札幌に本社を置きながら全国大手企業と取引しているダイナシステム。
卓越した技術力と提案力で、ニーズの高いWebアプリケーションやiOS・Android向けアプリケーション、工場の製造工程などの管理に用いるニッチな業務系や制御系といった分野まで、幅広いシステム開発に取り組んでいます。
…と、ここまで聞けば「難しい」と思う新卒さんもいることでしょう。
でも、ダイナシステムが大切にしているのは、とことん「なぜ」を突き詰めるチカラ。
どんなに難しいシステムや機械も、その疑問を一つひとつ紐解いていけば、おのずと答えが見えてくるのです。
同社が求める人物像や研修の内容について、働く3人にインタビューのマイクを向けました。
◎小さな「どうして」が、やがて大きな成長に
取締役/池田淳一さん
弊社は全国の競合に負けない技術力を持つのはもちろんのこと、それ以上に一人ひとりの提案力やアイデアの引き出しに力を注いでいます。
ご注文いただいたモノだけを作るのではなく「お客様の欲しいモノは何なのか」をとことん突き詰めてご提案するのが当社流。そのために、お客様とは膝を付き合わせて話し合いを進めたり、実装のための開発環境が足りない時はゼロから設計したり。令和の時代では「泥臭い」と思われてしまいそうですが、だからこそ当社にしか築けない信頼関係が構築できているんです。
ただ、初めからここまでの能力を求めず、時間をかけてじっくりと育てる方針ですのでご安心ください。何気ない受け答えができる程度のコミュニケーション能力があれば、人前に出るのが苦手というタイプでも構いませんし、プログラミングの知識も求めません。
大切なのは目の前の「当たり前」のことに疑問を持ったり、不思議だと感じた事を調べたりするような性格。小さな「どうして」が、やがて大きな成長につながり、世の中の裏側を動かすシステムを構築できるようになるでしょう。
◎ウラのウラまで学び、夢中になれる会社
肱岡篤司さん/入社4年目
当社とは分野が異なるゲームの専門学校に通っていましたが、企画から納品までの全てを自社で完結させている点を魅力に感じ、さらに働く方々の柔らかな印象にも背中を押されて入社しました。
研修はコロナ禍のため通常とは異なる内容でしたが、在宅でもチャットや通話アプリを使い密に連絡を取り合い、自分が打ったコードに先輩達から改善点を教えてもらう形で、一つ一つ着実に仕事を覚えていきました。
研修の一環に「PCの組み立て」があることには驚きましたが、実際に手を動かしてみて納得。ハードの仕組みを学んだことでプログラムの裏側で起きていることが分かるようになりました。さらに、実務でWebシステムの仕事をしたおかげで、インターネットの仕組みも根本から理解。4年目を迎えた現在はこの学びを応用したネットワーク監視システムを構築しています。
この会社はベテランの方々が多く、知識、技術、コミュニケーション、どれ一つとっても学びになることばかり。手を動かすに従い自分の探究心に火が付いていき、楽しみながら働くことができる職場だと思います。
◎教える側も日々、令和流の教え方を学んでいます
新人教育担当 田中公樹さん/入社11年目
高専を出て20歳の頃に入社して気付けば10年。昨年からは新人研修を担当しています。
研修はマナーやプログラム言語はもちろん、「プログラミング的思考」を養う方法や架空のプロジェクトに取り組む体験型研修、各々に合った勉強法などを約半年間かけて教えています。さらに研修後も必ず先輩が隣につき、じっくりと仕事を教えます。
会社として価値観を一方的に押しつけないよう最大限配慮するため、教育する側の人間もコーチング研修やハラスメント研修を受け、時代に合った教え方を学んでいるのも当社の特徴です。
入社時は必ずしも皆がコミュニケーションが上手な訳ではありません。でも、毎日朝と夕方の2回、目標設定や振り返りのミーティング通して接していくうちに、自然と傾聴する力が身につき、お客様に寄り添った対応ができるようになります。
成長には時間がかかる一方、一定の技術やお客様との関係が築ければ自由な裁量が与えられるのも当社の良いところ。自らチームを組んで陣頭指揮に当たったり、興味のある案件に挑戦できたりと、多彩な案件を持つ当社ならではの面白さが待っていますよ。