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(株)ナカヤ菓子店

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夢の実現、仲間との絆、プライベートの充実… 小さなお菓子屋さんでは得られない成長が、ここにはあります

砂川市の小さなお店でありながら、全国的な人気を誇るナカヤ菓子店。家族で営む「まちの菓子店」から一躍人気店へと成長させたのが、三代目店主で代表取締役兼パティシエールの菅野佳子さんと、ご主人で専務取締役の眞人さんです。

働く環境づくりについて「『お菓子を仕事にしたい』と夢を抱いてきた人が、失望するような職場にしたくないんです」と語る佳子さん。近年は働き方改革にも力を注ぎ、菓子業界としては異例の日曜定休を導入しました。

「きっかけは、ある女性スタッフの『子どもの自転車デビューを見逃してしまった』というひと言でした。日曜は売上のウエイトが大きいだけに正直、苦渋の決断です。売上を補填するためにECサイトを設け、焼きたての食感を味わえる新たな冷凍庫を導入しました。楽しく長く働いてもらうために、たとえ苦しくても壁になることはとことん取り払おうと誓ったんです」

このエピソードのように、お客様だけでなく働く一人ひとりの要望をベースに環境づくりに挑むのが同店の特徴。おいしいだけじゃない、同社の菓子づくりに秘められた働き方について、引き続き、ご夫婦にお話を伺っていきましょう。

大切にしたいのは、一人ひとりの成長と想い、夢、そして幸せな人生です。
菅野佳子さん・眞人さん

同店のスタッフは販売・製造に留まらず、SNSでの発信や全国の物産展への出店、勉強会に出席するなど、成長の機会も数多く与えられています。ご主人の眞人さんは「小さなまちの、いち職人として収まって欲しくない」とその背景を語ります。
「同じ場、同じ仕事に留まっていると見えない景色があります。だから全国に行ったり、さまざまな学びや経験につながる機会をできるだけ作り、成長して欲しいと感じています。たとえ将来店を離れるとしても、店での経験を元に幸せに生きてくれるなら、それが本望です」
採用で大切にしているのは一人ひとりの想い。「SNSの発信をしたい」「商品開発がしたい」という声に耳を傾け、菓子づくり未経験者にも門戸を開いてきました。「面接では『何をしたいか』を伝えて貰えれば充分です」と眞人さんは続けます。
「人が揃ったらカフェを開きたいと考えています。より作りたてを提供できる店だと、テイクアウトでは実現できない菓子づくりが叶うはず。さらにスタッフの創造性が花開く場にもなると考えています。深い思いを持って働きたい方、私たちの想いに共感していただけたら嬉しいです。共に歩む道で、きっと大きな実りがあると信じています」

不得意を得意に変えてくれた職場。全国への旅も魅力です!
販売担当 金子さん(入社4年目)


ナカヤの菓子が好きで転職したという販売員の金子さんは、砂川の店舗だけでなく全国の催事でも活躍中。これまでに大阪、姫路、松山など、全国各地を回っているのだそうで、1日多く休みを取って観光を楽しんでいる機会も多いのだとか。「砂川にいながらこれだけ全国を旅できるとは、入社前は想像すらしていませんでした」と笑います。
最近ではSNSでの発信も手掛けている金子さん。TVやSNSでも紹介される全国的な有名店だけに、多い時は数百という「いいね」が寄せられ、時には温かなメッセージや、「投稿を見て来ました」という言葉に、店だけでは得られない広いつながりを感じられるといいます。こうした成長の機会を通じて、コミュニケーションに自信が持てるようになってきたのだとか。
「私は本当はお喋りがニガテ。でも、この店では混雑で慌てている時も、失敗して落ち込んでいる時も、必ず『大丈夫?』『手伝うよ!』とみんなが手を差し伸べてくれるし、お客様も温かいので、次第に話すのが楽しく、笑顔でいられるようになりました。ナカヤは不得意なことを得意に、得意なことをもっと得意にと自分の可能性を拡げてくれる職場だと感じています」

一人ひとりの意見が、おいしい味と働き方につながっています。
製造部 小野寺さん (入社6年目)

出産を機に札幌から砂川にUターンし、現在は菓子づくりを担当する小野寺さん。入社後はまず3年ほど販売職を経験したことが大きな財産になったと振り返ります。
「お店の基本を接客で学べたことは、その後の菓子づくりの上で大きな学びになりました。お客様が何を求め、何を喜んでくださるか…と、お客様の表情を想像できるようになったんです」
その後の製造部門では、はじめは先輩の手つきを真似ることからスタート。マニュアルではなく、経験に基づいた教え方が良かったといいます。
「見た目や音、季節で配合を変えたりと、経験からしか学べない貴重な知識を教えてもらえます。ナカヤが重視するのは、一人ひとりのアイデアや経験。みんなが成功や失敗を共有し、困った時は全員で意見を出し合って解決するのが基本です。だからこその働きやすい環境だと感じます」
今年から日曜定休になり、子どもと過ごす時間も増えた小野寺さん。より良い環境で、新たな目標も生まれています。
「自分のアイデアで新しいお菓子も開発したいし、もっと賑やかな企画もしたいし…と、やりたいことは山ほど(笑)。いつまでも夢を持って続けられると、胸を張って言える職場です!」

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