北海道で就職しよう!

自己分析に役立てよう。センパイたちの本音アドバイス 株式会社和らいふ

2022年3月1日 公開

オープンな店舗形態やファッションブランド振袖の販売で注目を集める着物販売企業、和らいふ。その西町店に勤務する奥稜奈さんは、接客販売のほか営業活動にも取り組む期待のホープ。入社の経緯や就活アドバイスなどを伺いました。

「できること」より「素直で正直なこと」をアピールしよう。

株式会社和らいふ 西町店 奥稜奈さん(21歳)
北海道札幌市出身。

営業という仕事素直さが武器になるのが「営業」という仕事です。

接客のほか、電話などを通じて展示会や成人式の振袖のご案内などにも取り組んでいます。こういった営業の仕事も人生初。最初の頃はただドギマギするばかりでお客様と満足に話すことができませんでしたが、先輩に横についていただき、時に言葉遣いを正され、時に応援してもらい、時に褒めていただく中で、次第にこの仕事のやりがいや面白さがわかってきたという感じです。
1年半が過ぎ、今思うのは「営業とは自分を偽ってはいけない仕事」ということ。売上を残したいばかりに自分の本意とは違う商品をアピールすると、いつかお客様は離れていってしまう。お客様に最適な商品、心底お似合いと感じる着物を、真心込めておすすめすれば、その商品の良さや私達の思いがしっかり伝わるんです。実際に購入してもらえるかは二の次、お客様と私たちの心が通うことが一番大切だと思っています。

これから社会人になる皆さんへ〝かわいがられる存在になってほしい〟という上司の言葉の意味。

上司はよく「先輩や顧客にかわいがられる存在になりなさい」と言います。最初はピンときませんでしたが、今は本当によくわかります。新人はできないのが当然。無理に背伸びをしたり嘘をついたりせず、素直で正直でありつづけなさいという意味なんですよね。上司や先輩もかつては新人。不誠実な態度はすぐに見抜いてしまうのでしょう。
ですから、今は失敗した時はすぐに報告し反省します。逆にいいことがあった時は素直に喜びます。そうすると先輩たちも一緒に考え、一緒に喜んでくれるんです。
念願の企業人になるわけですから、ついつい「できる新人」をアピールしたくなるでしょう。けれど「素直で正直な新人」の方が上司や先輩たちには評価が高い場合があることを覚えていてほしいですね。私自身もこれから入ってくる後輩たちを「しっかり可愛がれる先輩」でありたいと思っています。

私の就活アドバイス自分の想像力をフル稼働させて〝働いてる自分〟を思い描いて。

どの職業が自分に合っているのか、どの仕事が適職なのか…わからないという学生さんも多いと思います。私がアミューズメントの接客から着物の販売という全く違う領域へ挑戦する時に試みたのは、新しい職場で働いている自分を想像すること。着物を着ている自分、接客している自分、お客様にご案内をしている自分…さまざまな仕事の現場で自分がどう振るまうか、どのように活躍できるかを時間をかけ思い描いたんです。最初はうまく想像できませんでしたが、何度もイメージしていくうちに、いつしか〝ワクワクしている自分〟に気づくようになって…。この期待感をバネに入社を決意したんです。
企業や業界を研究する、職場を訪問する、先輩の話を聞くなど、どれも効果的な方法ですが、自分の中で将来のイメージを繰り返し描くのも、仕事に向かう自信がつくのでオススメです!

株式会社和らいふ

本社:北海道札幌市中央区北4条西13丁目1-95
Tel 011-222-3833
大正時代に創業した北海道で最も伝統のある着物販売会社。オープンな店舗形態や豊富な商品、親身な接客をバネに販売実績を積み上げている。一生の思い出をプロデュースする同社の成人式プランナーは人気の職業。

自己分析に役立てよう。センパイたちの本音アドバイス

最新記事5件

サカナクション・山口一郎さんからのアドバイス「どう働くかよりも、どう生きるか」 2023年7月17日 公開

「ジョブキタ就活」がサポートした「サカナクション“Visual &Talk Session”supported」開催レポート

クリエイティブ系学生の就活座談会【札幌市立大学】 2022年8月19日 公開

デザイン学部の4年生に、北海道のクリエイティブ系での就活について座談会形式で伺いました。

一鱗共同水産株式会社 2022年3月1日 公開

回り道して「大好きな魚」を扱う仕事に出合えた若手社員にインタビューしました。

株式会社山﨑火薬銃砲店 2022年3月1日 公開

2020年4月に入社したばかりの「ピカピカの1年生」に、就活や仕事について聞きしました。

株式会社電通ワークス 2022年3月1日 公開

東京の会社に就職したことで、北海道の魅力に気付きUターンした電通ワークスの小泉さんへのインタビュー。