
「旅は人と人をつなぐ魔法」。顔も名前も知らない、文化も言語も違う人々が出会い、予期せぬ友情が生まれる。そんな平和維持産業としての観光を、私たちは「一流産業」にしたいと考えています。特に北海道エリアは、世界中から注目を集める「旅の宝庫」です。
しかし、まだ知られていない魅力がこの地にはたくさん眠っています。その魅力を掘り起こし、世界を驚かせる価値に変えるのは、現場で働くスタッフ一人ひとりの「好き」という熱意と、自分らしく働ける環境です。
星野リゾートでの仕事が、あなたにとっての「良い時間」となり、それが北海道の未来を創る力になる。
私たちが大切にしている3つのポイントをご紹介します。

北海道は、世界が注目する豊かな自然や食の宝庫です。しかし、地元の方にとっての「日常」の中にこそ、旅人が心から感動する真の魅力が隠れていると私たちは考えています。星野リゾートの仕事は、単なるホテル運営に留まりません。その土地特有の文化や歴史、大自然の営みを掘り起こし、お客様を魅了する「滞在体験」へと昇華させることが私たちの真の役割です。
例えば北海道の各施設では、スタッフ自らが地域を歩き、地元の生産者と対話を重ねる中で、新しいアクティビティや限定メニューが次々と生まれています。スタッフがこの地で暮らし、ふと感じた「この景色は素敵だ」「この味を広めたい」という素直な感性こそが、新サービスを生む一番の種になります。
観光が盛り上がることで地域経済が潤い、自然や文化も守られていく。私たちはこれを、関わる全員にフェアなリターンがある「ステークホルダーツーリズム」と定義しています。北海道を拠点に、観光の力で社会を豊かにし、日本の観光産業を圧倒的な価値を持つものへと進化させていく。そんなダイナミズムを、この北の大地で肌身に感じながら挑戦し続けます。
人生は時間の積み重ねです。だからこそ私たちは、仕事という時間が誰かにとって価値を提供する「良い時間」であってほしいと願っています。私たちが提供するのは単なる宿泊場所ではありません。お客様が心震える体験を通じ「また明日から頑張ろう」と思えるような、魔法のような一瞬を届けること。それが私たちの追求する「滞在の演出」です。
この演出を最高の形にするため、私たちは役割を固定しない「マルチタスク」で働きます。フロントやレストランなど、あらゆる場面でお客様と接点を持つことで、マニュアルにはない真のニーズを察知する力が養われます。現場での気づきを自らの手で即座にサービスへ反映させる。このスピード感があるからこそ、新しい知識を学び、技術を高めたくなる意欲が湧いてくるのです。
磨いたスキルでお客様の心を動かし、直接感謝をいただけるサイクルは、自分自身の人生をも豊かにする「良い時間」を創り出します。研修制度「S-pro」などを通じ、サービスのプロである「Meister」へと成長していく過程そのものが、かけがえのない財産となります。誰かの人生を彩る仕事を通じ、自分自身の未来も輝かせていく。それが私たちの働き方です。

星野リゾートには、年齢や社歴に関わらず「言いたいことが言える」フラットな組織文化があります。職場では役職ではなく「名前」で呼び合い、新入社員であっても経営視点での議論に加わります。現場で最もお客様の近くにいるスタッフの気づきこそが、組織を動かす最大のヒントになると信じているからです。
「教科書通りの経営」という定石を大切にしながらも、現場の熱意から生まれたアイデアを大胆に形にする柔軟さがここにはあります。自分の意見がサービスとなり施設を変えていく手応えを、日々感じることができます。
キャリアの築き方も自律的です。会社から配属を決められるのを待つのではなく、進みたい道に自ら手を挙げる「立候補制度」を導入しています。マネジメントへの挑戦や特定分野の追求など、一人ひとりの意思を尊重します。社内ビジネススクール「麓村塾」での学びや「週休3日制」の導入など、成長と私生活を両立させる仕組みも整っています。会社というフィールドを自由に使いこなし、一人のプロとして自分らしいキャリアを歩めるよう、組織として全力でサポートします。