私の選んだ職場 待遇にも働き方にも、意見を何でも伝えられる環境にも大満足です。【中部飼料株式会社 北海道工場】

2025年6月23日 公開

中部飼料株式会社は、牛や豚、鶏といった家畜の餌を製造・販売する大手飼料メーカー。日本の食の根幹を支える職場で働く日下勝太さんに、仕事の魅力や手応え、働く環境について伺いました。
製造課製造係 主任/日下勝太さん
苫小牧市出身。高校生までサッカーに打ち込んできたスポーツマン。今はファッションを楽しむのが趣味。

規模の大きさと安定感に引かれて就職。

日下さんは子どものころからサッカーを続け、高校では体育科でスポーツと勉強を両立していた文武両道タイプ。卒業後の進路ではサッカーを続ける道も頭をよぎりましたが、部活の顧問から中部飼料の北海道工場の職場見学を勧められたと振り返ります。
「高校生の当時は業界も職種も分からず、中部飼料というくらいなので家畜の餌を作っているのだろうと思った程度です(笑)。ただ、工場見学の時、名古屋に本社がある大手だと知り、製造現場のスケールも大きかったことから、安定している企業だと感じました」
日下さんは地元志向が強かったこともあり、高校卒業後に中部飼料に就職。製造課に配属された後は、機械を扱う部門だからこそ安全面について徹底的に教わりました。
「製造課は飼料を配合する部門、牛のペレット(材料を粉末にし、圧縮した動物の飼料)を製造する部門、豚・鶏用のペレットを作る部門、仔牛が飲むためのミルクを生産する部門の4つに大きく分かれています。僕が最初に担当したのは牛のペレット作りです」
飼料の製造といっても手作業はほとんどなく、パソコンで機械を操作するのがメインなのだとか。とはいえ、機械トラブルが起きた時には現場に駆け付けて対応したり、日常の整備を行ったり、機械に触れる仕事も少なくないそうです。
「部品の名称や役割、自分たちで対応できる簡単な修理などは先輩方が丁寧に教えてくれました」

新工場の立ち上げという貴重な経験を積んだ日々。

日下さんは約4年ほど牛のペレット製造に携わりました。中部飼料は社員のスキルアップのサポートに積極的で、その間にもフォークリフトや玉掛け(フックに荷物を掛けたり外したりする作業資格)などさまざまな資格を取得しました。
「入社から約4年後、当社の釧路工場が稼働間近となり、その応援部隊になるよう打診を受けました。新工場の立ち上げにかかわれる機会は滅多にないため、自分の経験値アップのためにも引き受けることを決めたんです」
釧路工場では、製造のオペレーションやトラブル対応の基礎を固めながら、時には「今後を考えると、業務の流れを変えたほうが良い」といったアイデアを発信。道外の応援部隊と共に安定稼働に向けて試行錯誤を続けました。
「釧路工場には最新のシステムも導入され、後に苫小牧に戻った時にも業務改善に生かすことができました。加えて、製造現場では僕が一番年上だったので、後輩のマネジメントを経験できたことも大きな財産になったと思います」
日下さんは釧路工場で4年ほど働き、主任にステップアップ。2023年10月に苫小牧市の北海道工場に戻ることになり、今度は配合の部門に配属されました。
「配合部門ではあらかじめ決められた材料の割合や厳格なルールを守り、各部門に半製品を送っています。牛のペレットと同様にパソコン操作がメインですが、僕らの重要な役割は出荷時間までに生産の予定を立てることです。各部門の司令塔としてスケジュール通りに製造できた時は大きな達成感を得られます」

改善案も不満も、思ったことを伝えられる環境。

日下さんが所属する製造課は、夜勤も含めた4つの時間帯を1週間ごとに交代するシフト制。入社当初は夜間の仕事に体が慣れず大変だったと本音を語りますが、今は働き方にすっかりとなじみ、それぞれの時間帯の余暇の過ごし方も満喫していると笑います。
「製造課は基本的に土日が休みで、年間休日は123日です。仮に休日出勤となっても代休が取れます。有給休暇もほぼ好きなタイミングで取得でき、急きょ体調を崩した時もお休みに対応してくれるので働く環境は安心です」
中部飼料は、待遇も大手基準。日下さんも入社から順調に基本給が上がり、趣味のファッションを楽しみながらも、しっかりと貯金ができるといいます。中には、20代で家を建てる社員もいるというから驚きです。
「働く環境や待遇が良いこともさることながら、当社は業務改善や効率化のアイデアを形にしやすい社風です。上司や先輩は、たとえ不満に感じていることでも意見に耳を傾けてくれ、課題解決の方法をみんなで考えて実践できます。思ったことを伝えられる環境が、長く働ける理由です」

「働きやすさ」3つのポイント!

年間休日が123日で有給休暇も取りやすい環境。
製造課は基本的に土日が休みで、休日出勤の際は代休が取れます。年末年始や夏季休暇もあり、有給休暇もほぼ希望日に取得できる環境です。
20代で家を建てる社員もいるほど好待遇。
本社を名古屋に構えていることから、給与は本州と同水準。昇給や賞与に加え、充実の手当もあるため、20代のうちに家を建てる社員も少なくありません。
どんな意見も伝えやすい社風。
新人だから、若手だからと遠慮することはなく、誰でも意見を伝えやすい風通しの良い社風。改善案でも不満でも、上司や先輩がしっかりと耳を傾けます。

主体的に動ける人のほうが楽しめる環境です。

製造課 製造課長/柾谷 勲さん

当社は昔から「現場社員」を大切にし、教育や視察渡航費も惜しまず投資する社風です。飼料工場で働く上で欠かせないライセンスはもちろん、その試験対策講習や自己研さんの資格取得、更に他拠点の視察にかかる費用などは会社が負担しています。
北海道の拠点には若手が多く、ボトムアップで意見を形にできる雰囲気の良さも相まって定着率は非常に高いほうです。日下くんも、よく改善案を提案してくれたり、業務が滞るポイントを教えてくれたり、職場をより良くしていこうという意気込みが感じられます。製造課の業務はルーチンも多いですが、こうして主体的に動いていける方は、アイデアを形にできる分、楽しんで仕事に取り組める環境です。

中部飼料株式会社 北海道工場

牛や鶏、豚、魚の食料である飼料の企画・製造・販売を通じ、全国の畜水産業と共に、日本の「食」を支えるメーカー。高い「営業力」「開発力」「技術力」で顧客のありとあらゆるニーズに対応できるところも高評価。
北海道苫小牧市晴海町43番地46
TEL.0144-35-5511
https://www.chubushiryo.co.jp/

私の選んだ職場

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