使われなくなったプラスチック(廃プラスチック)を電力に変える―。
SDGsに関心が高まる今の時代にマッチしたリサイクルビジネスを手掛けるのが、当社を含むサニックスグループです。
北海道サニックス環境の仕事は、農業や食品加工業、製造業など、さまざまな業界から排出されるプラスチックを回収し、発電に適しているかどうかで選別、さらに燃料へと加工すること。これをグループで保有するプラスチック燃料に特化した火力発電所に輸送し、環境負荷の少ないエネルギーを生み出しています。
選別、加工の作業には重機(建設機械)も使用しており、応募のきっかけは「重機に乗ってみたい!」でも構いません!詳しい仕事内容や職場の雰囲気は、ぜひ、先輩社員のトークをチェック!
環境事業部技術課/千葉、環境事業部技術課/毛利、事務課/前田によるクロストーク1
―リサイクル燃料はどのように作られますか?
千葉「当社の営業担当が周辺の企業や工場を訪問し、不要になったプラスチックの回収を請け負うのがスタートです。一口にプラスチックと言っても、発電燃料に向いているものとそうではないものがあるため、回収したプラスチックを適切に分別し、燃焼時に一定のカロリーが出るようにブレンドして圧縮。それを発電所に出荷する・・・というのが大まかな流れです」
―事務スタッフの役割は?
前田「特に大事なのは計量ですね。工場に廃プラスチックが搬入されたら、巨大な計測器で“トラックごと”重さを計り、荷物をおろした後、もう一度重さを計って、その差から搬入されたプラスチックの重さを計算するんです。どんな種類のプラスチックを、どれだけ回収したかが当社の売上に直結するので、責任は重大です」
―新人さんはどんな作業からスタートしますか?
毛利「自分の場合、細かく砕かれたプラスチックを専用のフィルムで梱包する機械の操作からスタートしました。今はそこからステップアップして、廃プラスチックを運んできたトラックを所定の位置に誘導したり、重機で荷台から荷物を下ろす作業などを担当しています」
環境事業部技術課/千葉、環境事業部技術課/毛利、事務課/前田によるクロストーク2
―最初は覚えることが多くて大変だったのでは?
毛利「そうですね。一口にプラスチックと言ってもいろいろな種類がありますし、そもそも、入社するまではその違いを意識することもなかったですから。でも、現場で作業する時は、常に無線のインカムで上司や先輩と連絡が取れるため、分からないことは何でも聞きやすい雰囲気です」
千葉「毛利くんは最初から『何度も質問します』って言ってたよね?」
毛利「ええ。自分は教えられたことを理解して納得するのに時間がかかるタイプなので、最初から言っておこうと思って(笑)。先輩たちは何度聞いても優しく教えてくれました」
前田「私も最初はちんぷんかんぷんで、本当にわからないことだらけでした。でも、周りの先輩たちは丁寧に仕事を教えてくれましたし、事務スタッフの私にも工場の設備や作業内容を最初に詳しく説明してくれて、実際の作業の流れを知ることで理解を深めることができました」
千葉「新卒はもちろん、中途採用でもこの仕事のことを理解している人はほとんどいません。なので、知識ゼロでスタートするのがむしろ当たり前なんです」
環境事業部技術課/千葉、環境事業部技術課/毛利、事務課/前田によるクロストーク3
―仕事の魅力ややりがいを感じるのは?
前田「使われなくなったプラスチックを有効活用する当社の事業は、SDGsが注目される今の時代にとても合っていると思うんです。将来性を感じられる仕事ですよね」
毛利「そうですね。自分はそれに加え、先輩たちからひとつひとつ仕事を教わり、できることが増えていくのが面白いと感じるんです。右も左もわからないところからスタートして、会社のお金で重機の免許を取らせてもらって。まだまだ先輩たちのように上手く重機を操作するのは難しいですが、だからこそやりがいがあり、上手くできた時は喜びが大きいんです」
―会社の良いところって?
毛利「サニックスという大きな会社のグループなので、待遇や福利厚生も充実していると思います」
前田「時々、お酒のプレゼントがあるのも嬉しいですよね!パートさんを含む、全従業員に、ってすごいと思いました。新年会を兼ねた温泉旅行もあり、担当業務が違っても皆さんとコミュニケーションする機会があるのは良いなと思っています」
千葉「社員の仲が良いのは自慢だよね。僕が長くここで働いているのも、人柄が良い仲間がいるという部分が大きいんです」