
旭川市から車で1時間ほど、北空知エリアに位置する妹背牛町。田んぼが広がるのどかな風景の中に、藤岡妻神株式会社はひっそりとたたずんでいます。
何と言ってもその特徴は、「地方の建設会社」というイメージからはほど遠い、最新鋭の設備や働き方を備えていること。
現場にはICTやAI、ドローンといった最新技術を積極的に導入し、道内でトップクラスの実績と技術を誇ります。さらに充実の休日数やフレックスタイム制やパパ育休の推進、月給30万円超からのスタートと、働きやすい環境も整っていて、その待遇は首都圏にも決して引けを取りません。
そのギャップを、3人の社員にたっぷりと語っていただきました。
【舗装部・ICT推進部 部長 木下亮】
北空知はもちろん、道内有数の最先端技術で合理化を進めています。
当社におけるICTやDX導入の動きは早く、令和元年から模索を始め、この10年近くで実績を積んできました。お客様からも業界内からも「ICTが得意な会社」として認知が拡大したおかげで、昨今は独自の地位を確立。「藤岡妻神にしかできない」と注文頂くケースも増えています。
最新技術を使うメリットは大きく、例えば以前なら2、3人で丸1日かかっていた測量が、今は1、2人で半日ほどでデータが取れるほど省人化に直結しています。さらに最近用いている「3DGS」という新技術や赤外線ドローンは、山や森に潜むクマの出没確認や災害記録等にも応用が可能。「環境調査」という新たな事業に乗り出す可能性も秘めています。
今月からは建設業特化型のAIの運用も始めました。仕様書や法律関係を質問すると該当ページを提示してくれるもので、ベテランが長年体で覚えてきたことを、日の浅い若手でも活用できる画期的な技術。つまり、今入社した方は大きなアドバンテージを得られるチャンスという訳です(笑)
ICT推進部を立ち上げてからは一緒に勉強会を開いたり、技術を学ぶ展示会や講習会に連れ出したりと、次世代への継承も積極的に取り組んでいます。
【土木部 谷内奎太】
公務員志望からの入社。有休や「パパ育休」など、プライベートは全く問題なし。
公務員志望で法学部に通っていましたが「自分には向いていないかも」と方向転換。将来への安定感と働きやすさを探して出会ったのがこの会社です。一番満足しているのは働く環境。建設業は「残業が多くて大変」というイメージがありますが、当社はプライベートの時間もしっかり確保できます。もちろん忙しいときもありますが、人間関係の悩みは特にありません。基本的に土日は休みで、年15日ほどの有休も毎年使い切って、趣味のバレーや旅行を楽しんでいます。フレックスタイム制も仕事の実態に合っていて、雨天の日は早めに上がることも。しんどいと言えば、夏場の暑い日ぐらいです。
自分は今年の8月に子どもが生まれる予定なのですが、会社の上司や同僚からは何度も「休んでね」と声をかけてくれます。育児休業制度は名ばかりではないですね。仕事とともに「パパ育休」も頑張ります(笑)
【舗装部 植苗大葵】
お金のかかる趣味も問題なし。地図に残るダイナミックな面白さも魅力です。
地図を見るのが好きで、本州の大学で地理を学び、Uターンで就職しました。主な業務は道路の維持・補修で、穴埋めのパトロールや新設工事にも携わっています。あわせてICT推進部にも所属し、掘削時に使う測量データの作成も担当しています。入社後は現場に出て、作業員や協力会社の方に教わりながら仕事を覚えました。1カ月ほどで測量機器も扱えるようになり、分からないことがあれば周囲がしっかり支えてくれる環境です。
働く待遇の面でいえば、給料はこの地域で非常にいい方だと思います。実は趣味が車で今は3台持っているんですが、維持費もそれなりにかかるので、給料が良いのは正直ありがたいです。休日はその車で稚内、室蘭、十勝など北海道各地を走り回るのが楽しみです。「建設業は全然休めない」というイメージがあるかもしれませんが、実際はかなり休みを取れている印象です。
この仕事で面白いのは、成果が地図に残ること。自分たちが手がけた場所が航空写真ではっきりと変化しているのを見ると、やりがいを実感します。できることが少しずつ増えていく感覚も魅力で、最近はAIやICTといった新しい技術を学ぶこと自体も楽しさのひとつになっています。