雪道で車が埋まった時、スコップ持参で仲間が駆け付けるきずながあります。【アドバンスクリエイト株式会社】

入社後は助手席で先輩の運転を見学することからスタートし、同時に機械の操作、荷物の積み方・扱い方なども覚えていきます。その後、敷地内で十分に練習してから運転デビューとなります。
「最初は車の大きさに驚きましたし、自家用車とは違う扱いの難しさも感じました。運転は正に〝おっかなびっくり〟。それでもだんだんと大きな車を操る楽しさを感じるようになっていきました」

高橋さんの現在の仕事は、千歳市にある大手運送会社の営業所で荷物を受け取り、4トントラックで主に同市内の配送先に届けます。先輩からは「配達のスピードを競う必要はない。車間距離を十分に取り、スピードも抑えて走るように」「雪道では上り坂の途中で止まると、そのまま動けなくなるので気を付けるように」など、さまざまな具体的なアドバイスをもらったことが役に立っているそうです。

高橋さんが入社したのは昨年の春。つまり入社後、初めて迎えた冬が、後に「災害級の豪雪」とも呼ばれる大雪だったわけです。
「慎重に運転したつもりでしたが、車が埋まって動けなくなったこともありましたね。近くで業務をしている先輩たちがすぐにスコップを持って駆け付けてくれたんですよ」

先輩たちの中には、父親と同じ年代の人も多く「本当によくしていただき、可愛がってもらっています」と高橋さん。分からないことはなんでも質問しやすい雰囲気に加え、飲み物を差し入れてもらったり、休憩時間に趣味や車の話で盛り上がったり、楽しさを感じていると笑顔を見せます。