株式会社バーナードソフト

当社のお客様の多くは電力や通信といった暮らしを支えるインフラ企業。そこにシステムを提供する私たちの仕事も「動いて当たり前」でなければなりません。インフラ分野では教科書通りのプログラムを組んでも上手く動かないケースが多々あります。しかし弊社は経験則で問題を先回りしたり、解決したりと、教科書に載っていないノウハウをも持ち併せているため、他社では困難な場面でも対応が可能なんです。こうした一人ひとりの能力は本当に高いと自負しています。
また、当社が展開する商品のほとんどは自社開発。その理由は「自分達がしたい仕事をする」という私の考えも一つですが、イチから開発したプログラムは融通が利き、臨機応変に対応できるんです。お客様のニーズと自社のやりたい事、どちらも叶えるためオンリーワンの技術開発をしています。
社名の由来は米国の経営学者、チェスター・バーナードから。彼は社員が第一である、組織が同じ目標へと向かう事が何よりも大切であると説いています。その教えに従うため、創業当初から働きやすく、メリハリをつけて働ける環境づくりを整えてきました。その名に恥じないよう、これからもブレずに開発に取り組んでいきます。

当社ではほとんどのスタッフが2、3のプロジェクトを並行し、1件につき3〜5人、大きいと6〜8人で１つのチームを作ります。その先頭に立って工程管理やスタッフへの指示、予算管理を行うのが僕のようなPMの役割です。
当社は高い技術を武器に、下請けではなく直取引で、お客様と対等な関係を築いているのが特徴です。理不尽な要求をする顧客はいませんし、納期や予算が厳しい時は素直に伝えるよう心がけています。社員同士の発言しやすい環境をつくるため、週に1度は若手を集めたミーティングを開催して皆の意見を集約。そのお陰か皆は結構、好きに意見を言うんです（笑）。さらに、そんな声を会社がすぐに反映してくれるのも良い所。最近では若手が温度計を設置したいと話したら、次の日には設置してありました。
この数年は、新人の業務量が過多になっていないかマネジメントするのも僕の仕事です。しかし、ほとんどの社員は定時で帰りますし、「明後日有休を取ります」なんて人もいるほど働きやすい体制が浸透。お陰で2022年度の有給取得は平均15日、残業は月平均11時間程度です。僕が一番残業しているかも…と言っても、1日1時間程度なんですけどね。

京都の大学を卒業後、札幌にUターンして受託開発が中心のIT企業に就職。当初は異動がないと聞いていたのですが、関西への長期派遣を命じられ…。憧れていた自社開発かつ、転勤がない会社を探していたところ、条件にピッタリ合ったのが当社でした。
大学ではハードウェアを中心に学んでいたので、プログラミングは初心者。初めは与えられた教材を1つひとつクリアし、先輩からマンツーマンで仕事を教わりました。自宅でも本を読んで勉強した結果、1年後には一人で仕事を任せて貰えるようになりました。
当社はベテランも、“教えたがり”の人も多いので、1つの質問で10以上を教えてくれたり、机の上にそっと参考書が置かれてることも（笑）。取り扱う案件もAIを用いたシステムなど、高度で新しく、独自の技術ばかりなので、とても勉強しがいがあります。
この業界は女性が少ないイメージですが、当社は3分の1が女性。和やかで発言もしやすい雰囲気です。エンジニアは技術が求められる仕事ですが、大切なのは自分の意見をきちんと伝えられる事。できない時は正直に伝えると、教えて貰えるので成長できますし、業務量の調整もしやすく、納期を守ることにも繋がるんです。