愛犬と一緒に食べられる、ヴィーガン&グルテンフリーケーキ【CHaT VEGAN AND GLUTEN FREE for dog & human】
2025年3月31日 公開
自身の小麦アレルギーが、洋菓子店設立のきっかけに。
幼少期から小麦アレルギーを持ち、「食べたいのに食べられない」というジレンマを抱えながら育ったと言う柴田さん。お菓子作りに携わるきっかけとなったのは、大学進学を機に上京した後のことでした。
「当時アレルギー症状が落ち着いていたので、思い切って洋菓子店でアルバイトを始めたんです。小麦を使った洋菓子を扱っていたことからやはり症状が出てしまい、長くは続けられませんでした。ただこの出来事を機に、小麦が食べられない人にも洋菓子を届けたいという思いを強く抱くようになったんです」
その後、誰もがお菓子を楽しめる世界をつくりたいという思いのもと、大学へ通う傍らで洋菓子開発を続けたと言います。
「大学で専攻していた物理学の知識だけではなく、化学や生物学、栄養学などを学んで、グルテンフリーのお菓子を試作しました。次第に動物性食品を一切使わないヴィーガン向けのお菓子作りにも興味がわいて、卵、乳製品の代替品の研究も始めました。書籍や海外論文などの情報を頼りに試行錯誤を繰り返し、できたお菓子は他校の学生にも試食をしてもらう日々でした」
新たに開発したのは、愛犬と共に楽しめる洋菓子。
「昨今は人間だけではなく、アレルギーやアトピー性皮膚炎に悩まされるペットも急増していると言います。そんな動物たちにももっと食べることを楽しんでほしいという思いでブランドの商品開発に踏み出しました」
試作を繰り返し、開発にかかった期間はおよそ3カ月。出来上がった商品は、一見すると人間用のケーキそのものです。
「見た目だけではなく、味や食感にもこだわって、ワンちゃんにも飼い主さんにも『おいしい』と思ってもらえる商品を目指しました。ワンちゃんの体に不必要な砂糖類は使用しない代わりに、混ぜ込むフルーツの甘みを生かす工夫をしたり、樹液から作られた甘味料を使用したりしています。材料はどれも人間が口にするものと同等の〝ヒューマングレード〟のもの。中でも味のベースとなる米粉は主に北海道産の「ゆきひかり」を使用しました。さまざまな米粉を試食した中で、最もおいしいと感じられた米粉のひとつです」
人にも動物にも、食べる楽しみと喜びを。
「『偏食だった子が食べてくれた』と言うお客さまが多く、とてもうれしかったです。材料の安全性だけではなく、おいしさにまでこだわって作ったことがワンちゃんにもちゃんと伝わっているんだと実感した瞬間でした。『アレルギーを気にせず食べられる』と言う反響も多くあり、今後も多くのワンちゃんにお菓子を届けたいという思いが強くなりました」
ご自身の体験に基づいた「誰もが食べることを楽しめる世界を」という思いは、今回の商品コンセプトにもつながっています。
「商品は現在、本店受注販売と一部のペットショップなどで購入可能になっていますが、ゆくゆくはドッグカフェやホテルなどでも展開できたらと考えています。愛犬といっしょにお出掛けをする日やお誕生日など、特別なシーンでCHaT VEGAN AND GLUTEN FREEのお菓子を選んでもらえたらうれしいです」
ここがこだわり!企画のポイント
CHaT VEGAN AND GLUTEN FREE
新ブランド「CHaT VEGAN AND GLUTEN FREE for dog & human」を立ち上げたばかり。代表柴田さんによる、北ガスクッキングスクールでのお菓子教室も好評開催中。
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