寒い冬の熱いレース「スノーデュアスロン北海道」が開幕!
2025年1月13日 公開

札幌の舞台となる「国営滝野すずらん丘陵公園」は、自信がある方向けロングスパンのAコース(11キロ・2時間目安)、初心者の方にもおすすめのBコース(5キロ・1時間目安)の2種類。大会前には「大人になってはじめるクロスカントリースキー教室」も開催します。
「スポーツという単語は、もともとラテン語の『別の場所に運ぶ・移す』から転じた『気分を変える=disport』が語源だと言われています。花サイクルクラブも、女性達が家庭や仕事から離れ、スポーツを楽しむことを目的として設立されました。そんな私たちが『冬でも自転車に乗りたい』と思い立ち、せっかくならクロカンのコースを使いたい…と、『NPO法人北海道歩くスキー協会』にお声掛けしたのがきっかけで誕生したのがスノーデュアスロン。自転車とクロカンそれぞれの愛好家たちが交流し、同時に体験することで『クロカンも面白いね』と新たなファンを生む効果もあると考えたんです」
「北海道の恵まれた自然の中で体を動かす爽快感はもちろん、自分のペースで楽しめる自由さ、完走やタイム更新といった自分の目標を叶えた時の達成感など、エンデュランス(持久力)系スポーツという点で一致しています」
今年で干支一回りの第12回目を迎える同大会。続ける中で変化もありました。
「最近は積雪量も降雪期間も短くなり、温暖化の影響をひしひしと感じています。それもあって、今は『みんなでつくる大会』を意識し、ご参加の方々にもゴミを拾う、分別するといったさまざまなご協力をいただいています。小さなアクションで運営の省力化や環境の保護といったサステナビリティにつながる事を感じて欲しいというのが私たちの願いです」
将来的にはスノーデュアスロンを「生涯スポーツ」として定着させたいという高橋さん。今後もとことん参加のハードルを低くすることで、高齢の方まで参加してもらえる大会を目指しているといいます。
「おかげさまで70歳前後の方でも多くご参加を頂いています。大会では順位やタイムを競いませんし、厳しいルールも課されていません。実際、1時間ほどのコースを3時間かけてゴールした方もいましたし、途中で自転車を下りたり、スキー板を外したりする方もいます。とにかくより多くの方に、純粋なスポーツとして楽しんでいただければ嬉しいです」
スノーデュアスロン2025 第12回 滝野公園大会
共催:NPO法人北海道歩くスキー協会、国営滝野すずらん丘陵公園
後援:北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会
特別協賛:ジョブキタ
協賛:協力 イオン北海道株式会社、PADDLE CLUB
「大人になってはじめるクロスカントリースキー講習会 in 滝野公園」
- 前のページへ
- 次のページへ
ピックアップ情報
最新記事5件
今年で第12回を迎える同大会にかける想いや今後について、主催のNPO法人花サイクルクラブ副代表の高橋香さんにお話を伺いました。
「宇宙業界探求フェア2024」が2024年11月10日、ジョブキタビルで開催されました。イベントの模様をレポートします。
ジョブキタがサポートしているこの大会。主催を務める高橋さんに、競技の特徴や魅力を聞きました。
ジョブキタがサポートしているこの大会。主催を務める高橋さんに、競技の特徴や魅力を聞きました。
24時間365日の体制で電話を受け付けている『北海道いのちの電話』。相談員の活動について伺いました。