応募 履歴書の書き方

履歴書は、最初に企業に自己アピールするもっとも重要なもの。形式的に考えて、志望動機や本人希望欄などの肝心な箇所を空欄で出したり、ありきたりな表現する人もいるがこれは大きなマイナス。書類選考の段階で振るい落とされても仕方がない。誤字や記入漏れなど、ちょっとしたミスも目立つもの。採用担当者の目はごまかせない。これではせっかくの熱意も無駄になる。まずは「書き方の基本をマスター」し、「自分の意欲や希望をしっかり書き込んだ」履歴書にしよう。記入後はコピーをとって控えておくことも忘れずに。
(1)日付は提出日を
勘違いしやすいが、作成日ではなく持参する日、投函する日を記載。記入漏れも多いので注意。

(2)省略のない住所、留守がちなら連絡先を
都道府県にはじまり、アパート・マンションの名前、部屋番号まで省略せずに。留守がちならば確実に連絡のとれる場所も記入し、企業側に迷惑がかからない配慮を。

(3)学歴は中学卒業後から詳細に
小・中学校は卒業年度だけ。高校、専門学校、大学などは入学年次とともに学部・学科名まで記入する。特に最終学歴については得意学科、卒論の題名などを添えるとよい。

(4)職歴は職務内容がわかるように
学歴の項目から1行あけて記入。部署名、役職名だけでなく具体的な職務内容を書き込み、仕事の内容や習熟度がわかるようにする。また、退職理由は「都合により」など簡潔に。

(5)最新かつ好印象の写真を
写真の第一印象はとても大切だ。基本は3カ月以内だが、できるだけ最新のものを貼付。スピード写真は不可。ビジネスにふさわしい服装や髪型、化粧で意欲あふれる表情が望ましい。

(6)資格・免許はすべて書く
応募する職種に関係がなくても有するものはすべて記入。現在取得中のものを書いておくと積極性のアピールにつながる。

(7)志望動機は絶好の自己PRの場
採用担当者がもっとも注目し、履歴書の核となるのがここ。一番積極性をアピールできるスペース。上手に書こうと思わず、熱意を訴える一心で自分の言葉で書き込もう。

基本を踏まえ、書き上げた履歴書を再度チェック。

□一字一字ていねいに書いたか?読みやすいか?
□誤字、脱字、記入漏れはないか?
□志望動機は自分の言葉で熱意を伝えられているか?
□写真ははがれないように貼付されているか?
□控え(コピー)はとったか?

宛名書きの基本

会社名の株式会社を(株)と省略しない。名前の前に付くか後ろに付くかも間違えずに。
部署宛に提出するなら「御中」、担当者宛ならば「様」が正解。
左下には赤いペンで「履歴書在中」を明記。
封じ目は「〆」か「封」が一般的。テープなどで貼り付けないこと。
差出人の名前、住所は中央よりやや下目に省略せずに記入。
生年月日を入力すると中学から大学までの卒業年が算出できます⇒卒業年算出ツール