株式会社ノールテックは、送電線の保守・張替えや鉄塔の建て替えなどに携わり、「電気のある普通の暮らし」を守る企業です。
この仕事に北海道で携わっているのは300人未満と超レアな職種。電気を絶やすことなくすべての家庭に送り続けられるのは、自分たちが働いているからだという大きな手応えも感じられる仕事です。
私たちの家の電気は発電所で作られたものがそのまま送られているのではありません。発電所の特別高圧の電気をいくつかの変電所などを経由しながら電圧を下げ、家庭で使える電気に変圧しているのです。
発電所と変電所、あるいは変電所同士を結ぶのが送電線。そして、送電線を支えるのが鉄塔です。これらに異常が起きたり、暴風雪で鉄塔が倒れたりすると、停電が起きて電気が使えなくなってしまいます。
鉄塔はマチナカだけではなく、山岳地にあるケースもあるため、バギーで資材を運ぶことも。場所によっては、ドローンを使って送電線を点検するなど、アウトドア派やガジェット好きの学生さんにはたまらない仕事でもあります。
電気がなくなる可能性は限りなく低く、将来的にも重宝されるレア職種です。
取締役 管理部長/菊谷 雅仁
当社は送電線や鉄塔の工事管理スタッフ、現場で作業を担う技術スタッフのどちらも在籍。規模は同業の大手と比べると小さいですが、密にコミュニケーションがとれて機動力が高いため、お客様の北海道電力ネットワーク(ほくでんネットワーク)からも高評価を頂いています。
今回募集をするのは現場作業を担う技術スタッフ。この仕事は鉄塔に登って送電線をつないだり、鉄塔に付いた雪がそのまま落ちないように網を取り付けたり、機械化がなかなか難しい分野。もちろん、近年、ドローンを取り入れた点検なども取り入れていますが、基本的にAIやロボットに取って代わられることはない「人でなければできない仕事」です。
加えて、電気というインフラがなくなることも、送電線や鉄塔を使う手法が廃れることも考えにくいため、安定性が高い仕事だと自負しています。一方で送電線工事の技術スタッフは北海道内で300人もおらず、この技術を身につけることで将来的に「レア人材」になれることは間違いありません。
安全対策や安全装備を十分に整えた上で、資格取得や専門知識を得られる環境も整えています。あなたも当社でレア人材になりませんか?
アウトドア派の方は仕事の中でも、趣味を楽しめる部分が多いと思います。
送電線工事の技術スタッフ/板垣 良翼
もともと自衛隊員でしたが、このまま同じ仕事を続けるべきか分からなくなり、転職を考えるようになりました。7年ほど前、たまたま見つけたのがノールテックの求人情報。当初は何となくチャレンジしてみようかという軽い気持ちで転職しました(笑)。
当社の仕事は鉄塔の点検だったり、建て替えだったり、送電線を張り替えるなど、その時々によって内容が異なります。最初のうちは覚えるのが大変かもしれませんが、僕をはじめ先輩方は分からないことを丁寧に、一人ひとりに寄り添って教えるくれる方ばかりです。それに同じ業務を繰り返すワケではないため、飽きないと思います。
山岳地の鉄塔が現場の場合、バギーやスノーモービルで資材を運んだり、海が近い場合は仕事終わりに釣りを楽しんだり、アウトドア派には仕事の中にも趣味を生かせる環境。基本的には土日祝日が休みですし、ほくでんネットワークが電気を停止する間しか作業ができないので極端な残業はありませんし、自分の時間を楽しみやすい環境でもあります。もちろん、災害時の電気の復旧や普段の暮らしを支えているというやりがいもデッカイです。
絶景を望む高所で働いていると、「主役」になったみたいで心地よいんです!
送電線工事の技術スタッフ/川尻 奏
高校卒業後、ノールテックに就職しました。僕はもともとスーツを着て同じ業務を繰り返す会社員ではなく、特殊な仕事に就きたいと思っていましたし、高いところが好き。当社のパンフレットに高所で作業する先輩の姿を見て、「カッコいい」と感じたのが入社の決め手です。
最初の1カ月は、滝川市にあるほくでんの研修施設で鉄塔の登り方や送電線のまたがり方などの基礎を学びました。その後は会社に戻って、まずは地上で先輩方と工具を準備したり、上部作業箇所に工具や資材を吊り上げたり、下したりするアシスタントとして働きました。
鉄塔に登り始めたのは3カ月が過ぎたころ。この仕事は絶対に一人では作業せず、相互で安全を確認し、危険がないように細心の注意を払うので安心してください。先輩方も新人の僕にはとりわけ目を配ってくれるだけではなく、休憩中にはプライベートのことも含めて気にかけてくれます。
最初は鉄塔を上り下りするだけでも体力を消耗しましたが、慣れてくると少しずつスピードも早くなります。何より、素晴らしい景色が望める高所でみんなの力を合わせて作業するのは「主役」になったようで心地よいです。