北海道で就職しよう!

自己分析に役立てよう。センパイたちの本音アドバイス 株式会社竹口組

2022年3月1日 公開

北見市で創業してから半世紀以上、オホーツクエリアの個人住宅を中心に施工実績を増やし続けている株式会社竹口組。約10年前に新卒社員として入社した高野祐人さんに就活のアドバイスや心構えを伺いました。

「石の上にも三年」は、本当だと思います。

株式会社竹口組 営業部係長 高野祐人さん(27歳)
北海道北見市出身。北海道訓子府高等学校卒業。

自身の就活経験から働いてみてから分かるやりがいもあると思います。

高校卒業後、竹口組に就職しました。僕が就活をしていた10年ほど前は、いわゆる氷河期と言われ、企業を選ぶ余裕がなかったのが正直なところです。高校は普通科でしたし、建築の「けの字」も分かりませんでしたが、内定をいただいたからにはチャレンジしてみようと入社を決めました。
ただ、「石の上にも三年」とはよく言ったものです。最初は家づくりについて何も知らなかった自分が、上司や先輩の指導を受けながら1年目、2年目、3年目と働くうちに徐々にできるようになることが増え、仕事の幅が広がるたびに面白みも大きくなっていきました。家という人生の中でも一二を争うほど大きな買い物をご提案し、お客様に喜んでいただくのは本当に手応えがあります。自分に合った仕事が見つからないという人も少なくないと思いますが、僕は働いてみてから分かるやりがいもあると思っています。

仕事の心構え仕事にはお金と責任が伴います。

僕は住宅アドバイザーとして営業活動や建築現場の施工管理、アフターフォローなどを行っています。当社は大工を自社で抱えているので、工期の相談や間取りの小さな変更といったやり取りがしやすく、お客様の希望をしっかりと形づくってくれる恵まれた環境です。
ただ、お客様の顔を直接見てお話しし、多大な金額をいただいた上で家を建てるというのは責任も重大です。だからこそ、良いご提案をしようと努力し、お客様の満足を生み出さなければなりません。この感覚は学校ではなかなか勉強できないことだと思いますので、仕事にはお金と責任が伴うという心構えを持っていてほしいですね。

面接のアドバイス普段より声を張ろうと意識してみてください。

最近は面接に同席することも増えてきました。僕が注目しているのはハキハキとした受け答えや目を見て話せるかどうかですが、学生さんは少し「損をしている」と感じることもあります。話の内容は素晴らしいにも関わらず、声が小さいだけで印象が途端に悪くなってしまうものです。面接の際には普段より声を張ろうと意識するだけでも、グッと魅力的に感じることがあるのではないかと思います。
他にも、自分の強みを表現できない人も多いような気がします。誰にも負けないと思うことであれば、「朝のあいさつが誰よりも爽やか」「約束の時間に遅れたことがない」でも伝えたほうが良いと思います。自信を持って自分の強みを話せるというのは、頼もしいイメージにつながり、仕事を任せてみたいと感じるんですよね。

株式会社竹口組

北海道北見市山下町4丁目2番8号
Tel 0157-23-6438
冬の寒さが厳しいオホーツクエリアの『生活を考える家づくり』をテーマとして家づくりを行う工務店。自然エネルギーの活用・光熱費ゼロを目指すこと・メンテナンス費用を軽減することの3つの点を柱として建築。世代が変わっても容易に間取り変更ができるプランニングも提案。

自己分析に役立てよう。センパイたちの本音アドバイス

最新記事5件

サカナクション・山口一郎さんからのアドバイス「どう働くかよりも、どう生きるか」 2023年7月17日 公開

「ジョブキタ就活」がサポートした「サカナクション“Visual &Talk Session”supported」開催レポート

クリエイティブ系学生の就活座談会【札幌市立大学】 2022年8月19日 公開

デザイン学部の4年生に、北海道のクリエイティブ系での就活について座談会形式で伺いました。

一鱗共同水産株式会社 2022年3月1日 公開

回り道して「大好きな魚」を扱う仕事に出合えた若手社員にインタビューしました。

株式会社山﨑火薬銃砲店 2022年3月1日 公開

2020年4月に入社したばかりの「ピカピカの1年生」に、就活や仕事について聞きしました。

株式会社電通ワークス 2022年3月1日 公開

東京の会社に就職したことで、北海道の魅力に気付きUターンした電通ワークスの小泉さんへのインタビュー。