フレンドリーに対応して頂いたのは大正5年から続く5代目の近藤社長。
建設業界の堅いイメージは全く感じさせない雰囲気で、近藤組の魅力をお話頂きました。
建設とは無関係の学校を卒業し、札幌で薬関係の仕事や、小学生向けのサッカーのインストラクターを経て、縁あって23歳の時に和寒に戻り家業である近藤組に入社したそうです。
5代目といっても朝の清掃や入札用の数字の書き方といった所からのスタートだったと言います。
改めて感じたのは地域における責任感。
「父の仕事をしている姿は見ていましたが、仕事だけでない近藤組の地域の役割や意識。当社がいないと、この地域の生活がまわらないんです」
「災害復旧等があると自衛隊等が映像にでますが、実は真っ先に駆けつけるのは、当社の様な地元に精通している会社です。要請がなくても真っ先に飛んでいきます！」
この意識を周りに伝えていくのも使命だと語ります。
「小学生向けの見学会や、高校生向けの防災講座等も行い、当社の活動を共有しています。
写真は管理しているスキー場で協賛した夏のヒルクライムレースのTシャツ。地元の活性化にも積極的に取りくんでいるのが地元に愛される源流かもしれません。

◎入社してから専門学校？働くならやっぱり地元で！

半澤　翔吾/入社2年目

高校を卒業後どこで働くかを迷っていましたが、慣れしたんだ和寒で働きたいという気持ちを優先したという半澤さん。
入社してからすぐ仕事という一般的な働き方ではなく、入社後に札幌の専門学校で学んだ後に仕事に就いたという経緯をお伺いしました。
「会社からの勧めもあり、給与をもらいながら専門学校に通うというスタイルでした。商業科だったので知識はもちろんなく、数字も苦手なので不安いっぱいでした。やっとでしたが周りについていく事ができました！」
その後4月から実際に仕事に始まった際には、色々戸惑いも有った様です。
「学校では大きな設備の名称は学ぶのですが、道具の名前など全部は教わっていないんです。呼び方がちょっとちがったりして・・・」
「○○持ってきて！と言われても分からない事も多かったです。厳しくも成長して欲しいという気持ちを感じながら覚えていきました。」
現在は主に現場での作業が多いとの事ですが、残業はほぼ無いそうです。
就業後や休みには最近買った車でドライブをしたり友達と遊んだりと和寒での充実した生活を満喫している様です！

◎家族や親戚が本当に沢山！

松本　沙織/入社2年目

和寒で育ち士別の高校へと進学し教師の道へと歩もうとしていた時に、父親に「近藤組、採用枠あるよ」という言葉を掛けられたのが入社のきっかけ。
実は以前は祖父、結婚退職した姉、現在は父親、2名の叔父が近藤組で働いているという松本さん。優しい笑顔で近藤組の雰囲気を語ってくれました。
「怒られる様な事は一切ないですし、周りの人が分かりやすく教えてくれるので何も不満はありません。1年間の流れもやっと分かってきたので、コミュケーションも取りやすくなっています。」
高校では簿記の資格をとり、今の仕事に役立っているそうで、その次のステージも目指しているそうです。
「父親から資格は取っておいた方がいいと教えられ、資格には挑戦したいんです。」
商業科を卒業した松本さんが目指すのは「建設ディレクター」
「知識が増えるのが楽しいんです！」
趣味のロールプレイングゲームの感覚で資格取得に向けて動き始めているそうです。この時間も業務中でＯＫとの事。
「土日祝は休みで、残業も1年間でゼロ！（笑）」
温かい環境で育ててくれる近藤組。家族がお勧めするのも当然かもしれません。