北海道発!商品誕生エピソード【自然栽培した自家製ハーブを使う心安らぐハーブティー/H”eart”(エイヂ イアード)(新ひだか町)】
2021年4月19日 公開

介護や育児の現場に、ハーブで癒しを届けたい!

代表/本庄美穂さん
活動を続けるうちに、いつしか本庄さんは、仕入れたハーブを使うだけではなく自分自身で栽培もしたいと思い始めます。同じ町内にある農家出身だったお母さんの土地を使い、そこでハーブ作りをすることを思い立つのです。
自然の循環を大切に、自家農園でハーブを栽培。
「雑草もハーブも同じ植物同士です。土の中でお互いにサポートし合うのではないでしょうか。自然の中での循環というものを大切にしたいんです。蒸し暑そうなら多少草抜きをして風通しを良くしますが、雑草とともに育ったハーブのほうが、元気で生育が良く、香りもいいと感じています」
本庄さんによれば、ハーブは土地のエネルギーに応じて味も香りも変わるもの。その土地で採れたハーブは、その土地の人の体に最も合うのではないかと考えているそうです。当初、農業経験のない本庄さんが畑を始めたのを見て、「大丈夫?」と心配していた周囲の農家たちも、最近ではしっかりと育った本庄さんのハーブを見て「このやり方でこんなふうに育つんだ」と感心しているとか。収穫したハーブは、本庄さんが手作業で干したり必要に応じて食品乾燥機で乾燥。効能や味、色などを考えブレンドを工夫していきます。
ハーブの力で免疫力を高め、トータルで健康な毎日を。
「コロナ禍を通じても、免疫力を上げることの大切さが注目されています。免疫力というのは、喜びを感じたり、楽しい時間があることでアップすると言われます。ハーブを通じて、楽しい時間、ほっと心が休まる時間を提供できたらうれしいなと思っているんです」
ここがこだわり!開発のポイント
自家農園「fairy garden」では、農薬や除草剤を使いません。草むしり、水やりも最低限に抑え、自然に近い状態でハーブを育てます。
自家栽培以外のハーブは、本庄さんが吟味を重ねて選んだ静岡県の業者から仕入れ。厳しい世界基準のECOA認証取得品などが中心です。
ゆとりあるテトラパックを使うことで、お湯を注いだ時にハーブが十分に循環。ハーブの味や香りをしっかりと引き出します。
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ハーブを利用したコスメ体験ワークショップを行ったbar NAYA(むかわ町)店内の様子。
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左から、日高昆布を使いほっこりした味わいのコブハーブブルー、ほんのりスパイシーな香りで体を内側からキレイにしてくれるデトックスティー、ジャワティにハマナスやオレンジピールを加えたワンブレスティー(各230円税込、400㏄用)。
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自家農園ではカレンデュラやレモンバーム、ネトル、チャービル、ペパーミント、セージなど10数種類を栽培しています。
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自家栽培のカレンデュラと同じ町内の太田養蜂場のミツロウで作った保湿バーム(2500円税込)。
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本庄さんはインターネットラジオ「Radioしずない」で月一回程度「みほのつぶやき」という番組を担当。ラインID「@603mtemg」から情報が届きます。
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自然そのままの優しい味と香りのハーブティー。人が本来持つ自然治癒力を引き出し、免疫力を高めながら、心や体のさまざまな不調を改善してくれると言われています。
H”eart”(エイヂ イアード)
北海道発!商品誕生エピソード
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