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これからの就活生に熱いエール。社長の視点、代表の目線 株式会社山﨑火薬銃砲店

2022年3月1日 公開

株式会社山﨑火薬銃砲店は、その名の通り火薬や花火を扱いますが、建築資材の商社として業界では一目置かれる企業。販売から施工管理まで手がけられることから、頼りになる「山﨑さん」として重宝されています。いよいよ創業100年に迫る老舗の代表、山﨑靖允さんに新卒採用の考え方をお聞きしました。

「ありがとう」と「すみません」を忘れずに。

株式会社山﨑火薬銃砲店 代表取締役社長 山﨑靖允さん(38歳)
北海道札幌市出身。創業家の長男に生まれ、大学卒業後、外の世界を見るために外食企業に就職。その後、家族が経営する飲食店を経て、株式会社山﨑火薬銃砲店へ。常務取締役、副社長を経て代表取締役社長に就任。

面接の本音素を引き出すために学生さん目線で雑談します。

当社は長く働く社員が多く、定着率も良いからこそ、平均年齢が高くなってしまいました。そこで、会社の若返りと今後の展開を見込んで、4年ほど前から新卒採用に乗り出しています。
面接では志望動機や自己PRといった基本の質問も投げかけますが、それだけでは学生さんの建前しか見えないケースが多いと思います。仕事は入社後に諸先輩方が丁寧に教えますし、新卒は誰もが未経験者。なので、素直な人柄や真面目な性格であることを見極めたく、学生さんの目線に立って雑談するような面接を行っています。「趣味は何?」「スポーツはやっていた?」。こんな会話を交わしているうちに、学生さんの素が引き出せ、キラリと光る内面も見えてくるものです。
もちろん、雑談に終始するわけではなく、会社の状況や仕事の大変さといったシリアスな面も伝えます。そうして、「入社したい」と思ってくれた学生さんにアプローチすると、入社後のミスマッチも少なくなると思っています。

就活のアドバイス会社説明会でも就活のアドバイスをしています(笑)。

新卒採用をスタートしてからは、各校の学内会社説明会に参加する機会も増えました。自分自身の過去を振り返っても学生時代とは本当に楽しいもので、ついつい気が緩んでしまうのも仕方のないこと。ただ、会社の説明をしている時に下を向いてばかりだったり、少しソワソワしていたり、社会人生活をスタートさせるには若干の不安を感じる方も見受けられます。
そんな時は説明会が終わった後に、押しつけや説教ではなく、「今後の就活を上手く進めるためには、人の目を見たほうが好印象だよ」など、社会人としての心構えをアドバイスすることもあります。例え当社に入社しなくても、学生さんが私の言葉をプラスに捉えてくれることで、就職後にも生かしてくれれば…と。少しでも若い世代の役に立つことも、私の役割だと考えています。

こんな社会人に私自身も社員に感謝し、謝罪も欠かさないようにしています。

多くの場合、学生さんは4月1日から「社会人」の立場になります。とはいえ、いきなり営業職として数字を獲得するのは不可能に近いですよね。だからこそ、会社は教育の期間を設けます。ただし、「指導してもらうのは当たり前」のことではありません。上司や先輩が自分の仕事を止めてでも、新卒社員の教育に時間を割いているのです。
相手に何かしてもらった時は「ありがとう」。自分がミスをしてしまった時は「すみません」。当然のことに思えるかもしれませんが、この2つの言葉を素直に伝えられることはプラスに働きます。人は「ありがとう」を言われるともっと教えたくなりますし、「すみません」と謝ってもらえればどう改善すべきかアドバイスをしたくなるものです。私自身、社長という立場ではありますが、常にこの2つを心がけ、社員にもこの気持を伝えるようにしています。

株式会社山﨑火薬銃砲店

北海道札幌市中央区南1条西12丁目 新永ビル3F
Tel 011-231-5761
大正12年に始まり、創業100年を間近にひかえる老舗企業。社名の通り、火薬や花火を中心に扱っていましたが、昭和43年にさらなる事業の広がりを見据えて建築資材の販売をスタート。お客様先のゼネコンや工務店を常に優先して考える姿勢を貫き、建設現場の管理まで手がけることでコツコツと信頼を積み重ねています。

これからの就活生に熱いエール。社長の視点、代表の目線

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