KOKO HOTEL札幌大通

当ホテルは大浴場や朝食サービスを提供せず、宿泊に特化しているということが特徴です。その分、料金は低く設定していますが、「客室が使いやすい！」「コスパが良い！」と高い評価を得ており、リピート利用してくれるお客様も少なくありません。
私はホテル業界で30年以上働いていますが、こうした宿泊特化型のホテルは、ホテル業の醍醐味である、「接客に専念できる」というメリットがあると感じています。
フルサービスのホテルであれば、「こちらのお客様は宴会で…」「あちらのお客様は結婚式で…」と、多くのことを頭に入れつつ仕事をしなければいけません。もちろん、それはそれでやりがいは大きいですが、求められることも多くなります。
その点、当ホテルは仕事内容がシンプルで、浴場の掃除をしたり、朝食配膳をしたりする必要もありません。「宿泊できれば良い」というお客様が大半なので、理不尽な要求をされることも少ないです。
接客業の経験がある方ならそれを生かして活躍できると思いますし、初めてという方でもコミュニケーションの基礎からしっかり指導していきますので、安心してご応募ください。

ホテルの仕事と言うと、以前は、マニュアルに沿った画一的なサービスが一般的でした。どのスタッフに質問しても、同じ答えが返ってくる…それが「良いこと」だとされていたんです。
一方、当ホテルのような新しいホテルは、スタッフの個性を大切にする方向にシフトしています。皆が同じではなく、長所は長所として伸ばし、足りない部分はその人に合わせて補う。そういう点では、自分らしさを生かせて、のびのびと働ける環境だと感じています。
インバウンド需要も回復し、最近は、海外からのお客様が約半数を占めるようになってきました。大手のホテルであればある程度の英語力も求められますが、当ホテルは携帯翻訳機も当たり前のように活用するので、英語が苦手という人も問題ありません。
会社としても「形式にとらわれず、便利なものは進んで取り入れよう」という柔軟さがあり、待遇面でも、業績が上がれば積極的に社員にも還元してくれます。
残業もほとんどありませんので、自分の時間をしっかり確保したい人にもオススメです。

学生時代に旅行業界に興味を持ち、卒業後は、2社ほど旅行関係の仕事を経験しました。KOKO HOTEL（旧フィーノホテル）は以前、宿泊客として利用したことがあり、客室がきれいでフロントの対応も温かく、とても良いホテルという印象を持っていました。
「次はホテルで働いみたい」と転職活動をする中で当ホテルの求人広告を見つけ、以前の好印象から「ここしかない！」と応募を即決。以来、フロントスタッフとして勤務しています。
ホテル勤務の醍醐味は、なんと言っても、お客様とのコミュニケーション。接客が好きな私は、お客様と話しているだけで楽しくて、さらに、お客様の要望に応えたり、困り事の役に立てたりした時は、喜びとやりがいを感じることができます。
英語は苦手ですが、海外のお客様との交流も楽しいです。日本にいながら日常的に海外の方とコミュニケーションしたり、異文化に触れたりできるのは、こういう仕事ならではの魅力だと思っています。
客室数140室ほどのコンパクトホテルなので、忙しくなりすぎることも、時間を持て余すこともなく、ちょうど良いバランスなのも気に入っています。

当ホテルの1番の「推しポイント」は、休みが取りやすいことです。5連休や10連休を取って旅行に出かけるスタッフもいて、シフトの自由度は高いほうだと思います。
旅行が好きでこの業界を選んだのに、自分が旅行できないのは悲しいですよね。私もこの冬、5日ほど休みを取って海外旅行をすることを計画しています。
職場のスタッフは朗らかなタイプが多く、連休の希望を出しても嫌な顔をされることはありません。みんな旅行が好きなので、「お互い様」という感じ。むしろ、「次はどこに行くの？」なんて会話が盛り上がることも。和を乱したり、誰かの悪口を言ったりする人もいませんし、これから入社する方もすぐ打ち解けられるような雰囲気だと思います。
もうひとつ、この会社で私が気に入っているのが「クロストレーニング」という制度です。これは交換留学のように、別々の地域にあるホテルのスタッフが、数日間、入れ替わって研修するもので、私も先日、大阪のホテルに行ってきました。研修期間中は普段と違う環境で働けるのが刺激的ですし、休みの日には観光もOK。こんな研修なら何度でも行きたいと思っちゃいます。