室蘭海陸通運株式会社は、新規参入が難しいJR貨物コンテナの通運免許や港湾運送、荷役の免許を持ち、北広島・恵庭・札幌に倉庫も構えていることから、あらゆる輸送を一気通貫できるのが強みです。
日本各地の運送会社と提携しているため、「本州のトレーラ→フェリーの輸送→道内のトレーラ→倉庫保管・選別→目的地へ配送」といった一連の物流をワンストップで提供でき、災害などの時には代替手段も提案できるのが顧客から高評価を得ています。
このように多くの輸送手段を確保しているため、今回募集する事務職も拠点や部門によって業務が異なります。例えば、室蘭・白老では港湾荷役があり、室蘭・札幌・苫小牧ではトレーラ輸送やJR貨物コンテナを扱っています。
外国船とのやり取りが多い港湾での通関業務では英語を駆使したり、日本各地に輸送の手配をするトレーラ輸送では地理マニアが本領を発揮したり、JR貨物コンテナ輸送では鉄道好きが活躍するなど、ニッチな「好き」も満たせます。もちろん、「拠点を選ぶ=好きを選ぶ」という視点から就職するのも大歓迎です。
さまざまな国の外国人船長と英語でやり取りするため、
語学が好きな学生さんには特にオススメです。
◇本社 室蘭営業部/松澤 臣泰(入社4年目)
高校卒業後、14年ほど製造の仕事に携わり、製品出荷に伴って配送車両の手配を担ったことがきっかけで物流業界に興味を持ちました。室蘭海陸通運は多彩な物流チャネルを展開しているため、他では味わえないダイナミックなやりがいが得られそうだと感じたのが転職の決め手です。
入社から2年はJRコンテナの事務職として働き、昨年から船舶代理店の部門にシフトしました。船の輸送は陸路と比べて日程が変わりやすいため、関係各所と打ち合わせしながらスケジュールを調整するのが主な仕事。他にも、入港に関わる書類作成や申請手続き、時には船舶の給水手配をすることもあります。JRコンテナとはまったく異なる業務ですが、上司や先輩は何でも聞きやすく、いつもフォローしていただいています。
僕らは外国人の船長と話すことも多く、対面で書類のやり取りをするのも日常茶飯事。これまで英語を使う機会がなかったため、もっとスムーズにコミュニケーションができるようになるのが目標です。英語が好きな新卒さんにとっては語学力を生かせるだけではなく、さまざまな国の人々と会話を重ね、自分の視野を広げられるのでオススメ!
環境の変化が苦手なので自分のニーズに合った配属。
上層部にもキャリアの相談をしやすい雰囲気です。
◇本社総務部 主任/田中 晟矢(入社10年目/写真下)
日本工学院専門学校を卒業後、先生のすすめで室蘭海陸通運に就職しました。僕は出身が登別なので地元のそばで働きたかったことに加え、学校の先輩方も多く在籍しているのが安心材料になったことを覚えています。
当社は社員のニーズを汲み取ってくれる社風。僕は環境の変化が苦手なタイプなので、会社の裏方としてコツコツ働ける本社総務部に配属されたのはまさに希望に即していると思います。今回のインタビューメンバーには登場していませんが、例えばトレーラの手配をする部門は、日本全国の駅や港の位置を把握しているとスムーズなため、「地理好き」「地図好き」も活躍できるはず。当社は上層部であってもフランクで接しやすく、キャリアの手助けをしてくれる会社なので「自分の進みたい道」を気軽に相談できるのも魅力です。
本社総務部は現在も完全週休2日制ですが、今後は全社的にこの働き方を目指していく予定。そのために現場や事務、管理部門のシステム化を進めています。この他、有給消化率も高く、8月に3日間休める夏季休暇やバースデー休暇なども取りやすい環境です。
働きやすい環境づくりにも期待が持てる会社!
現在は「鉄道好き」にはたまらない業務です(笑)。
◇札幌支店 輸送部/柴田 晋伍(入社6年目)
僕の就職活動時はコロナ禍の真っ只中。新卒採用の門戸が狭く、世の中の状況が一変した中、どんな道に進むべきか頭を悩ませました。結果、物流の仕事は景気やパンデミックにも左右されないと感じ、業界を絞って求人サイトで見つけたのが室蘭海陸通運です。
入社当初は恵庭の倉庫でフォークリフトを使った作業にあたり、3年ほど前に札幌支店の事務職として異動しました。現在はJRコンテナの荷物の輸送管理がメインの担当です。大まかにいえば、顧客から電話やメールで依頼された荷物に対し、協力会社のドライバーに集荷時間や配送先を伝えて輸送を調整しています。
僕は業務に支障がなければドライバーさんの横に乗せてもらい、一般の方は立ち入れないJR駅構内に入ることもあります。貨物車や除雪車両を間近に見られるのは「鉄道好き」からは羨ましがられる光景ではないでしょうか(笑)。
休日は各地のクルマのイベントで趣味の撮影をしたり、大型連休には網走に釣りに行ったり、プライベートも充実しています。今後、完全週休2日制に向けて動いていくなど、働きやすい環境づくりにも期待が持てる会社です。