2019/09/02[mon] update

北海道発!商品誕生エピソード【滝農園×意食充株式会社|しろみつとろきび】

自然に逆らわずにはぐくんだ、奇跡の糖度のトウモロコシ「しろみつとろきび」
滝農園[江別市]×意食充株式会社[札幌市]

情熱ある生産者によって作られた安心安全な農作物だけを扱う、通販サイト「北の宝石 HOKKAIDO SNOW JEWELS」。その取扱い品目のなかでも特に人気が高く、テレビ番組でも注目を集めたトウモロコシがあります。最高糖度は25度。「しろみつとろきび」と名付けられた、そのトウモロコシが育つ農園を訪ねました。

粒と粒の間に蜜が滴る
甘さ濃厚なトウモロコシ。

意食充株式会社 代表取締役/上山琢矢さん(左)
滝農園 園主/滝 一芳さん(右)
江別市篠津地区に広がる滝農園。ここで育つトウモロコシの平均糖度は、16〜20度程度。最高25度を記録したこともあり、朝採り直後に皮をむくと粒と粒の間に甘い蜜が滴ります。園主の滝一芳さんは4代目。以前は米やレタスなどさまざまな作物を作っていましたが、約20年前からはトウモロコシ、それも味来(みらい)という品種一本に絞っているそうです。味来の特徴は糖度が高く、皮が薄くて食味が良いこと。一方で発芽率が低く、栽培には非常に手間がかかるため、生産する農家が少ない希少種となっています。
偶然知り合った滝さんの味来に惚れ込み「しろみつとろきび」というネーミングで販路拡大に取り組むのは、意食充株式会社の上山琢矢さん。最も糖度が上昇する早朝に収穫されるトウモロコシ、その鮮度を落とさないよう細心の注意を払った流通体制で、お客様の元へと送り出します。膨大な手間をかけ、高価な栄養を惜しみなく与えて育てるしろみつとろきびは、1本350円前後。一般的なトウモロコシの約3倍の価格ながら、意食充が運営する通販サイト「北の宝石 HOKKAIDO SNOW JEWELS」や本州の北海道物産展で、完売続出の人気です。とろけるようにジューシーで濃厚な甘さは、テレビ番組でも紹介され話題を呼びました。

自然との共存を大切に
手間も栄養も惜しまない。

栽培にあたって滝さんが大切にしているキーワードは〝共存〟。土の自然なバランスを崩したくないと、除草剤や殺虫剤は使いません。たっぷりの有機質や微生物を土に入れるのをはじめ「人の体にいいものは土にもいい」と黒酢や酵素、ニンニクエキスなども混ぜ込むそう。
さらに通常、一つの畑で同じ作物を作り続ける「連作」は避けるべきとされますが、滝さんの方針は違います。
「人がダメだって言うことはつい試してみたくなるたちで(笑)。だってそれでうまくいったら面白いでしょう。連作がダメな理由が『養分が足りなくなるから』なら、それ以上の養分を入れればいいだけ」
土の栄養が豊富で農薬類を使わないとなれば、当然草抜きの作業の手間は膨大なものに…。1シーズンに何度も何度も繰り返すことが必要になります。滝さんは炎天下も雨上がりのぬかるみもいとわず土の上に座り、トウキビをかき分けながら黙々と草を抜き続けます。
「一番大変な作業こそ自分が率先してやる。そうでないと誰もついてきてくれないものね。仕事自体は大変だけど、楽しくやりたい。うちのトウキビを楽しみにしてくれるお客様がたくさんいて、パートさんたちも食を通じて人を幸せにできる誇りを持ってくれている。この仕事をしていたからこそ、上山くんのような応援団にも出会えた。多くの人に支えられ、ありがたいことだと思いますよ」

「おいしいね」で終わらせず
作り手の思いを伝えてこそ。

滝さんが真心を込めて育てたしろみつとろきび。「もっと多くの人に知ってほしい」と上山さんの応援にも熱が入ります。「まずは食べてもらうこと。そして『おいしいね』で終わらせず、どうしてこんなにおいしいのかを伝えることですよね。滝さんがどれだけ汗を流してこのトウキビを作っているのか。畑に立つ作り手の背中から預かった魂と志をお客様に届けるのが、僕の仕事なんだと思っています」

ここがこだわり!開発のポイント

黒酢やミネラルで栄養たっぷりの土作り
高価な黒酢をはじめとする人の体にも良い栄養、有機肥料をふんだんに与え、微生物が豊富で元気な土作りを行います。
一年を通じて風が強く寒暖差の大きい気候
風が強く害虫の被害を受けにくい土地柄を生かし、余分な農薬は不使用。昼夜の寒暖差は糖度の高さにつながります。
収穫スタートは朝3時保冷したまま迅速に輸送
トウモロコシの糖度が最も上昇する早朝に収穫。保冷車で空港に直行して空輸するなど、糖度もおいしさも逃しません。
「生産者の方と心を一つにして『売る』から『売れる』を目指したいと思っています」と上山さん。
みずみずしく噛んだ瞬間に蜜のような果汁が口いっぱいに…。生でも2分ほどゆでても美味。
「企業秘密なんてないよ(笑)。聞かれたら何でも話しちゃうね。みんなでおいしいものを作れたら、それが一番」と滝さん。
20年前には約1万本だった生産量が現在では約16万本。約400アールの畑が広がります。
滝農園
約20年にわたり希少品種のトウモロコシ「味来」のみを栽培。現在は約400アールの畑で年間16万本を生産する。
江別市篠津425
意食充株式会社
主に北海道の生産者によって作られた安心安全な農作物・加工品を応援。販路開拓を基点とした総合プロデュースを行う。
札幌市北区新琴似1条7丁目5-1
北の宝石 HOKKAIDO SNOW JEWELS
https://snow-jewels.com
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