株式会社DORAL

当社は全国レベルのハウスメーカーや著名な工務店、設計事務所などを顧客に、戸建て住宅用の建材や外壁素材を取り扱う総合商社。全国に14拠点を構え、長い歴史と信頼によって安定経営を続けています。さらに、こうした建材を提供するだけではなく、水回りやタイルなどの施工を管理するところまでワンストップで手がけられるのも強みです。
100年企業の伝統がある一方、働く環境の改善や仕事ツールの近代化には非常に柔軟。例えば、全社員が持つiPadを導入したのは10年以上前。現在はモバイルやノートPCと連携させ、書類作成の効率化やペーパーレスを実現しています。最近ではチャットアプリを取り入れ、アイデアや有益な情報を気軽に共有できるようになったのも社員に好評です。昨今の時代に合わせ、産休・育休が取りやすいことは当然ながら、男女差のない役職付与を行うなど、女性が働きやすい環境づくりも業界に先駆けて取り組んでいます。
社内には「元気に挨拶する」「一人で抱え込まずにこまめに上司に報告・連絡・相談をする」など、長年守られてきたルールもあります。歴史に培われたより良い取り組みを継続するのも当社らしいといえます。

当社は未経験者でも十分に活躍出来る教育環境を整え､応募者の方が安心出来るような丁寧な選考を行っています｡適性検査や面接はありますが､経験や知識レベルを問うているわけではなく、あくまでも人柄を重視し、ミスマッチによってお互いが悲しい思いをしないための選考と捉えてほしいと思っています。
面接では素直に仕事に取り組めるか、二面性がないか、一生懸命に打ち込んだことがあるかという点に特に注目しています。例えば、当社の社員は裏表なく自分の意見を伝える人ばかりですし、私に「今は昭和じゃなくて令和っすよ」とツッコむ若手もいるくらいフラット（笑）。そのためイメージにギャップがあるまま入社すると雰囲気に溶け込むのが難しいかもしれません。ただ、逆に言えば、「言いたいことを言える」会社であることの証でもあります。
なぜ、これほど人柄を重視した選考を行うかというと、当社にとって転職してこられる方は「一生付き合いたい人」だからです。配属された職種が合わなかった場合は適材適所で配置転換しますし、原則転勤ナシですがご家族の事情から別の街の支店に異動した例もあります。社員に手厚い会社であると自負しています｡

運送業界を転々とし、5年ほど前にドラールに転職しました。実は前職時代から当社に荷物を運んでおり、顔見知りも多かったんです。転職にあたって待遇面を向上させたいという想いを伝えると、「ウチで働かないか」と声をかけてくれました。
運送業界というと、経験者も未経験者も長時間労働で休みが取りにくいとイメージしますよね。けれど、当社は他の職種と同様に土日祝日が休みで、残業もほとんどありません。賞与があることも大きな魅力です。荷物の積み下ろしに体力を使うことはありますが、コツをつかめばさほど負担には感じないと思います。現に、60代の配送担当がバリバリに働いていますから！
日によって異なりますが、配送件数は1日10件程度。もちろん、配送先となる建築現場は日帰り圏内です。一般の運送会社では冬場の雪は天敵ですが、当社は業態的にそもそも工事の件数が減るので夏と変わらず残業はほぼナシ。ゆとりを持って働ける環境です。
トラックは2トンと大きくなく、未経験者でも不安はありません（準中型免許証の取得が必要な場合もあります）配送部門のメンバーはやさしく、溶け込みやすいので、ゼロからでも飛び込んできてください。

営業として入社しましたが、「コツコツ系の性格は現場向きかも」と打診を受け、数年前から段取り管理の仕事に取り組んでいます。営業から現場へ、現場から営業へと、本人の希望をもとにした「垣根のない配置換え」をしてくれるのも当社の特徴。一人ひとりの輝く場を見つけてくれる姿勢には頭が下がります。
実際に手を動かすのは外部の職人の方々なので、スムーズな段取りや資材の調達、スケジュール管理に全力を尽くしています。タイル施工は施主の思いや建築士のセンスを映し出す必要があり、仕上がりの美しさを追い求める仕事です。一方、水回りは工事がシンプル。複雑な工法やマニアックな造作がないため、僕の場合は「効率的に施工実績を積み上げていくこと」にやりがいや手応えを感じます。水回りかタイルか、こちらも本人の希望での配属。自分に合った仕事を選択できます。
設計は外注、ムリな施工は受注しない、事務は内勤が担当など仕事環境のスリム化も進んでおり、これが自分の「遅くとも18時半には退社」を支えてくれています。新人の未経験スタートは問題ありません。基礎や手順、この仕事の面白さなどを一つひとつ教えながら、簡単な作業から指導していきます。

Q.就職のきっかけは？
内山：父が設備屋さんで働いていることから建設業界に絞り、待遇と条件が良かったのがドラールです。
石田：僕はアパートの内見が好きで、なおかつ営業職希望。その観点から就職先を探したところ、当社にたどり着きました。
Q.どんな選考でしたか？
内山：適性検査は性格診断のようなものでした。人のために行動できるか、優先できるかなどを見るためのものだと思います。
Q.社長の面接はどんな雰囲気？
内山：新卒と中途採用の面接は異なると思いますが、志望動機や自己PRよりも人柄を判断するという雰囲気でした。
石田：そんな人柄重視の面接のおかげでしょうか、会社の人間関係がとても良好で、分からないことがあると先輩方はしっかりと教えてくれます。他愛もない雑談をすることもあり、執行役員のような上層部でさえも気さくです。
内山：仲間意識が強いところも働きやすさの秘訣だと思います。
Q.新人でも意見が言いやすい？
石田：僕自身、ウソをつくのが嫌いなので、思っていることを伝えています。
内山：新人だからといって意見を抑圧されることはないですね。
石田：一人ひとりが「自分を持っているな〜」といつも思っています（笑）。