観葉植物との思い出を、 末永く紡いでいくために 植物専門店「PLANTHINK」 【PLANTHINK】
2026年9月28日 公開

非日常から日常に
寄り添える会社を目指して。

「きっかけとなったのは、グループトップの世代交代に伴うリブランディングでした。冠婚葬祭は非日常ですが、もっと日常の中でもお客様と接する機会を増やしたい…と考えた時に着目したのが観葉植物です。弊社が日ごろ扱う花々は短い時間を彩るものですが、暮らしを彩る観葉植物は人と同じくらい、育て方によっては人以上に長く生き、世代を越えて人と共に過ごしていく存在です。一方で『育て方を相談できる場がない』という声をよく聞くことから、植物のケアに力を入れた専門店を作り、より日常に寄り添える会社を目指そうというところから立ち上げに至りました」
展示・販売している観葉植物は100種類以上。品ぞろえは街のホームセンターでよく見掛けるスタンダードな品種が中心で、希少性よりも誰もが育てやすいことを重視しています。ポットではなく美しい鉢に植えているのも特徴で、プロの目で樹形や健康状態、育てやすさにこだわって選び、仕立てた「Especially plants?(エスペシャリープランツ?)」と銘打っています。「きちんと育てたら、こんな形になる」という“お手本”としての意味も込められているそうです。
更に奥のスペースには「ケアラボ」を備え、植物の状態を診断した上で植え替えを行う「PLANTHINK Replant(リプラント)」、LINEを使った無料の植物相談や、旅行など長期不在の際に一時的に植物を預かる「プランツホテル」など、植物を迎えた後の暮らしを支えるサービスも充実。オリジナルの培養土や赤玉土といったケア用品も販売しています。
行き場の無い植物を
次の持ち主へつなぐ。
「観葉植物は、引っ越しや記念日など人生の節目に購入したり、誰かから贈られたりする身近な存在です。その一方で、育てているうちに大きくなりすぎたり、植物自体が病気になったり、引っ越しや生活環境の変化で管理が難しくなったりすることも少なくありません。事情によって育てられなくなった観葉植物をそのまま捨ててしまうのではなく、当店で下取りして養生や剪定を行い、仕立て直した上で次の持ち主様へとつないでいくのが、このサービスです」
始めるにあたって長谷川さんと従業員たちは東京・三田にある観葉植物専門店「REN」で半年間にわたり、植物のケアについて学んでいったそう。現在も技術指導を受けながらサービスに取り組んでいます。
「『REN』は植物ケアサービスに初めて取り組んだ業界内の草分け的存在です。引き取った植物が元気を取り戻すまでには、半年から数年かかることもあり、すぐに次の持ち主へ渡せるわけではありません。長く育ててきた植物を手放さざるを得なくなった人に、新たな選択肢を提供していくのも当社の役割です」
人生のシンボルツリーに
出合えるように。
「よくいただくのが『また枯らしてしまった』『越冬できなかった』といったお悩みの声です。北海道は冬の寒さが厳しいため観葉植物を育てるのは難しいと思われがちですが、実は室内が暖かく寒暖差が少ない場所は植物にとって過ごしやすい環境です。ただ、日当たりや室温などは住まいによって異なるので、ご自宅の環境はLINEで写真を送ってもらい確認し、それぞれの暮らしに合わせたアドバイスを行うようにしています」
目指す先にあるのが、人それぞれが「人生のシンボルツリー」と出合うこと。このメッセージにも、人生の節目を彩ってきた同社ならではの願いが込められています。
「以前、奥さまに先立たれてしまったという男性が『妻が大切にしてきた植物を枯らしたくない』とご相談くださったことがありました。植物は単に空間を彩るだけでなく、贈った人や育てた人の思いも宿しているものです。お客様が現在育てている植物やここで出合う植物が、やがてお一人おひとりの人生にとってのシンボルツリーとなるよう、少しでもお手伝いができればと考えています」
PLANTHINK
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北海道ビジネスニュース
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