私の選んだ職場【社会福祉法人ほくろう福祉協会】
2019年11月4日 公開
札幌市内を中心に、高齢者福祉の分野を専門領域とした福祉事業を展開している社会福祉法人ほくろう福祉協会。今回は特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」で働く加納拓斗さんに、お話を伺いました。
ワークライフバランスを重視できる環境と、
新人を支えてくれる体制が、魅力の職場です。

社会福祉法人ほくろう福祉協会
特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」
加納拓斗さん
長沼町出身の21歳。平成30年4月に新卒職員として入職。休日にキャンプを楽しむのが趣味。
特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」
加納拓斗さん
長沼町出身の21歳。平成30年4月に新卒職員として入職。休日にキャンプを楽しむのが趣味。
介護動線を工夫し、職員の負担も軽減。
加納さんが介護業界に興味を抱いたのは高校2年生のころ。授業の一環としてデイサービスへ実習に出掛け、高齢者と触れ合った経験が心に残ったと振り返ります。
「実習はわずか2日間でしたが、リハビリやレクリエーションでお年寄りと触れ合うたびに、感謝の言葉を掛けられました。僕は人と話すことが好きですし、人の役に立つ仕事に就きたいと考えていたので、介護業界はピッタリだと思ったんです」
高校卒業後、栗山町の北海道介護福祉学校に進学した加納さん。机上の学びに加え、さまざまな福祉施設へ実習に行ったことで理想とする介護が見えてきました。
「僕が働いてみたいと思ったのは、ユニットケアを行う介護施設です。お年寄り一人ひとりの状態やペースに合わせ、生活をサポートできるところが魅力に感じたんです」
就職活動で先生に紹介された見学先の一つが、特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」。ユニットケアによる家庭的な雰囲気が理想と重なった上、職員の介護動線まで考えられた施設に驚いたといいます。
「例えば、各階にオムツを捨てられるダストシューターがあったり、汚物の洗い場も腰をかがめなくて良い高さに設けられていたり、職員の負担を軽減する工夫がそこかしこに見られました。働きやすさの面でも安心できたのが入職の決め手です」
「実習はわずか2日間でしたが、リハビリやレクリエーションでお年寄りと触れ合うたびに、感謝の言葉を掛けられました。僕は人と話すことが好きですし、人の役に立つ仕事に就きたいと考えていたので、介護業界はピッタリだと思ったんです」
高校卒業後、栗山町の北海道介護福祉学校に進学した加納さん。机上の学びに加え、さまざまな福祉施設へ実習に行ったことで理想とする介護が見えてきました。
「僕が働いてみたいと思ったのは、ユニットケアを行う介護施設です。お年寄り一人ひとりの状態やペースに合わせ、生活をサポートできるところが魅力に感じたんです」
就職活動で先生に紹介された見学先の一つが、特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」。ユニットケアによる家庭的な雰囲気が理想と重なった上、職員の介護動線まで考えられた施設に驚いたといいます。
「例えば、各階にオムツを捨てられるダストシューターがあったり、汚物の洗い場も腰をかがめなくて良い高さに設けられていたり、職員の負担を軽減する工夫がそこかしこに見られました。働きやすさの面でも安心できたのが入職の決め手です」
職員の悩みを吸い上げる専門職「介護主任(育成担当)」。
社会福祉法人ほくろう福祉協会は、新人育成にも力を入れている介護施設。加納さんも 入職間もないころは先輩方の指導によく助けられたそうです。
「リーダーや介護主任に分からないことを尋ねると、作業の手を止めてでも親身に教えてくれました。むしろ僕が困っている様子に気付き、先輩方から声を掛けてくれるんです。オムツのあて方やスキンケアなど、法人内の研修も豊富で勉強の場も多いと思います」
同法人では、5年ほど前から新人を中心に仕事やメンタル面の相談ができる介護主任(育成担当)という専門のポジションを設置。加納さんも入職当初は小まめに面談してもらったそうで、「心が折れそうになった時、介護主任(育成担当)に励ましてもらってモチベーションが高まりました」と表情を緩めます。
「夜勤は通常一人体制ですが、仕事の流れや注意点を覚えられるまでは先輩と一緒。僕の場合は半年ほどかけて独り立ちできました」
今は担当する入居者様の課題を、ユニットの職員全員で解決することに喜びを感じているのだとか。食が細くなった入居者様がたくさん食べられるようになった時は、「うれしさもひとしおでした」と笑顔を見せます。
「リーダーや介護主任に分からないことを尋ねると、作業の手を止めてでも親身に教えてくれました。むしろ僕が困っている様子に気付き、先輩方から声を掛けてくれるんです。オムツのあて方やスキンケアなど、法人内の研修も豊富で勉強の場も多いと思います」
同法人では、5年ほど前から新人を中心に仕事やメンタル面の相談ができる介護主任(育成担当)という専門のポジションを設置。加納さんも入職当初は小まめに面談してもらったそうで、「心が折れそうになった時、介護主任(育成担当)に励ましてもらってモチベーションが高まりました」と表情を緩めます。
「夜勤は通常一人体制ですが、仕事の流れや注意点を覚えられるまでは先輩と一緒。僕の場合は半年ほどかけて独り立ちできました」
今は担当する入居者様の課題を、ユニットの職員全員で解決することに喜びを感じているのだとか。食が細くなった入居者様がたくさん食べられるようになった時は、「うれしさもひとしおでした」と笑顔を見せます。
新人時代に助けてくれた主任たちのようになりたい!
加納さんは職場の働き方にも満足しています。シフトの時間帯を細かく設定し、短時間のパートさんを配置することで職員が長く働かずに済むよう負担を軽減。さらに、夜勤専属のスタッフもいるため、夜勤は月に3〜4回の出勤と介護業界では少ないほうだと言います。
「お休みも月に10〜11日取れますし、希望もほとんど通ります。有休も消化しやすいので、3連休を作ることも当然ながら可能です。職員同士が協力し合っていることもあり、ワークライフバランスを重視できる環境に満足しています」
今後は経験を積んでケアマネジャーの資格取得を目指すとともに、新人時代にサポートしてくれた先輩方のようになりたいと加納さんは目を輝かせます。
「主任たちは、どんなに忙しくても入居者様の話をゆっくりと聞き、介護の一つひとつに 根拠を持って取り組んでいます。だからこそ、入居者様からもスタッフからも信頼されている…早くそんな職員に成長したいです!」
「お休みも月に10〜11日取れますし、希望もほとんど通ります。有休も消化しやすいので、3連休を作ることも当然ながら可能です。職員同士が協力し合っていることもあり、ワークライフバランスを重視できる環境に満足しています」
今後は経験を積んでケアマネジャーの資格取得を目指すとともに、新人時代にサポートしてくれた先輩方のようになりたいと加納さんは目を輝かせます。
「主任たちは、どんなに忙しくても入居者様の話をゆっくりと聞き、介護の一つひとつに 根拠を持って取り組んでいます。だからこそ、入居者様からもスタッフからも信頼されている…早くそんな職員に成長したいです!」
成長するための制度や機会が数多い職場です。

当法人の教育制度の大きな特徴が育成担当の介護主任というポジションがあることです。介護の現場では「相談したくても忙しそう…」ということも多いため、悩みを吸い上げる窓口に特化したポジションを置いています。活用できるのは新人さんに限りません。私も主任に昇格した際はスタッフをどうまとめるか相談しました。その他、資格取得の受験費用や勉強会への参加をサポートするSDS制度など、成長するための機会は数多く整っていると自負しています。 こうした環境の中で加納さんは、キチンと目標を定めて一生懸命頑張っています。だからこそ、私や先輩方は彼のやる気に応えようと常に気に掛けているんです。介護の世界で成長するには素直さやひたむきさも素養の一つだと思います。
社会福祉法人ほくろう福祉協会
特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」
介護主任/井上実可子さん
特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」
介護主任/井上実可子さん
社会福祉法人ほくろう福祉協会
特別養護老人ホーム「サポーティ・もみじ台」

平成29年に開設した6階建ての施設。入居者様が暮らしやすい居住空間を追求し、介護動線も考慮したコンパクト空間に。地域の方も気軽に立ち寄れる施設として「カフェもみじ」も併設。
私の選んだ職場
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