天塩川工業は、林業と建設業を2本柱としている道北・中川町の会社です。創業は昭和35年。中川町では最も歴史のある会社のひとつです。
「中川町ってどこ?」という人にご説明すると、旭川の北側で、稚内のすこし南。札幌からのアクセスは車で4時間半程です。
近年、林業も建設業も高齢化が大きな課題ですが、当社には新卒入社した若手社員もいて、20代の女性スタッフも活躍中。事務所も現場も活気がある雰囲気です。年齢が近い先輩がいるのは、新人さんにとって心強いはず。
入社後は木のこと、森のこと、使う道具のこと、中川町ならではの暮らしのことなどを、ひとつひとつ丁寧に伝えていきます。もちろん、予備知識はゼロで大丈夫。文系も理系も問いません。
少しでも気になったら、まずはオンラインでお話ししてみませんか。応募をするかどうかはその後でOK。まずは知ることからはじめてください。
◯毎日ワクワクしながら未知の世界にチャレンジしています!/奥山拓さん(入社2年目)
会社見学で初めて中川駅に降り立った時、空の広さに感動したんです。駅に迎えに来てくれたのは優しい笑顔の今野社長。「面白いことが始まりそう!」とワクワクした気持ちになったのを覚えています。
大学では美術を専攻し、就活当初は公務員志望でした。でも途中から民間企業にも興味が出て、ジョブキタ就活で「天塩川工業」を知りました。ホームページを見ているうちに、子供のころ、自然の中で遊んだり虫取りが好きだったことなどを思い出し、もともと人混みが得意じゃないこともあって「山で働くのっていいかも!」と方針転換(笑)。「林業」なんて未知の世界。でも、だからこそ面白そう!と応募を決めました。
入社後は数カ月かけてチェーンソー講習や重機免許の講習を受け、業務に必要な資格を取得しました。その後、先輩の指導を受けて木の伐採をしたり、草刈りをしたり、冬は重機で除雪作業もしました。まだまだできないことは多いものの、自然の中で働く爽快感は最高ですね。
会社の皆さんは温かい人ばかりで、会長が「ご飯食べにおいで」なんて言ってくれることもしばしば。都会とは違う刺激に満ちた中川ライフを楽しんでいます。
◯きれいな景色と澄んだ空気のおかげで屋外作業も楽しく!/今野響さん(入社2年目)
学生時代は札幌で過ごし、大学では法学部で学んでいました。3年生の時に体調を崩したことがきっかけで、地元の中川町に帰郷。大学は卒業できましたが、就職するのは住み慣れた土地が良いと考え、天塩川工業に入社しました。
正直に言うと、学生時代は林業にまったく関心がありませんでした。ただ、父が建設業なので建物を作ったり、直したりする仕事には興味があり、将来は父のような仕事ができればと思っています。
現在は、会社が委託を受けている林業試験場の実験林の草刈りや、植物の刈り込みなどを担当しています。もともと外に出ることが好きなタイプではなかったのですが、都会とは違う豊かな自然にふれるうちに、外での作業も楽しく取り組めるようになりました。
入社後はいろいろな資格試験を受け、大型特殊免許も取得しました。去年の冬は重機での除雪にもチャレンジしました。
天塩川工業は業務中の社員同士のやりとりが活発です。皆で協力して仕事を進める社風にも魅力を感じています。
◯林業は豊かな森を未来へつなぐ技術です/代表取締役 今野英明
中川町に“ないもの”は、たくさんあります。
大きなショッピングモールもないし、アミューズメント施設もない。都会ぐらしが長い人は不便さを感じるかもしれません。
でも反対に、都会にはなくて、中川町だからあるものもたくさんです。豊かな森が作る神秘的な景観。心に染み渡る澄んだ空気。その魅力は決して小さくないと考えています。
ここ数年、当社には若い社員が加わって、事務所にも現場にも活気が生まれました。林業は豊かな森を未来へつなぐ技術です。林業がなければ森が荒れます。確かな知識とノウハウを次の世代に引き継ぐのは私たちの使命だと思っています。
どうすれば木が育つか、森の役割とは何か、そんな基本から新人さんには伝えていきたいと思っています。作業にはさまざまな機械や重機を使うので、必要な資格は会社の費用負担で取得を支援します。入社後半年ほどは、そうした基礎を身につける期間と考えています。
実は中川町は、近年、U・Iターンの移住者や「地域おこし協力隊」としてくる若者が増えています。若い世代同士の交流もあり、仕事以外で刺激を受ける機会も多いはず。オンライン面談ももちろんOKなので、ぜひ気軽にお問い合わせください。