
むかわ町穂別地区は人口約2,000人の小さなまちです。
「地方の介護って大変そう」「知らない土地で一人暮らしなんて不安…」そんなふうに思っている学生さんも少なくないでしょう。
しかし、社会福祉法人愛誠会で働く職員たちは口を揃えて言います。「ここに来て良かった」と。
その理由は、小さなまちだからこそ実現できる「理想の介護」があるから。利用者さんと、まるで家族やご近所さんのような関係性の中で、一人ひとりに寄り添ったケアができるのです。
さらに都会では埋もれてしまいがちな「自分」という存在を、ここでは確立できます。まち全体が新しく来た人をそっと迎え入れてくれる、そんな空気があるからです。
移住支援制度や働きやすい環境はもちろん、この地域でしか味わえない人とのつながりが、日々の暮らしを支えてくれるはず。
小さなまちで、オンリーワンの物語を描いている3人にお話を伺いました。
「ご近所付き合い」の延長だからこそ安心できる関係です。
介護福祉士 平澤恵梨さん(函館出身・入職4年目)
函館で12年ほど介護士をしてました。穂別に来た理由は、恐竜が好きだったから(笑)。博物館もあって、自然豊かで、人もウェルカムであったかい。そんな所がすぐに気に入ったんです。
ここでの介護は仕事というより「ご近所付き合い」の延長みたいな感覚です。新しく利用者さんが来ると「あそこに住んでたよね」「高校一緒だったよね」なんて、自然に話が盛り上がって、初めて会う人でもまるで昔から知っていたような気になります。利用者さんとの距離もすごく近くて、ちょっと仕事を休むと「どこ行ってたのよ?」「私だって休むんですよ!」なんて冗談を言い合うほどです(笑)
働いていて一番嬉しかったのは、デイサービスの送迎をした時に利用者さんから「この車のおかげで、みんなと会える」って言われたこと。地域の中心に位置する愛誠会は、皆さんにとって心の寄り処でもあるんだと知って、ここで働くこと、暮らすことの意義を実感しました。
私にとって理想のサービスはシンプルに楽しく過ごし気持ちよく帰ってもらうこと。町全体がゆるくつながってて、自然とお互いを気にかけてる家族のようなまちだからこそ、こうした理想の介護ができるのだと実感しています。
理想のサービス、理想のキャリアも実現できています。
管理栄養士 曽田彩華さん(札幌出身・入職4年目)
札幌の大学卒業後に入職しました。愛誠会を選んだ理由はまちの規模感的にも「なんとなく私にもできそう」と思ったから。都会よりも温かくて人と人との距離が近い感じがしたんです。その予想は的中しました。日頃の買い物も車を持ってる職員が「一緒に行く?」「何か買ってくる?」と聞いてくれますし、介護士や看護師といった職種間の連携もスムーズで、困ったことがあっても自然と誰かが来てくれて、すぐ解決に至ります。
働き方の面でも職員にやさしくて、有休もいつでも取得できますし、希望を出したらかえって「もう1日取ったら?」なんて逆に提案してくれる事も。今度は連休を取得して同期と小樽に遊びに行こうと考えてる所です。
今は入社4年目と経験年数が浅いにもかかわらず、いくつかの事業所の献立を任せて頂いています。利用者さんからの「ラーメンを食べたい」「漬物を増やして欲しい」といった要望を、栄養バランスを考慮して実現する…その末に貰える「おいしかったよ!」の言葉が、何よりのやりがいです。「地域を支える」なんて大それたことは考えていませんが、理想のサービスを提供できるのは、ちょうどいい規模感の愛誠会ならではの価値だと思います。
「都会の誰か」ではなく「一人の人間」を確立できるのが穂別です。
採用担当 岡田憲太郎さん
愛誠会の特徴とも言えるのが地域とのつながりの濃さ。合併前の旧穂別町は「人間健康宣言」をしていた町で、当法人は地域からの要望を受け近隣で初めて誕生した介護施設です。だからこそ、まちをあげて介護職員を迎え入れる土壌があるように思います。
法人としても新卒さんに向けては物件探しや引っ越しを支援するほか、奨学金を利用している場合は返済を支援する制度を設けています。さらに、働いてからも120日以上という休日数や有休を取りやすい仕組みも用意し、「夜勤は避けたい」といった要望もできるだけ叶えてきました。全ては「地域介護」というインフラを守るための取り組みです。
実は私自身も札幌の出身で、当初は知らない土地、知らない業界での苦労を経験しました。ですが、いつの間にかまちに溶け込み、介護職員としてだけでなく地域のスポーツや活動にも参加するようになっていきました。都会では埋もれてしまっていた「岡田憲太郎」という一人の人間をここで確立できたように思います。人は温かく、豊かな自然の中でアウトドアや大好きな釣りにも打ち込める。今ではそんなこの地域が大好きだと実感しています。