私の選んだ職場【有限会社友成通商】
2021年8月16日 公開
有限会社友成通商は、小樽市銭函を拠点に、水産物や日用品を各地に届ける運送会社。今回はドライバーとして働く伊藤駿斗さんに、仕事や会社の魅力について伺いました。
一人一台のカッコイイ〝相棒〟と、心強い先輩たちのいる会社です。

ドライバー/伊藤駿斗さん
2020年8月入社、友成通商で最年少の24歳。札幌市内や石狩管内を中心に、海産物や日用品の配送を担当。休日は愛車のトヨタ・ハイラックスサーフをカスタムしているそうです。
2020年8月入社、友成通商で最年少の24歳。札幌市内や石狩管内を中心に、海産物や日用品の配送を担当。休日は愛車のトヨタ・ハイラックスサーフをカスタムしているそうです。
藤色のトラックにあこがれ、同業から転職。

元々、運転が好きだったという伊藤さん。20歳のころ、札幌市内に本社のある運送会社に入社し、大型トラックのドライバーとして働いていました。3年が経った昨年のある時、たまたま友成通商のトラックを見掛けた事が転職のきっかけになったそうです。
「特徴的な藤色のトラックが、ギラギラと輝きながら走る姿を見た瞬間に『カッコイイ!』と一目惚れしたんです。すぐに会社名で検索すると偶然にも求人が出ていて、そのまま応募しました」
入社してすぐに先輩達から仕事を教わり、運行や安全管理について1から10まで教えてもらったそう。更に、車検認証工場を持つ同社ならではの研修として、車の知識はもちろん、タイヤチェックやオイル交換など、車の整備方法までたっぷり学びました。
「毎日、油で真っ黒になりながら整備士さん達から勉強させていただきました。当社は他社と比べて日常点検や整備に力を入れていますし、ドライバー自身も車の基礎知識をきっちり身に付けて走っています。その事もお客様から評価をいただける理由の一つです」
更に伊藤さんにとってうれしかったのが、大型トラックは複数人で共有するのではなく、一人一台の専用車両が割り当たる制度。伊藤さんの〝相棒〟は同社で最も古い2002年製ですが、整備や洗車を欠かさず行ってきたため、新車同然のピカピカの車体です。ちなみにデザインも配色も友成代表の手によるオリジナルなんだとか。
「初めてあこがれのトラックを運転した時は、緊張しすぎて手に汗がすごかったです(笑)。一人一台車が割り当てられている理由は、接触や事故があった時に責任の所在がわかりやすいからです。また、愛着を持つ事で安全運転を心掛けるようになり、車の寿命もずっと長くなると教わりました」
「特徴的な藤色のトラックが、ギラギラと輝きながら走る姿を見た瞬間に『カッコイイ!』と一目惚れしたんです。すぐに会社名で検索すると偶然にも求人が出ていて、そのまま応募しました」
入社してすぐに先輩達から仕事を教わり、運行や安全管理について1から10まで教えてもらったそう。更に、車検認証工場を持つ同社ならではの研修として、車の知識はもちろん、タイヤチェックやオイル交換など、車の整備方法までたっぷり学びました。
「毎日、油で真っ黒になりながら整備士さん達から勉強させていただきました。当社は他社と比べて日常点検や整備に力を入れていますし、ドライバー自身も車の基礎知識をきっちり身に付けて走っています。その事もお客様から評価をいただける理由の一つです」
更に伊藤さんにとってうれしかったのが、大型トラックは複数人で共有するのではなく、一人一台の専用車両が割り当たる制度。伊藤さんの〝相棒〟は同社で最も古い2002年製ですが、整備や洗車を欠かさず行ってきたため、新車同然のピカピカの車体です。ちなみにデザインも配色も友成代表の手によるオリジナルなんだとか。
「初めてあこがれのトラックを運転した時は、緊張しすぎて手に汗がすごかったです(笑)。一人一台車が割り当てられている理由は、接触や事故があった時に責任の所在がわかりやすいからです。また、愛着を持つ事で安全運転を心掛けるようになり、車の寿命もずっと長くなると教わりました」
安全運転のために働きやすく、休みやすく。

「以前勤めていた会社では日曜日の仕事も多く、出勤も午前3時など、体力的にきつい時期もありました。当社では、日曜固定の週休2日制、朝7時の出発で夕方には確実に戻れます。また昼休みは必ず1時間か、それ以上休む日もあります。安全のためにもあらかじめ無理のないスケジュールを組んでくれるので、安心できますね」
主な積み荷は、北海道の海で採れた新鮮な水産物。普段は札幌近郊や道内各地が配送先ですが、アキアジの水揚げピークである9月・10月には、フェリーに乗って東北まで運ぶ事もあるそう。こうした出張には手当も支給され、イレギュラーなスケジュールには、きっちりと代休が用意されているのも働きやすいポイントです。
「おかげさまでミスなく積んで、安全運転で配送ができています。お客様からは『運び方が奇麗だね』と褒められる事も多いですね。配達先で『頑張ってね』と飲み物をもらった時は本当にうれしくて、もっと一生懸命働きたいというモチベーションにつながっています」
主な積み荷は、北海道の海で採れた新鮮な水産物。普段は札幌近郊や道内各地が配送先ですが、アキアジの水揚げピークである9月・10月には、フェリーに乗って東北まで運ぶ事もあるそう。こうした出張には手当も支給され、イレギュラーなスケジュールには、きっちりと代休が用意されているのも働きやすいポイントです。
「おかげさまでミスなく積んで、安全運転で配送ができています。お客様からは『運び方が奇麗だね』と褒められる事も多いですね。配達先で『頑張ってね』と飲み物をもらった時は本当にうれしくて、もっと一生懸命働きたいというモチベーションにつながっています」
社員同士が助け合う和気あいあいとした社風。

同社の社員は運送部門に23名、整備士が3名。ドライバーの中には創業時からいる社員も多く、最高齢は63歳とベテラン揃い。しかし年齢や社歴を越えて皆があだ名で呼び合うなど、和気あいあいとした社風も魅力だと笑います。
「とにかく、先輩達が気さくに声を掛けてくれて、いつもアドバイスをもらっています。また車に詳しい方も多いので、入社前はトラックにしか興味が無かった僕ですが、今では休日に自分の愛車をいじるのが趣味になりました。そんな雰囲気の良さも、当社の気に入っているところの一つです。自分も後輩ができた時、先輩たちのように愛情を持って接するドライバーになりたいと思っています」。
取材の終わり、「来年は新車だな」と声を掛ける友成代表。うれしそうな表情で「これからもより一層、頑張ります!」と張り切る伊藤さんでした。
「とにかく、先輩達が気さくに声を掛けてくれて、いつもアドバイスをもらっています。また車に詳しい方も多いので、入社前はトラックにしか興味が無かった僕ですが、今では休日に自分の愛車をいじるのが趣味になりました。そんな雰囲気の良さも、当社の気に入っているところの一つです。自分も後輩ができた時、先輩たちのように愛情を持って接するドライバーになりたいと思っています」。
取材の終わり、「来年は新車だな」と声を掛ける友成代表。うれしそうな表情で「これからもより一層、頑張ります!」と張り切る伊藤さんでした。
働きやすさのポイント
車検認定工場併設でいつでもメンテナンス可能
3人の整備士が常駐し、日常的な整備で車両トラブルを防止。1人1台の専用車両が割り当てられるのも、ドライバーとしてうれしい所。
3人の整備士が常駐し、日常的な整備で車両トラブルを防止。1人1台の専用車両が割り当てられるのも、ドライバーとしてうれしい所。
あだ名で呼び合う仲の良さ。新人はベテラン達がサポート
創業当時から働くベテランが多数。新入社員には先輩が車に同乗し、仕事の流れから順路、安全運転の心掛けまできっちりと教えます。
創業当時から働くベテランが多数。新入社員には先輩が車に同乗し、仕事の流れから順路、安全運転の心掛けまできっちりと教えます。
週休2日制に加えて取りやすい有給休暇
日曜・祝日に1日を加えた週休2日のシフト制。家族行事にも休みを取りやすく、長期休暇の希望もできるだけ対応しています。
日曜・祝日に1日を加えた週休2日のシフト制。家族行事にも休みを取りやすく、長期休暇の希望もできるだけ対応しています。
助け合いこそ安全の理由。

伊藤さんは一生懸命やってくれそうな元気な性格に加え、コミュニケーションが上手だと見込んで採用しました。失敗した時や落ち込んだ時、悩んだ時も、先輩達とコミュニケーションを取る事ができれば、それだけ成長のチャンスになります。入社してからは私の期待通り、どの社員からも可愛がられているので、うれしい限りですね。当社では労働環境や制度など働きやすい環境を充分に整えていますが、雰囲気の良さこそ魅力だと感じています。伊藤さんは入社からちょうど1年経ち、仕事にも慣れてきたころ。しかし、運転に過信は禁物です。これからも注意を怠らず安全運転を心掛けて、立派なドライバーとして成長して欲しいと思っています。
代表取締役/友成 章さん
代表取締役/友成 章さん
有限会社友成通商

1999年(平成11年)創業。石狩地域の水産物をメインに、日用品や雑貨等を道内各地や東北等に届ける運送会社。車検認定工場も併設している他、旧車の販売・修理を行う「T.M.GARAGE」や、日高町の運送会社「厚和運輸」を経営している。
私の選んだ職場
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