スーパーやコンビニの棚に並ぶ商品たち。その一つひとつが消費者の手に届くまでには、見えないところで多くの人が関わっています。
三協輸送サービスが手掛けるのは、まさにその「見えない部分」。大手卸売企業から委託を受け、お酒・食品・飲料・青果物など生活に身近な商品の物流を一手に担っています。一日で扱う商品の金額は数千万円、繁忙期には1億円にも上る規模で、北海道の暮らしを支える重要な役割を果たしています。
この大きな物流の流れを支えているのは、オーケストラの指揮者のように全体を見渡し、的確な指示を出せる人材です。さらに近年はピッキング補助ロボットの導入により作業効率を向上させながら、従業員の負担軽減も実現しています。
今回は札幌市発寒にある倉庫を訪ね、センター長の木下さん、憧れの先輩を目標に成長を続ける上田さん、子育てをしながら活躍する田部さんの3名にインタビュー。それぞれの立場から見た、この会社の魅力に迫りました。
私が入社した当時、当社の事業は運送業だけでした。しかし入社2年後に倉庫事業をスタートし、今では全国10箇所以上にまで拡大。ここ発寒の倉庫だけでも多い日には1億円相当を動かすほど巨大な事業になりました。
当社がこれほど大きく成長できた理由は、一人ひとりの「ご縁」と「信頼」のおかげ。長年のノウハウを引き継ぎ、将来にわたって物流のインフラを守るため、今回新卒の募集に踏み切りました。
倉庫業=キツイ、キビシイという印象を抱く方が多いかと思いますが、当社では働き方の改善を進めています。特に最近導入したピッキング補助ロボットの効果は絶大で、1日あたり2〜3時間の削減に成功。荷役のスタッフが重い台車を押して歩き回る必要もなくなり、体力的な負担も大幅に軽減されました。
また社員たちも「体育会系」「ガテン系」の人は昔から少ないどころか、むしろ控えめなタイプが多いのが特徴です。新しい方への教え方は「ここまで優しく?」と周囲から驚かれるほどですのでご安心ください。
この会社ではキャリアチェンジも自由、能力次第で出世するチャンスも豊富にあります。ぜひ一緒に、活気ある職場をつくりましょう!
このポジションは物流の要となる司令塔役。常に商品の保管場所や在庫、スケジュールを確認しながら、人やロボットの配置を振分け。自らも現場で手を動かしながら、ハンディ端末を使って状況確認やスタッフの指示出しを行います。
入社した時から憧れているのは木下センター長。常に全体を俯瞰しながら、的確に指示出しを行い、一人ひとりへの気づかいも欠かすことがありません。またスピード感もあふれ、例えば僕なら1時間かかる工程も木下さんが指揮すると30分で終わってしまうんです。相談にもいつでも乗ってくれるので、たくさんの事を勉強させてもらいました。
この仕事の魅力は、常に新しい商品との出会いがあるところ。ある食品メーカーから新商品が出たら、どこの店に配送するか分かるので、実際にその店に買いに行くこともあります。ある種、流行の最先端を知ることのできる仕事です。
実は他の仕事に興味を持って一度転職したこともありましたが、彼女との結婚目前に収入に悩み、木下さんに相談して再入社させてもらった経緯があります。その後結婚も果たし、来月には2人目の子も誕生予定。この先も長く安心しながら働ける職場だと実感しています。
父がトラック運転手だったこともあり、小さな頃からその背中に憧れてきました。でも大人になってから、女性には厳しい職業だろうなと…諦めていたんです。ところが出産後に友達から「女性でも大丈夫」「子供がいても働けるよ」と紹介を受けたのが当社でした。
実際、子育てとの両立は不安がありましたが、職場の理解と柔軟な対応に支えられて今に至ります。例えば、育児休暇の取得も私が第一号だったんですけど、みんなで「どうしたらいいんだろう」と一緒に考えてくれて。現在も4人目を妊娠したと伝えたら、負担の少ない事務の仕事に配置転換してくれました。学校行事や急な呼び出しが入っても、希望休で対応してもらえます。こんなに柔軟で温かい職場はないと思います。
倉庫担当の方は、ドライバーにとってとっても心強い存在。日ごろから運びやすく、間違えないような配置を考えてくれたり、配送順に並べてくれているからこそ、私たちがスムーズに仕事ができていると実感しています。みんなの力で届ける、チームワークの一体感もこの仕事の魅力だと思います。子育てが落ち着いたらまたドライバーとしてバリバリ活躍したいです!