チャレンジングな設備投資と積極的なM&Aにより、「世界企業」に成長できました。

代表取締役社長／上村正人

当社は1972年に創業し、クレーンを導入して以降は室蘭市内の製鉄所やプラント構内での資材運搬や公共建設事業で実績を積み上げ事業を拡大しました。転機が訪れたのは15〜6年前のことです。それは陸上風力発電の建設に用いる全長190メートル、1200トン級の超大型クレーンを購入したこと。当時は世界最大クラスで日本国内でまだ導入されていなかった機材でした。これが呼び水となり、当社に多くの仕事を運んできてくれたんです。

さらにDENZAIを「世界企業」まで押し上げたのが積極的なM&A。クレーン業界は中小規模の会社が全国に点在しているという特性があり、M&Aは買い手にとって拠点と設備を同時に揃えられるため合理的です。

当社は2018年にバングラデシュに拠点を設立したことを皮切りに、台湾、シンガポール、韓国、グアム…と続き、今や15箇所の海外拠点を置くまでに拡大しました。一方で創業の地である室蘭に恩返しするためのイベント企画や子どもたちへの通学用ヘルメットの提供に向けたクラウドファンディングといった地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

将来子どもが生まれたら「ココ、父さんが建てたんだ」と自慢したいです。

重機オペレーター／中川 弥亮（4年目）

高校卒業後、電材重機に就職しました。実は兄も同じ会社でクレーンオペレーターとして働いていて、買い物に出かけた時に「ココの建物に関わった」というのを聞くたびに、自分もやってみたいと思うようになったんです。

入社後1年はクレーンの組み立てやオペレーターの補佐をしながら、移動式クレーンの免許を取りました。先輩方は分からないことがあったら何でも聞ける雰囲気ですし、何でも経験させてくれます。おかげで2年目から実際にクレーン車に乗った時も、仕事の流れがつかみやすかったです。

現在は室蘭の大きな商業施設の工事にも携わっています。資材を揺らさずに吊り上げられると「上手くなった」と成長を実感できますし、今後、もっと大きなものに乗れるよう大型免許も取得したところです。やはり、他では保有できない大型のクレーン車で地図に残るものを作れることにやりがいを感じます。

基本的には土日が休みなので趣味の野球にも力を入れられます。僕は結婚もしており、最近、家を建てることもできました。将来子どもが生まれたら「ココ、父さんが建てたんだよ」と兄のように伝えてみたいですね（笑）。

ダイナミックなビジネスを実感できる上、休みや年3回の賞与など待遇面でも満足できます。

事務・配車／長井 友宏（7年目）

食品関連の営業兼ドライバーとして働き、親戚に誘われて電材重機に転職しました。数多くのクレーン車を保有し、グループ全体でも大きな組織のため、自身のスキルアップにつながると感じたのが入社の決め手です。

僕はもともとオペレーターとして働く予定で移動式クレーンの免許を取りましたが、事務・配車係の社員が体調を崩してしまい、急遽部署異動となりました。人員が多くはない部門で最初は戸惑いましたが、ベテランのオペレーターさんも協力的なので少しずつ成長できたと思います。

事務・配車の役割は営業がオーダーを受けた工事に向け、クレーンの性能とオペレーターのスキル、さらには一人ひとりの家庭の事情なども考慮しながら「ベスト」の組み合わせを用意すること。もちろん、新卒さんが現場で働く場合は、難易度が高くない現場から徐々に慣れていってもらうので安心してください。

当社は北海道新幹線のクレーン車を取りまとめるなど、ダイナミックなビジネスを実感できる環境。一方で長期休みや有給の取りやすさ、昨年からは決算手当もあわせて年3回の賞与をいただけるなど待遇面でも満足できるはずです。