転職を重ねたどり着いた、本当になりたい自分。【藻岩この実会 第2この実寮】
2024年4月1日 公開
転職を繰り返し、明確化した将来像。
「大学で取得した管理栄養士の資格を生かそうと、卒業後は道南のある町役場に就職しました。数年を経て、たまたま異動で介護保険係に配属になり、そこで出会ったケアマネージャーさんに感銘を受けたのが、福祉に興味を抱いたきっかけです。高齢者の困りごとに丁寧に耳を傾ける姿を見ているうちに、いつしか僕も悩める人々を間近で支える存在になりたいと思うようになりました」
その後、病院の管理栄養士を経て札幌市の就労支援B型事業所で支援員として働き始め、約2年間、障がいを持つ人たちの支援に携わりました。
「病院では『悩みを抱えているのは、高齢者だけじゃない』と気付き、続くB型事業所では、就労支援や生活支援など、さまざまなニーズに合った支え方があるという事も知りました」
家庭との両立を目指し見つけた新天地。
「当初から子どもが生まれたら、僕も積極的に育児に参加したいと考えていました。妻が仕事に復帰する時のことも考慮して、平日に休みをとれるシフト制の職場に転職しておけば、家庭と仕事を両立できると思ったんです。子どもの検診や役所の手続きって、平日の昼間に入ることが多いですからね」
そんな時、見つけたのが「藻岩この実会」の求人。介護系の資格無しでも働けることに加えて、シフト制勤務、年間休日124日といった環境が家庭との両立にもぴったりだと感じたそうです。
「もちろん、自身のステップアップも転職の目的でした。当法人は北ノ沢地区で通所型、入居型、就労継続支援と複数の施設を集約しているのが特徴で、支援が必要になる入り口の段階から『終の住まい』まで、利用者様のライフスタイルや障がいの度合いに応じてさまざまなサービスを提供できます。他の法人と比較して、より幅広いことが学べそうだと確信したんです」
福祉の思想が生んだ、働きやすい職場環境。
「当法人では無資格・未経験の人でも活躍できるよう、先輩や上司が丁寧に仕事を教えてくれます。また家庭の時間も確保しやすく、育児の都合で早退や欠勤が必要な時も、すぐに対応してくれると聞いて安心しています」
また子育ての他にも、家族の介護、スタッフ自身の病気や怪我など、プライベートな事情に対しても自然と気遣いが生まれる職場ということも実感しているとか。
「僕たちの仕事は、人の暮らしや人生を支えるのが役割です。それは障がいの有無にもかかわりません。ですから同じ職場の同僚に対しても、何かあったら自分が支えるという気持ちが、一人ひとりの心におのずとわいているのかもしれませんね」
最後に、今後の目標を伺いました。
「仕事の面では実務を積んで介護福祉士の資格取得を目指します。一方、職業人としてではなく人間として、生きづらさを抱えた人に当たり前に手を差し伸べられる存在でありたい。そうして地域を支えられる人間になることが、ここで新たに見つけ出した夢なんです」
髙西さんの仕事遍歴
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22歳
大学卒業後、道南にある町役場に就職。 -
27歳
管理栄養士として病院勤務。障がい福祉を知る。 -
28歳
B型作業所に転職。生活支援の存在を知る。【TURNING POINT!】 -
30歳
「この実会」介護スタッフに。
上司からのメッセージ
社会福祉法人藻岩この実会
第2この実寮
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転職ストーリー
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