株式会社KSP・EAST 札幌支社

2022年3月1日公開

株式会社KSP・EASTは警備業界でも限られた会社しか携わることができない「空港保安業務」を新千歳空港ターミナル国内・国際線にて手がけています。札幌支社のトップに立つ久保谷和正さんに警備業界の現状やこれから社会に出る就活生へのメッセージを伺いました。

幅広い仕事に目を向けて、自分が納得いく就職活動を。

株式会社KSP・EAST 札幌支社支社長兼執行役員久保谷和正さん（45歳）
茨城県出身。

警備業界について若い人材が多く活躍し、働きやすい環境を考えています。

警備業界というと「ご年配の方が携わる仕事」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。実際、施設警備や交通誘導警備には60代〜70代の方が携わっているケースも多く、若い方を見かける機会は少ないかもしれません。
しかし、当社が手がける空港保安検査業務は20代、30代が中心です。特に札幌支社で保安検査に携わる社員は他支社と比べても若い警備員（保安検査員）が活躍中。毎年30名〜40名の新卒社員を採用しており、若い世代の資質や特性に合わせた研修体制や検定取得の仕組みを整備しています。また近年、警備業務の重要性が再認識され、国も処遇改善に力を入れています。やりがいがあって、なおかつ働きやすい。そんな警備業界の実情を知っていただければと思います。

採用と育成について難しい業務こそ「学びの機会」と捉える姿勢を重視。

当社では高卒生も多く採用していますので、学歴は採用基準にしていません。とは言え、誰でも良いという訳ではもちろんなく、当社の業務をしっかりと理解し、長く続けていこうという意欲のある方を採用したいと考えています。国際線ターミナルでの保安検査は、海外のお客様との言葉の壁もあり、警備業界の業務では特に難易度の高い部類です。それでも、この業務を学びの機会と捉えてキャリアアップを目指したい。そんな姿勢を見せてくれる方なら、当社はいつでも歓迎しています。
また、当社では若い社員にも積極的に現場のリーダーを任せることで、自主性や責任感を育成しています。リーダーが若ければ新人隊員も話しやすく、教育面でもコミュニケーションが取りやすいので、安心して教育に集中でき、ステップアップを目指せるはず。チームとしての一体感も育まれると考えています。

就活生へアドバイス視野を広げて見てみよう、聞いてみよう。

私たちが働く空港には警備業はもちろん、さまざまな仕事があります。航空会社の仕事や飲食店、売店の仕事。警察や金融機関、医療機関もあり、それぞれの専門職が活躍しています。また、警備業だけ見ても、施設警備から身辺警備まで仕事の幅は広く、得られるやりがいも大きく変わってきます。
「この仕事がしたい」というものがあれば、やりたいことを目指すのが一番だと思いますが、もしこれから志望先を検討するなら、ぜひ視野を広げて、さまざまな仕事に目を向けてほしいと思います。
インターネットでもたくさんの情報が手に入りますが、できれば説明会や現場見学会に参加して、先輩たちの生の声を聞くのがおすすめ。積極的に行動することで、たくさんの可能性の中から自分に合った仕事が見つかるはずです。