コロナ禍を抜け出し、国内外の観光客で賑わっている函館朝市やベイエリア。函館北栄株式会社は、この地域で魚介を中心とする4店舗の飲食店を展開するほか、卸業や小売・通販も手がける企業です。
今やどの業界も人手不足が叫ばれていますが、同社に限ってはある程度の人材が充足し、しかも若い世代がワイワイ、ガヤガヤと笑顔で働きながら定着しています。今回、新卒を募集するのも、10年先を見据えて若手を獲得するのが目的。つまり、新人さんが入社した際も「育てる」「働き方」の両方にゆとりがあるということなのです。
ヘアカラーやネイルなどの自由度が高い中でも、特に就活生向けなのが働き方を選べるところ。例えば、「社会人として通用するだろうか…」と不安を抱いている場合、週休3日を選んで少しずつ慣れるもよし、「ガッチリ稼ぎたい」タイプなら4週6休で趣味を充実させるもよし。いずれも、函館から転勤がなく、年齢の近い先輩と和やかに、ワイワイガヤガヤと働けるのは間違いありません!
多様な事情に応える働き方を用意することが、
巡り巡って良好な人間関係につながると考えています。
代表取締役社長/荒木 雅人
当社に限らず、働く人にはさまざまな背景があるもの。就活世代の場合は「自分の時間が多めにほしい」だったり、結婚を視野に入れている人は「バリバリ稼がなきゃ」だったり、あるいは「親の介護がある」だったり。多様な事情に応える働き方を用意することが、「それくらいのことで休むなんて」という不満を解消し、良好な人間関係につながると思っています。
加えて、私は世代間ギャップを極力埋めるべく、アンガーマネジメントの講習を受けて皆に共有するなど、雰囲気づくりにも努めています。他にも、「本当にお客様が不快になるのだろうか?」という視点からスタッフと話し合い、ヘアカラーやネイルといった身なりも自由にしました。理由なく「ダメ」と押さえつけるようなことはせず、お互いに納得して働ける環境を作るのも大切だと思っています。
成長に関しても同じ。新卒さんは、まず遅刻や無断欠勤をせず、指示をキチンとこなせれば100点満点。少しずつ階段を上るタイプでも面談でムリのない目標を決めながら、ゴールに向かえるようサポートします。ぜひ当社のスタイルに「納得」して就職しませんか?
若い世代と和やかに働きながら、
「働きたい形」を見つけていける会社です。
販売スタッフ/塚田 育恵
縫製工場の仕事から函館北栄に転職しました。当時は扶養内(配偶者の会社の社会保険の扶養に入り、税金や社会保険料の負担を抑えること)のパートとして入社しましたが、自分のお小遣いを増やすために正社員になったんです(笑)。
そのきっかけとなったのがコロナ禍での出来事。飲食店は営業を制限されていましたが、例えパートの雇用でも給与を保障してくれていました。いつか恩返ししたいと、SNSで情報発信したり、通販サイトを立ち上げてみたりしているうちに、あれよあれよと正社員登用してもらった形です。
このように自分の意見からやることを増やせるのも当社の魅力。ただ、私自身が「仕事はこれじゃなければダメ」というタイプではなく、最初は知り合いから紹介されて働き始めました。同様に就活生の中にも「やりたいことが分からない」という方も多いと思いますが、入社後に「小売のほうが楽しそうだから移りたい」「こっちのお店のほうが合いそう」と進路をシフトするのもOKです。若い世代と和やかに働きながら、「働きたい形」を見つけられると思います。
飲食業界ではお休みも多く、市内では好待遇!
地元で家族や友人と過ごし、楽しく働けるのがやっぱりイイ!
調理スタッフ/大友 晴広 ホールスタッフ/菅原 未羽
調理学校を卒業後、いくつかの飲食店を経て入社しました。当社は「活もの」に触れられ、技術の高い先輩から技術を丁寧に教えてもらえるのでスキルアップには抜群の環境。加えて、飲食業界では休みも多く、市内では待遇も良いほうです。GWやお盆を除いては有給も取りやすく、先日も家族と東京旅行に出かけました。僕自身、何となく調理の道に進みましたし、「楽しくない職場はイヤ」と思うタイプ。地元の函館で両親や友人たちと過ごし、アウトドアや釣りを満喫しながら「楽しく働ける」のは、やっぱりイイですよね(大友)。
出産後、パートで入社しました。当社は子育て世代の働き方にも理解が深く、お休みやシフトの融通がききやすいところが魅力。ネイルや髪型が自由なところもお気に入りです。お客様は観光客の方が多いので距離感が近いですし、スタッフも若い世代が多くて忙しい時も「学祭みたいなノリ」でワイワイ乗り越えちゃう雰囲気。社員さんも感覚が若いので、学生の延長上のように入社しても馴染みやすいと思います(菅原)。