仕事に求めるものは人それぞれだと思います。
「大きなやりがい」や「社会への貢献度」もあれば、
「面白くはないけれど対価がもらえる」という考え方もあるはずです。
株式会社ニシムラ塗装の場合は、
イヤイヤ働いていても長く続かないという思いのもと、
代表が率先して「楽しい」を基準に多種多彩な取り組みにチャレンジしています。
あとで当社のホームページを見てもらうと分かると思いますが、
YouTubeやInstagram、ブログといった「発信」もその一つ。
ただし、仕事の依頼が絶えず、うれしい悲鳴があがる状況のため、
どのコンテンツもなかなか更新頻度を高められていないのが実情です。
そのため、今回は新卒さんに広報も兼任いただきたいと思っています。
発信する内容の提案は、もちろん「楽しい」が基準でOK。
当社としてもまったく新しい取り組みとなるため、
まずは代表のインタビューから「楽しい」の思いを感じてみてください。
大人しくマジメで、発信が苦手な社員が多いため、新卒さんに広報を兼務してほしいと考えています。
代表取締役社長/西村 知行
社名からも分かる通り、当社は一般住宅の塗装をビジネスとしています。ただ、建設業の中でも、とりわけ「塗装屋さん」は従来から印象が良くないんですよね(苦笑)。業界全体のイメージアップを図らなければ先行きは暗いと思い、みんなでブログやYouTubeに取り組んでいるワケです。
ただ、当社の社員はマジメで、発信が苦手なタイプが多いのが正直なところ。もちろん、新人さんにとっては昔ながらの「見て覚えろ」がなく、キチンと言葉で教えてもらえるという利点はあります。けれど、こと広報関連についていえば、社員は大人しめで自らのアイデアをガンガン試すのは不得手のため、新卒さんに広報を兼務してほしいと思ったんです。
兼務のイメージは、例えば塗装工と二足のわらじを履く場合、月〜木曜日が現場で、金曜日を丸一日広報業務に費やすような形を考えています。特殊なポジションではありますが、私も先輩方も「自分にできないことをやってくれている」と捉えるので安心してください。短所が人に迷惑をかけるものでなければ、長所を伸ばしていくのがモットーですからね。ちなみに私は片付けと事務作業が大の苦手です(笑)。
社会人になってもアイスホッケーを楽しみたい、という学生さんにもピッタリです。
代表取締役社長/西村 知行
広報業務として発信するコンテンツは「何でもあり」と考えています。例えば、私のインタビューをYouTubeにアップしても良いですし、インスタを育てて採用につなげるのも一つの案。絵が描けるなら、ホームページに掲載している「マンガで分かる!ニシムラ塗装のすべて」の続編を作ったって構いません。
私は面白いことが好きですし、すべての基準は「楽しい」。NPO法人塗魂ペインターズに参画し、ボランティアで塗装を手伝っているのも、きっかけは「塗装工がすげー集まって楽しそう」だったからです。世のため人のためになることも、自分がイヤな思いをしてまでするのはNGなので、あくまで楽しむ気持ちを大切にしています。
会社で社会人アイスホッケーチーム「ニシムラ塗装アイスホッケー部」を抱えているのも、見ていて楽しいからです。苫小牧市のアイスホッケー「Cクラス」でレベルは高いほうですが、学生時代にアイスホッケーに打ち込み、社会人になっても続けたいという方にもピッタリ。
もちろん、塗装の仕事も外観に関わる部分なので、自分たちの仕事が美しい景観にダイレクトに反映されるという楽しさがありますよ。
西村社長のように、将来はスポーツチームを作ってみるのも楽しいと思っています。
塗装工/高瀬 蒼生
家業が塗装業で、大学卒業後にニシムラ塗装に就職しました。実は、僕の父がNPO法人塗魂ペインターズのボランティア活動で西村社長と出会い、「せっかくなら面白い会社で修行を」と紹介してもらったんです。
入社後は塗料の塗り方だけではなく、養生(周囲が汚れないようにビニールシートなどを貼ること)や用具の手入れといった細かな作業まで丁寧に教えてくれました。職人がビシビシというよりも、言葉で指示してもらいながらできることはどんどん1人でやらせてもらうスタイルです。塗装工の仕事は結果が目に見えやすく、技術や知恵が積み重なることでスピードと仕上がりがどんどんアップするのも魅力。
西村社長は面倒見が良く、よくフランクに話しかけてくれる人柄。アイスホッケーのチームを抱えるなど多彩な取り組みで楽しく働いているので、自分が家業を継いだ時にはずっと続けてきた野球のチームを作ってみたいと考えています。
新卒さんが広報を兼務する場合、会社のことをきちんと思って技術や塗装工の役割を広めてもらえれば、僕を含めた先輩は応援する人ばかり。ぜひ、塗装のイメージアップを図ってほしいです。