聞き上手になれるカードゲーム キキジョーズ!【株式会社イーパブリッシャー】
2026年10月26日 公開

19歳で起業し、
ネットビジネスの世界へ。

株式会社イーパブリッシャー代表取締役 阿部 翔太さん
「2000年代半ば当時は、世の中でさまざまなネットビジネスが生まれていたころでした。高校の同級生でも月に30〜40万円も稼いでいる人がいて、ネットってすごいな、自分にも何かできそうだなと思ったのが、この世界に身を置いたきっかけです」
まず始めたのは骨董店の商品をネットオークションやECサイトで販売するビジネス。そこで着実な手応えを得て、専門学校を退学し起業。その後、検索エンジンの仕組みを研究してWebマーケティングや広告などへと事業を拡大していきます。
「当時の検索エンジンは今ほどアルゴリズムが複雑化していなくて、研究していくとアクセス数を増やすための『勝ち筋』が見えてきたんです。アクセス数が増えるとサイトに掲載される広告枠も価値が上がるので、次は広告を提案して売っていく…それも軌道に乗って、30歳ぐらいには、経済的な自由度もかなり高まったので、これからは『好きな仕事だけやっていく』という形に変わっていきました」
6年前、第一子の長男が誕生してからは、仕事から離れ子育て中心の生活を送っていたという阿部さん。一方で、次第にある思いも芽生えていったと言います。
「ネットのものって、形として残らない感覚があるんです。特に僕は裏方の仕事が多かったので、人に説明しにくいものも多くて…次に何かやるなら、もっと表立った仕事で、実際に手に取れるアナログな物作りがしたいと考えていました」
5歳の息子との会話から
「聞くゲーム」が誕生。
「子どもってまとまりの無い話が延々と続くので、大人側も聞くことに疲れちゃうんですよね。そこで『パパが話すから質問してね、次はパパが質問するからね』という感じで、交互に質問し合う習慣を付けるようにしたんです。よく考えると、大人同士の会話でも、相手の話をどう聞けばいいか迷うことってありますよね。そこから、会話を起点にしたカードゲームを思い付きました」
試作段階では自宅でプリントしたものを仲間たちと実際に遊びながら、改良を重ねていきました。
「最初はトークテーマだけをカードにして、自由に質問していくゲームだったんです。でもテストすると、元々聞き上手な人ばかりが話してしまって、質問が思い付かない人は、なかなか会話に入れませんでした。そこで、質問のきっかけになる『キーワードカード』を作り、誰もが会話しやすいルールへ改善していきました」
お金よりも、
楽しい物作りを。
「息子はすごく楽しんでくれています。最近は普段の会話でも『明日何する?』とか『それいつやったの?』とか、まるでカードを使っているような質問をしてくれるようになって、僕の苦労が減りました(笑)。まさに、聞き上手になってきている実感があります」
今後は、より子ども向けのトークテーマを取り入れた「キキジョーズ!キッズ」も構想中だという阿部さん。
「お金だけを考えるなら、従来通りネットの仕事を続けるという選択肢もあります。でも今は、お金のためではなく、自分が楽しいと思えること、子どものためになることをやりたいと考えています。仲間と集まって、遊びながら何かを作る…これくらいの距離感がちょうどいいのかもしれません」
ここがこだわり! 開発のポイント
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北海道発!商品誕生エピソード
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