです」
コンサルティング業務を通して北海道企業をサポートしたいという思いから、2021年、平野さんは40歳で株式会社ノーサイド・ウイングを設立した。
北海道を元気に、北海道から日本を元気に
「当時のサフィルヴァ北海道は法人化したばかりのクラブチームだったので、営業顧問としてもかかわっていたんです。そんな中、三木智弘代表から『共同代表になってもらえないか』と打診があって、その場で快諾しました」
振り返れば転職の度に未経験の異業種へと飛び込んできたという平野さん。「やったことがないからこそ面白いんじゃないですか」と笑うが、陰での努力は人一倍。いくつになっても分からないことは一から勉強する、その姿勢を大切にしているという。
「コンサルタントとプロスポーツチームの代表って、僕にとっては全く別の仕事ではないんですよ。特にサフィルヴァが掲げていた『北海道から日本を元気にしたい』という思いは、僕と全く同じものでした。だからこそ、打診を即答でお受けしたんです」
代表就任後、平野さんは最初にチーム名の変更を提案した。小さな子どもや年配の方々にも覚えやすく、シンプルで親しみがわくネーミングにしたいという平野さんの思いはチームに届き、サフィルヴァ北海道は現在の「北海道イエロースターズ」へと生まれ変わった。
「『イエスタ』と略して呼ばれることも多くなりましたね。知名度を上げると同時に、北海道民にとって誇りに思えるようなバレーボールチームをつくっていきたい。北海道の日常生活に溶け込んで、生活がより豊かになるような活動をしていきたいと思っています」
「人は変われる。その手を絶対に離さない」
「選手にとっても自分自身を売り込む営業手法や、マーケティング思考を身に付ける良いきっかけになっています。僕は引退後のセカンドキャリアまで見据えて、選手の一人ひとりに、多くのスキルやキャリアアップのチャンスをつくりたいんです」
背景にあるのは、チームメンバーへの愛情そのものだ。平野さんはこう続ける。
「僕、実は中高生時代、人間関係でものすごく悩んでいたんですよ。人が怖くなって、誰ともかかわりを持てなかった。東京の大学に進学することが決まった時、心の底から『変わりたい』と思って高知を出てきたんです。すぐには変わることはできませんでしたが、方言を直してみたり、標準語に慣れるように同世代の会話をよく聞いたりしながら、少しずつ人との付き合いを増やしていって、変わることができたと実感しています。だから僕、人は変われると信じているんですよ。本人が変わろうと思えばいくらでも変われる。『変わりたい』と思って努力する人の手は絶対に離さないというのが経営者としての僕の信念です」
自らの経験やキャリアを基に、前人未踏の手法でチームを率いる。〝We Are Stars〟を合言葉に、日本の未来を照らす一等星のようなチームを目指して、平野さんの挑戦はまだまだ続いていく。
株式会社北海道イエロースターズ
本インタビューはUHB(北海道文化放送)のトーク番組「BOSS TALK」とのコラボ企画により収録されました。
北海道を愛し、北海道の活性化を目指す“BOSS”が北海道の未来と経営について楽しく、真剣に語り合う“TALK”番組。独立するまでの道のり、経営者としての思い、転機となった出会いや目指す未来などを語ります。
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