北海道での森林浴を思わせる、アカエゾマツの香り。UNCOMPLICATED エッセンシャルオイル【合同会社フィランソロフィー】
2026年3月9日 公開

出産の苦しみを解放、
人生を変えた一滴の香り。

合同会社フィランソロフィー代表
笠井 祥子さん
「アロマとの出合いは、娘を出産した時でした。22年前になるのですが、分娩台で陣痛の痛みに苦しんでいた時、産院の方が枕元にオイルを持ってきてくれました。爽やかなグレープフルーツと甘いジャスミンの香りに、ほんのつかの間、痛みを忘れて穏やかな気持ちになれて、香りには『心と体に寄り添う力』があるのだと、この時に実感したんです」
笠井さんはその後、AEAJアロマテラピー検定に挑戦。初めは趣味で楽しむ程度だったそうですが、2007年にインストラクター資格を取得してからは自ら講座を開催するまでに熱中したと言います。家事や子育て、仕事の傍ら、インストラクターとして活動する時期が15年ほど続きました。
「アロマを通じて人とかかわるうちに、ご縁があって酪農学園大学で開催されていたアカエゾマツの精油に関する研究講座に参加することになりました。以前からアカエゾマツの香りが大好きだったのですが、その香りや成分を学びながら活用方法を検討するうちに、この香りの魅力をより多くの人に届けたいと思うようになっていったんです」
アカエゾマツの間伐材を活用し、
サステナブルな物作りを。
「香りは感覚的なものだと思われがちですが、当ブランドでは成分分析や科学的な知見を踏まえ、手に取る人が安心して使える品質を追求しています。また、特にこだわっているのが、地元北海道の希少な地域資源・アカエゾマツの天然精油を使うことです。商品には、森を健やかに保つために間引く際に出る間伐材をあえて活用しています。商品作りを通じて木々の成長を助け、森そのものを育てる…そんなサステナブルな取り組みでもあるんです」
笠井さんは、地球環境だけでなく人にも優しい物作りを目指していると話を続けます。
「蒸留・製造・梱包といった工程には、五感を生かす作業が多く、障がいを持つ方々が力を発揮しやすい工程もたくさんあります。当ブランドではこうした工程を就労の場として開き、『共に作り、共に届ける』という理念のもと、誰もが役割を持って社会にかかわれる仕組み作りを進めています」
海外展開もしながら
香りのコンサルとしても発展。
「国外でも北海道のブランド力は高く、道産商品に興味を持ってくださる方がとても多いように実感しています。ゆくゆくは観光客の方を実際のアカエゾマツの森にご案内し、森林浴を堪能した後に、自社で蒸留した森の香りを持ち帰っていただけるような体験型商品も提供したいと考えています」
現在、笠井さんが力を入れているもう一つの事業が、香りを使った空間デザインのコンサルティング。医療機関、物流企業、観光施設の関係者など、多岐にわたる依頼者が笠井さんを訪ねてくると言います。
「『待合室をより心地よい空間に』『働く人が集中しやすい環境を整えたい』『訪れる人の記憶に残る空間を』など、ご要望は本当にさまざまです。それぞれの思いに合わせて香りを設計し、オリジナルのアロマをご提案しています。今後も多くの方に『心と体に寄り添う香りの力』を届け、人と自然、人と人、地域と世界を結ぶ、そんな企業であり続けたいと考えています」
ここがこだわり! 開発のポイント
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アカエゾマツ本来の香りを楽しめる純度100%精油
自律神経の緊張緩和効果、高い抗菌作用、皮膚の抗炎症作用、虫除けとして有用な効果を持つアカエゾマツ精油を100%使用。 -
北海道の森の情景を映し出すようなパッケージ
「00:00」「6:00AM」「11:00PM」といった時間をテーマにパッケージカラーを変えています。日が暮れるまでの森の一日を表現したという箱やボトルは、並べるとインテリアとしても美しいです。
時間やシーンに合わせた商品展開
目覚めの朝、午後に向けての休息時間、疲れが押し寄せる夕暮れ時、夜のくつろぎタイム、入眠前の静けさ。どれもそれぞれのシーンに合わせて独自調合した、唯一無二の香りです。
合同会社フィランソロフィー
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北海道発!商品誕生エピソード
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