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株式会社ヤマザキ 旭川工場

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理想の味を畑からつくるヤマザキ。 旭川工場の若き探求者たちのインタビューをご覧ください。

ヤマザキグループの旭川工場は「畑の野菜をそのまま調理する」という発想で原料に最も近い重要拠点として2012年に稼働を開始。現在約190名の従業員が働いています。

特徴は、原料の調達から商品製造までを一貫して行うこと。北海道各地に点在する自社・契約農場で収穫した作物は鮮度を保ったままの状態で運搬され、徹底した管理のもと貯蔵されます。製造工程での日々の改良まで、一つひとつの工程でおいしさを追求しています。

当社が大切にしているのは、130年以上の歴史に甘んじることなくチャレンジし続ける行動力と、おいしさを追求するベンチャーマインド。「すべてはおいしさのため」を合言葉に、若手からベテランまで挑戦できる社風を築いています。

今回は同工場で働く若手社員3名に、業務内容や仕事への情熱についてお話を伺いました。

おいしさは土づくりから。
生産者や地域の農業を守るのも、私たちの責務です。


<原料管理係 サブリーダー 田形諒さん/2017年入社>

農業系大学で学んだ知識を活かし、今は原料管理の最前線で働いています。
仕事は大きく「貯蔵庫管理」と「栽培管理」の二つ。貯蔵庫は1年を通じて日々温度や湿度の調整を行いながら、生産者が大切に育てた作物が常にベストでいられるよう徹底管理します。

栽培管理の業務は春から秋にかけて道内各地に点在する契約農場や自社農場を訪ね、じゃがいもの生育状況や品質を自らの目で確認。冬期はじゃがいもの評価を行い、弊社独自の基準で味やバランス、品質などをチェックします。いずれも生産者の方々と常に相談しながら、より良い品質、より安定した品質を目指し、二人三脚で歩みを進めていきます。

「素材の味をそのまま生かす」という当社の惣菜づくりでは、原料の善し悪しが製品の味に直結します。だからこそ生産者との信頼関係を築き、支えることも大切な責務です。

仕事は毎日が試行錯誤と挑戦の連続。近年は異常気象や高温といった自然との戦いもあり、決断を求められる場面も少なくありません。それでも、苦労の先には必ず「おいしさ」という成果が待っている。その実感があるからこそ、自身の成長につながっています。

「おいしさ」の前の安心安全を追求。
日々アップデートを目指し挑戦の日々です。


<品質管理課 地徳真理恵さん/2020年入社>

理系の大学院を修了後、地元・旭川に役立てる仕事がしたいとヤマザキに入社しました。

当課の役割は食の安心・安全を守ること。衛生管理や検査はもちろん、人為的なミスを起こさないためのマニュアル作成、異物混入などの事態が発生した際の原因調査等など、「おいしさ」以前の「当たり前」を守るのが、私たちの仕事です。

特徴的な業務の一つが「検食」のとりまとめです。毎朝、各部署のリーダーが前日製造した商品を口にして、味わいや食感、素材のおいしさがきちんと出ているかを自分の舌で確認。そこで出された「もっと柔らかくしたい」「もう少し甘さを引き出したい」といった意見をとりまとめ、現場側に共有しています。結果は翌日には反映され、蒸し時間を少し長くしたり、味付けの配合を変えたりと、製造工程の微調整が行われます。昨日よりも今日、今日より明日、常にベストなおいしさを実現するため、日々が挑戦の連続です。

当社は風通しが良い風土なので、何でも意見ができます。ちょうど今も、検査機械の安定性を高めるための相談しているところ。「おいしさ」をめざす皆との連帯感が、やりがいにつながっています。

老舗の実績と若手の情熱。
新たなおいしさを追求し続ける毎日です。

<生産管理課 小林幸雅(こうが)さん/2022年入社>

札幌の大学で経済を学び、祖父母の地でもある旭川で働くことを決意。工場見学で出会った社員の温かな雰囲気と、130年以上の歴史を持つヤマザキの実績に惹かれ入社を決めました。

生産管理課では、主に原材料の受発注と製造工程の管理を担当。生産予定表を見ながら、マヨネーズや玉ねぎなど必要な材料の発注を行い、製造部門への作業指示書を作成します。

「工場=毎日同じ作業」という世間のイメージとは違い、毎日新しい挑戦をしているのがヤマザキの仕事です。例えば検食で「ポテトサラダが少し固い」という意見が出れば、加熱時間の調整やマヨネーズの粘度変更など、より良い味を求めて改良を重ねます。また季節や在庫状況に応じて製造品目も日々変わります。変化に対応する面白さも魅力です。

当社は若手も多く、社歴にかかわらず活発に意見を交わすことができます。僕も入社1年ほどで、ポテトサラダに使用する包材の改良を提案し、実際に検証まで行わせてもらったことがありました。「全てはおいしさのために」を合言葉に、若手の意見も積極的に取り入れる。そんなベンチャー精神あふれる社風が、ヤマザキの魅力だと実感しています。