北海道ビジネスニュース【室蘭ゴルフ倶楽部】
2021年9月13日 公開
室蘭郊外の名門ゴルフ場に、上質でぜいたくな時間を楽しめるグランピング施設誕生。

細部にまでこだわる徹底した上質仕様。
宿泊は1日2組(1組最大4人まで)限定。2つのドームテントとウッドテラスからなるヴィラスイートで、夕食には選び抜かれた地元の旬な食材が楽しめます。オープンするや否や、ラグジュアリーでプライベート感あふれる空間が楽しめると高い評判を呼び、この夏は予約でほぼいっぱい。道外にもすでに多くのファンを獲得しています。その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。
自然に囲まれて楽しむ非日常感も魅力。
「ゴルフとグランピングを楽しみ、恵まれた自然のなかでゆったりとした時間を過ごしていただきたいという思いから、2年ほど前に構想がスタートしました。宿泊業を営むグループ会社のノウハウを生かし、徹底的に細部までゴージャスかつ上質な空間とすることにこだわりました」
オープンに向けてプロジェクトチームを結成し、家具、照明、リネン、食器類に至るまで、一つひとつ吟味を重ねたそう。特別な説明なしにご案内したお客様が、その上質な設えに気付き「いい品を使っているね」と褒めてくれる時のうれしさは何とも言えない、と小野原さんは話します。
グランピングコーナーの周囲は緑に囲まれ森の中のような雰囲気で、キタキツネやエゾシカなどがすぐ近くまで遊びに来ることも多く、特に本州のお客様には喜ばれるとか。
「通常のホテルでは常にお客様の様子に目を配り、きめ細かいサービスを提供することが求められますが、ここでは逆。あえて距離を置き、お客様が自由にこの場所での時間、非日常感を楽しんでいただけるように心掛けています」
接客にあたって大切にしていることは「五感」。目や耳に入るもの、におい、味、触った感じ、それぞれすべてを敏感にとらえ、お客様が快適に過ごせるよう主体的に考えてほしいと、現場で働くスタッフたちにも指導しているそうです。更に「自分自身が接客を楽しむことも何より大切」と、小野原さんは話します。
ゴルフのファンを増やすきっかけの一つに!
「当ゴルフ場は、土台がしっかりし戦略的な攻略が求められる名門コースとして好評をいただいています。ゴルフというと『敷居が高い』と思われがちですが、グランピングをきっかけにゴルフの魅力を知っていただき、ゴルフファンのすそ野を広げていきたいと思っています」
今後はグランピングに「ゴルフ1ホール体験」などを組み合わせたパッケージなども企画しているそうです。
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室蘭ゴルフ倶楽部 宿泊料飲営業部長 小野原努さん
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特注の家具や照明、シモンズ製のベッドなど、選び抜かれた上質の品々に囲まれて過ごす時間は格別。タオルやリネン、アメニティも徹底したこだわりが感じられるものばかりです。
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滞在は2つのドームテントとウッドテラスからなる総面積162平方メートルのヴィラスイートで。プライベート感があり、ゆったりとした時間が過ごせます。
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チェックイン後は専用カートで移動。
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食事場所となるテラス席はオープンエア。全身で感じる澄んだ空気も最高のご馳走です。
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食事はフレンチシェフ監修。絶品のラムチョップほか、地元の新鮮野菜やブランド豚「登別ホエー豚」などの厳選素材の味わいをダイレクトに楽しめます。
室蘭ゴルフ倶楽部

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