北海道で就職しよう!

北海道就活トーク・就活ノウハウ編 北海道で働くこと、地元で働くことの魅力。

2025年3月1日 公開

Iターン・Uターン・Jターンから見る北海道就職の魅力。

カツネ:ミサキさん、私、このまま北海道で就職してしまって良いんでしょうか。ちょっと迷っているんです。
ミサキ: 何かあったんですか?
カツネ:この間の面接で、なぜ地元での就職を希望しているのかと聞かれて、上手く答えられなかったんです。ミサキさんは東京での就職も経験しているし、相談に乗ってほしくて。
ミサキ:いいですよ。私は北海道で生まれ育ったのですが、初めての就職は東京でした。でも今はこうして北海道に戻ってきて仕事をしています。Uターン就職です。
カツネ:Uターン就職以外にも、Iターンとか、Jターンとかいう言葉も知りました。
ミサキ:一度都市部へ出た後、戻ってきて就職をするのがUターン。都市部出身者が地方へ就職するのがIターン。地方出身者が都市部へ出た後、地元とは別の地方へ就職するのがJターンですね。
カツネ:基本的には都市部から地方への就職を指す言葉ですよね。北海道を就職先に選んだ人たちに、理由を聞いてみたいです。
ミサキ:私も色々な求職者と話をしてきましたが、大きく分けると北海道での生活に魅力を感じたという人、それから北海道での働き方に魅力を感じた人がいるように思います。
カツネ:そうなんですね。もっと詳しく聞かせてください!

「恋人と離れたくない」「地元が好き」そんな理由で北海道就職は甘い?

ミサキ:まず生活面での魅力を挙げると、家賃が安い。家賃は生活する上で、一番大きな固定支出になるので、これが安く済むのはとても経済的です。それから何と言っても雄大な自然に囲まれた環境、何を食べても美味しいことも魅力ですね。
カツネ:他にはどのようなことがUターン就職のきっかけになりましたか?
ミサキ:私はカツネさんと同じく生まれも育ちも北海道なので、学生時代から地元就職に対する魅力も感じていました。迷った末に内定をいただいた東京の会社にいったん就職しましたが、北海道を離れてみて思ったんです。家族や昔馴染みの友人知人がそばにいる環境で働きたいなって。
カツネ:実は彼氏が既に北海道の企業から内定をもらっているんです。それだけを理由に北海道で就職をしたいわけではないのですが、そんなこと理由にしちゃだめなのかなって思っていました。でも、大切な人と離れたくないっていう気持ちを大事にしてもいいんですね。
ミサキ:カツネさんの言う通り、それだけが理由となると考えが甘いように思われてしまいますが、面接できちんと他の理由が伝えられるなら良いと思います。確かに仕事は大切ですが、人生は仕事だけではありません。長く勤めるためにも、プライベートのことまで考えて就活を進めることはむしろ大切です。
カツネ:なかなか言い出せなかったので、話せてよかったです。生活面以外の北海道の魅力についても教えてください。
ミサキ:地域に密着した仕事が多いからこそやりがいを感じられるという点ですね。それから、競争社会である大都市に比べて、仕事においても人間関係を重視するあたたかみに惹かれたという人も多いです。職場近くに住むことが難しくないため、通勤にそれほど時間をかけずにすみます。満員電車も都心部ほどではありません。
カツネ:働き方にも北海道ならではの地域性があるんですね。わたしやミサキさんのように、北海道が出身地の人にとっては、地元に貢献できるというのも大きな魅力になりますよね。食や観光など、北海道ならではの仕事の面白さもあると思います。
ミサキ:地元に対する愛着を原動力に、地域に貢献し自分自身を高めていくというのも素敵な選択肢だと思います。
カツネ:なんだか話しているうちに迷いも晴れてきたような気がします。