建築部／鈴木 大樹（2022年入社）

生まれも育ちも札幌です。この会社には「建物を建てるって面白そう」という小さな好奇心と「転勤・出張なし」という点に惹かれて、建設の知識はゼロでしたが応募してみました。
当社の教育は段階的。1年目は現場作業の補助をしながら雰囲気に慣れ、2年目からは品質管理や安全管理を教わりました。今は施工管理技士の資格の勉強をしながら、工程管理を覚えているところです。
仕事の割合は、現場での見回りや声がけが3〜4割、事務所でのオフィスワークが6〜7割と事務作業が多めです。僕は管理者というとクレバーでなければならないイメージでしたが、ゼロからでも成長できますし、PC作業もさほど難しくありません。現場は札幌市内が大半なので、「札幌にいたい」という当初の希望も叶っています。
当社は待遇が高水準で、上司や先輩の姿から自分の未来も描けるようになりました。将来的にも安心して働き続けられると感じたことから、つい最近結婚にも踏み出せたんです。今後、資格を取得した後は工場や高層階マンションといった大きな建物を手がけ、よりデッカイ手応えを得てみたいです。

土木部／中野 瑛彦（2025年新卒入社）

就活で内定をいただいた企業に就職しようと思いましたが、事前に聞いていた話と食い違うことも多く、辞退しました。僕はヨサコイのチームに所属しており、そのつながりからアイケン工業で働いている方に「若手を募集しているよ」と聞いて、まずは岩本さんとカジュアルなランチ面談をすることになったんです。
食事では土日が休みで、会社の雰囲気も和やかなことなどを伺い、イメージしていた建設業界とはまるで違う印象を受けました。後日、現場見学で「土木・建築技術者は写真管理や安全管理、書類作成がメイン」ということも知り、しっかりと納得した上で就職を決めたんです。
僕はクルマを持っていなかったので、入社前に購入のサポートをしてくれたのが本当に助かりました。今は各現場を見学しながら測量の仕方や計算方法、どんな工事をしているのかを教わっているところです。周りの上司や先輩方が頻繁に声をかけてくれるのはもちろん、協力会社の職人さんもやさしいことに驚きました。
実際に土日が休みで、平日もヨサコイの練習に参加できるのもうれしいところ。建設会社という先入観との「良いギャップ」を実感してほしいです。

常務取締役／岩本 泰輔

当社は創業から80年近くの歴史を持ち、社員を大切にする社風や仲の良い雰囲気は昔から変わっていません。一方で社員の定着率が良いからこそベテラン化が進む中、イマドキの柔らかな考え方に出遅れていたのが正直なところです。
そのため、私は2年ほど前から楽しく働ける環境づくりや社員の意識改革を少しずつ進めています。例えば、勤務時間は現場がない時は建設業界では珍しい9時〜17時に設定したり、あるいは新卒さんがクルマを持っていないケースが多いため購入をサポートする仕組みを整えたりしています。
教育についても入社から1カ月は、まず会社に慣れてもらうために土木・建築の現場を見学してもらい、「どのような工事か」「今は何をやっているか」「この建物はこう作る」といったオリエンテーションにあてています。部署配属後もフェーズごとにゴールを決め、達成したら次のステップへ進むような段階的な指導スタイルです。
資格取得のバックアップも含め、一人前になるには5年以上かけるつもりです。四半期に一度は目標設定や悩みを吸い上げる面談を行い、じっくりと時間をかけることで定着してほしいと思っています。