北海道ビジネスニュース 今秋誕生の銭函の新スポット「ゼニバコテラス」に注目!

2022年2月21日 公開

国道5号沿い、ログハウスメーカーの敷地内にこの秋誕生予定なのが「ゼニバコテラス」。どんな思いでつくられ、どんな施設になるのか、株式会社トベックスの代表にお話を伺いました。
テラスハウスの家賃は最初の2年まで1LDK月78,000円、2LDK98,000円(住居・店舗込み)で、3年目以降は5割引き上げに。「2年で事業を軌道に乗せ、銭函で自分の店を建てられるよう応援したい」というのが戸部社長の思いです。(提供画像)

2022年9月に誕生予定メインは「テラスハウス」。

国道5号沿い、小樽市銭函付近でパッと目を引くツリーハウスやイルミネーション、そして「ゼニバコテラス」のオープンを告知する大きな看板を見掛けて「気になっている…」という方も多いのではないでしょうか。

2022年9月、この場所にオープンするゼニバコテラスの中心となるのは6軒の飲食店が入居するテラスハウス(テラス付きの店舗住宅)。その周りをレンタル用のミニログハウスや屋外イベントスペース、可愛い鴨の親子が遊びに来る池などが取り囲む商業スペースとなる予定です。

※グランドオープンは当初の予定より遅れて2023年になったそうです。(2022年11月追記)

どうしてこのような場所をつくることにしたのか。社長の戸部勇司さんに伺いました。
「銭函は札幌市に隣接する利便性の高い場所でありながら、海と山に囲まれた自然環境にも恵まれたエリアです。近年は特に若い世代の移住者も増加しています。都会の喧騒からほどよく離れた自然共存の風景のなか、地域の人が集う常設の場をつくりたいという思いがありました。更に当社ではこれまでに住宅を購入してくれたお客様への感謝祭や地域の親子を招いたイベントも数多く開催しています。そのための常設スペースもそこに掛け合わせたら楽しいのではないかと考えたのがきっかけです」

起業と定住を後押しし、人が集まる場所づくりを。

ゼニバコテラスに向けた戸部社長の思いは「地域に人が集まる場所をつくりたい」というもの。テラスハウスは1階が店舗、2階が住居という構造で、新しくお店を始める人とその家族がここに〝住む〟ことを前提にしています。
「近年の職住接近というライフスタイルへの関心を受け、定住人口の増加を狙っています」

新規起業の人にも利用しやすいようにと、最初の2年間は家賃も格安の設定です。そこには創業当時、事業がすぐには軌道に乗らずお客様たちの応援や周囲の人たちの支えがあったからこそ今があるという戸部社長の「恩返し」の思いも込められています。もちろん、3年目以降の自立・独立も熱く応援。情報公開と同時にカフェ、スイーツ店、ベーカリー、チーズ販売店、洋風居酒屋などから既に問い合わせが殺到中。募集枠は6軒となっており、引き続き4月末まで継続して募集を行っています。

自由な社風で挑戦を応援。夢をかなえる新スポットへ。

創業47年目を迎え、これまで600棟以上のログハウスを建築してきたというトベックス。広報を担当する金野大治さんによれば「これまで1棟として同じ建物はなく、ルールに縛られない自由な精神と職人の技術を生かした物づくりをしてきた」というのが自慢だそう。過去に住宅を購入したオーナーとのつながりも大切にするのが当社の社風だと金野さんは話します。
「今回ゼニバコテラスに入る皆さんは『夢をかなえたい』という強い思いを持った人たちばかり。明るくにぎやかな場所となり、集う人みんなの夢がかなう場所になってくれればと思っています」

遊び心に満ちた会社が地域への思いをいっぱいに詰めて始動させるゼニバコテラス。どんな空間が誕生し、そしてどんなスポットへと進化していくのか、今から楽しみです。

株式会社トベックス

自然素材である「本物の木」を使い、ログハウス住宅の設計から施工を行うログハウスメーカー。徹底した自社一貫体制のもと、カナダから輸入した丸太を手作業で加工し、熟練の大工、家具職人の手で「世界で一つだけの家づくり」に取り組む。
北海道小樽市銭函2丁目30-3
TEL.0134-62-5457
https://tobex.co.jp

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