株式会社補償セミナリー

2022年3月1日公開

株式会社補償セミナリーは、公共事業などによって民間の土地の取得や建物の移転が必要になる場合、土地・建物を調査し、財産価値を算定する「補償コンサルタント」を事業に据える企業。管理部の水谷さんに就活生へのアドバイスや北海道で働く魅力を伺いました。

面接では本気と積極性を見せよう。

株式会社補償セミナリー管理部水谷真康さん（29歳）
北海道滝川市出身。北海学園大学卒業。

自身の失敗談から学内セミナーなどを積極的に活用しよう。

大学時代は公務員を目指していました。僕が力を入れたのは筆記試験に合格するための勉強が中心で、面接の練習はあまりしておらず…。「公共の福祉に寄与したい」とは思っていましたが、その気持ちを上手く伝えられずに良い結果が得られませんでした。
今の時代は各学校で業界研究や自己分析、面接対策といったセミナーが活発に行われています。しかも無料のものが大半（笑）。これらに参加しない手はありませんので、自分がなぜ希望する仕事に就きたいのか、しっかりと向き合ったほうが良いと思います。

面接のアドバイス面接中でもメモをして「勉強」しました。

大学卒業後は地元の滝川に戻り、アルバイトを経て病院の総務や経理、医療事務といった仕事に携わりました。ただ、心の中では「公共の福祉に寄与したい」という思いは膨らむばかり。昨年、何気なく転職サイトを眺めていたところ、公共事業に関係のある補償セミナリーの求人広告が目に止まり、迷わず応募することを決めました。
面接までに補償コンサルタントの仕事を自分なりに調べましたが、なかなか馴染みが薄く、具体的な業務内容まではイメージできませんでした。そのため、面接では「補償コンサルタントは日々どのようなことをしているのでしょうか？」と素直に聞き、その場でメモを取ったんです。面接中も会社のことを知る機会ととらえ、「勉強させてもらっている」という熱意を伝えるのも有効だと思います。

北海道で働く魅力北海道の食や風景、人の魅力に気付かされました。

当社は、公共工事による移転が余儀なくされた家や店舗の財産を一つひとつをくまなく調査し、補償額を算定しています。念願だった公共に役立つ仕事に関わることができ、やりがいでいっぱいです。
私たちの仕事の守備範囲は道内全域。いろんな街に出張に行くことも多く、道中で広大な風景を眺めるのはリフレッシュになりますし、地場の飲食店で食事をすると改めて「北海道のおいしさ」に気付きます。人口の少ないのどかな地域で調査すると、住民の方から「大変だね」や「ありがとう」と言葉をかけてもらうこともあるんです。こうした北海道の人のあたたかさに触れられるのも、この仕事の魅力に感じています。