私の選んだ職場【株式会社ほんま・月寒あんぱん本舗】
2019年7月8日 公開
明治39年創業のほんま。112年間にわたって作り続けてきた「月寒あんぱん」は、道内はもとより全国各地で愛される銘菓です。平成25年に札幌から移転・新築した恵庭工場では、約60名のスタッフがキビキビと働き、あんぱんやドーナツ、和洋菓子の製造に携わっています。そのなかの一人、森田雅希さんにお話を伺いました。
100年以上の伝統を守りながら、
時代に合わせたチャレンジも大切にする会社です。

株式会社ほんま・月寒あんぱん本舗 恵庭工場
開発部/森田雅希さん(22歳)
江別市出身。今年2月にほんまに入社し、焼き窯などの機械操作を担当。今後はさまざまな部署を経験し、一人前の職人を目指します!
開発部/森田雅希さん(22歳)
江別市出身。今年2月にほんまに入社し、焼き窯などの機械操作を担当。今後はさまざまな部署を経験し、一人前の職人を目指します!
前職は自衛隊!異色の経歴を選んだ理由は?
製造部で働くスタッフのなかでもひときわフレッシュで、熱心に作業に取り組む森田さん。今年2月に入社したばかりです。森田さんの前職は陸上自衛隊。戦車の乗員として活躍していたのだとか。随分異色の経歴のようですが…。
「高校卒業後、専門学校で情報プログラムを学んだのですが、これから先ずっと、会社員として生きていく自分の将来像がどうしても見えなくて。会社に入る前にまずは2年間、自衛隊という世界を体験しておこうと思ったんです」
自衛隊では食事作りを担当することも多く、それを口にした先輩隊員たちの笑顔を見るのがとてもうれしかった、と森田さん。2年が経過し、そのまま自衛隊での勤務を続けたい気持ちも強く、一週間ほど悩んだ末に「やはり当初の人生計画通り、一般企業に移ろう」と決意します。そんな時に目に留まったのがほんまの求人だったそう。
「北海道ではめずらしい100年以上の歴史ある企業だということ、学生時代から月寒あんぱんをよく食べていて、親しみがあったこと。また自衛隊時代の経験から『自分は食べ物を扱う仕事が得意なのかな』と考えるようになり、それが生かせたらいいなという思いで入社を決意しました」
「高校卒業後、専門学校で情報プログラムを学んだのですが、これから先ずっと、会社員として生きていく自分の将来像がどうしても見えなくて。会社に入る前にまずは2年間、自衛隊という世界を体験しておこうと思ったんです」
自衛隊では食事作りを担当することも多く、それを口にした先輩隊員たちの笑顔を見るのがとてもうれしかった、と森田さん。2年が経過し、そのまま自衛隊での勤務を続けたい気持ちも強く、一週間ほど悩んだ末に「やはり当初の人生計画通り、一般企業に移ろう」と決意します。そんな時に目に留まったのがほんまの求人だったそう。
「北海道ではめずらしい100年以上の歴史ある企業だということ、学生時代から月寒あんぱんをよく食べていて、親しみがあったこと。また自衛隊時代の経験から『自分は食べ物を扱う仕事が得意なのかな』と考えるようになり、それが生かせたらいいなという思いで入社を決意しました」
トラブル時にも冷静に対応。先輩の姿に抱く尊敬の思い
現在、森田さんが担当しているのは、窯から出てきたアツアツのあんぱんを素早く鉄板に並べ、包装担当のスタッフへと渡す作業です。入社直後は見学からスタートし、次に上司が付きっきりで指導。実戦デビュー後も先輩たちが親切に指導してくれたため、数日で仕事に慣れることができたと話します。
「先輩たちがみんなとても親切で、毎日楽しく仕事ができています。焼きすぎや変形など、何か問題があった場合にはすぐに機械を止めて対応するのですが、そういった時にも決して慌てず、冷静に不具合の点検などをしている姿を見ると、すごいなぁと思います」
本間さんがミスをしても細かくとがめられることなく、おおらかに「次から気を付けて」と言ってもらえるのが今の職場。「僕、実はミスの多い性格なんですが」と笑う森田さんですが、萎縮することなくのびのびと動け、結果的にミスも少なくて済むようになっているのでは、と感じているそうです。
「先輩たちがみんなとても親切で、毎日楽しく仕事ができています。焼きすぎや変形など、何か問題があった場合にはすぐに機械を止めて対応するのですが、そういった時にも決して慌てず、冷静に不具合の点検などをしている姿を見ると、すごいなぁと思います」
本間さんがミスをしても細かくとがめられることなく、おおらかに「次から気を付けて」と言ってもらえるのが今の職場。「僕、実はミスの多い性格なんですが」と笑う森田さんですが、萎縮することなくのびのびと動け、結果的にミスも少なくて済むようになっているのでは、と感じているそうです。
仕事の成果が明確に見えるものづくりの楽しさ
休みの日にスーパーなどに出かけて〝月寒あんぱん〟を見かけると「これは自分が作ったものだ、といううれしさがこみ上げてくるんです」と森田さん。同行のご両親もまたうれしそうな笑顔になるのを見て「この仕事を始めて本当に良かった」と感じるそう。
森田さんは、今後ほかの工程もローテーションしながら、和菓子作りの技術と知識を身に付けていくことに。
「ものを作る仕事は、成果がはっきりと見えて、とてもやりがいがあります。100年以上の伝統を守りながらも、時代に合わせた研究も大切にするのが当社の魅力です。将来的には商品開発にも携われるよう、勉強を重ねていきたいと思います」
森田さんは、今後ほかの工程もローテーションしながら、和菓子作りの技術と知識を身に付けていくことに。
「ものを作る仕事は、成果がはっきりと見えて、とてもやりがいがあります。100年以上の伝統を守りながらも、時代に合わせた研究も大切にするのが当社の魅力です。将来的には商品開発にも携われるよう、勉強を重ねていきたいと思います」
3つの働きやすさPOINT
【POINT-1】100年以上の歴史を誇る伝統ある企業。
明治39年に創業。主力製品である月寒あんぱんは道内外、海外でも愛されています。伝統を守り育てるやりがいがあります。
明治39年に創業。主力製品である月寒あんぱんは道内外、海外でも愛されています。伝統を守り育てるやりがいがあります。
【POINT-2】和気あいあいとした雰囲気で働きやすい。
社員、パートスタッフとも仲が良く、アットホームな雰囲気。何かあれば互いに助け合う、温かみのある社風です。
社員、パートスタッフとも仲が良く、アットホームな雰囲気。何かあれば互いに助け合う、温かみのある社風です。
【POINT-3】福利厚生が充実しプライベートも充実。
恵庭のほか札幌、千歳、江別も通勤圏。さぽーとさっぽろ福利共済に加入しており、さまざまな施設で割引特典が受けられます。
恵庭のほか札幌、千歳、江別も通勤圏。さぽーとさっぽろ福利共済に加入しており、さまざまな施設で割引特典が受けられます。
北海道の100年企業から、道外、海外でも愛され新時代へと羽ばたく企業へ。

当工場ではあんぱん、ドーナツそれぞれ年間約500万玉を製造しています。10年ほど前から道外のスーパーでの商品展開を開始し、今では沖縄から札幌までのコープさんで「月寒あんぱん」をお買い求めいただけます。シンガポール、アメリカ、ドバイ、中国など、海外進出も順調に軌道に乗り始めているのが、令和を迎えた「ほんま」です。
工場運営にあたって大切にしているのは、常に和やかな雰囲気で、力を合わせて仕事を進めること。ロスが出た時にはみんなで分けて食べるなんていう特典も…(笑)。商品開発や改善提案など、何でも話しやすい環境を整え、やる気や頑張りにしっかりと応えていくよう心がけています。
株式会社ほんま・月寒あんぱん本舗 恵庭工場
工場長/児玉正章さん
工場運営にあたって大切にしているのは、常に和やかな雰囲気で、力を合わせて仕事を進めること。ロスが出た時にはみんなで分けて食べるなんていう特典も…(笑)。商品開発や改善提案など、何でも話しやすい環境を整え、やる気や頑張りにしっかりと応えていくよう心がけています。
株式会社ほんま・月寒あんぱん本舗 恵庭工場
工場長/児玉正章さん
株式会社ほんま
月寒あんぱん本舗 恵庭工場

私の選んだ職場
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