
就活生の中でも、働くイメージは人それぞれ。都会でセカセカ、バリバリ働く派手さよりも、落ち着いて毎日を積み重ねられることを重視する方も少なくないはずです。
株式会社十勝清水フードサービスは、JA十勝清水町が100%出資する安定企業。十勝の酪農が生み出す副産物に価値をつけたブランド牛「十勝若牛」を扱う会社です。地域の産業を支える役割を担いながら、工場内では枝肉の加工や骨抜き、真空、計量など、さまざまな工程を分担して進めています。
仕事と聞くと、忙しさや厳しさをイメージするかもしれませんが、当社で特徴的なのは「必要以上に追い立てられない」という空気感。もちろんラクな仕事ではありません。それでも、残業は月平均8時間程度と少なく、土日休みが基本。人間関係も穏やかで、焦らせるより、少しずつ覚えていけるように支えてくれる雰囲気があります。
都会でバリバリ競争する働き方ではなく、地方で自分のペースを保ちながら、食や地域に関わる仕事をしていく。そんな暮らし方、働き方に惹かれる人にとって、当社はちょうどいい場所なのかもしれません。

採用担当/若原 幸雄
当社が扱う「十勝若牛」は十勝の酪農から生まれる副産物に価値をつけ、生産者が再生産できる仕組みを支えるためのブランドです。利益追求タイプでどんどん作ればいい、という考え方ではなく、あくまでJA十勝清水町とタッグを組んで、生産者を守るのが使命です。
だからこそ、工場でも年間の処理頭数や販売先とのバランスを見ながら、計画的に仕事を進めています。毎日ひたすら残業してでも数をこなす、という現場ではありません。もちろん、どの仕事にも言えますがラクではありませんし、ナイフを使う技術や経験も必要です。ただ、必要以上に追い立てられることがなく、今日やるべきことをみんなで進め、終わればちゃんと帰れるのが魅力。明日以降の仕事をずっと引きずり続けるというより、その日の区切りがつきやすい仕事なんです。
新卒採用に力を入れたいのも、若い世代にそういう環境の中で、少しずつ技術を身につけていってほしいからです。器用さがあった方がもちろん有利な面はありますが、最初から完璧である必要はありません。十勝清水という土地で、食に関わる仕事を、落ち着いて続けていきたい。そんな人に来てもらえたらうれしいですね。

製造一課/石津 諒
地元の高校を卒業し、この会社に就職しました。札幌や東京みたいな都会に出たいとはあまり思わなくて、できれば清水町で働きたかったんです。その中で、食に関わる仕事に少し興味があって、十勝清水フードサービスを選びました。入社前は十勝若牛のことを詳しく知っていたわけではなくて、「お肉の工場なんだな」くらいの認識でしたね。
入社してからは、袋詰めなどの基本的な作業から教わり、今は枝肉を大きく切り分ける工程を担当しています。ナイフを使う仕事なので簡単ではないですし、本当に慣れたと思えたのはかなり時間が経ってからです。でも、最初から急かされる感じはなくて、できることを一つずつ増やしていける環境だったと思います。一人前になるまで10年くらいかかりましたが、急かされた記憶はありません。
この会社で長く働いている理由も、セカセカしていないことが大きいですね。しかも、残業は少ないですし、土日休みが基本で、無理な働き方ではない。嫌な人もいないし、人間関係でも疲れにくい。いわゆるホワイトな環境の中、地方で落ち着いて働きたい人には、すごく合う職場だと思います。

製造一課/米谷 健翔
高校生のころ、父の知り合いから十勝清水フードサービスを紹介され、卒業後に就職しました。僕は人と話すのが得意ではなく、好きな作業は黙々と続けられるタイプ。バスケット部ではジャンプやリバウンドに特化して練習していたくらいなので、食品製造に向いていると感じました。
入社当時は右も左も分からず、周りの先輩方が何をやっているのか理解が追いつきませんでした。でも、背中で見て覚えるわけではなく、「こうやってやるんだよ」「この作業の意味はね」と言語化して教えてくれる方ばかりなので安心したことを覚えています。もし作業が遅れても、周りが手伝う助け合いの雰囲気も根付いているんです。
僕は枝肉のバラやモモを切り分ける持ち場を経て、今は肩の部分の担当です。牛といっても一頭一頭に違いがあるため、骨の形や脂の入り方によって切り方が異なりますし、上手くさばけた時はやりがいを感じます。
帰宅後にも時間の余裕がたっぷりあるので、夜は友だちとご飯を食べたり、ゲームを楽しんだりすることが多いですね。最近は高級なクルマを買いましたが、乗るのがもったいないので家の駐車場に飾っています(笑)。