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有限会社ダイナミルク

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スタッフが口をそろえるのは、「人懐っこい牛ばかり!」。 いい人も、いい牛もそろっている環境!

有限会社ダイナミルクは、北海道・十勝エリアの新得町で酪農を営む企業です。この地域は大規模な酪農法人が多いため、牛の餌や育て方などについての情報が数多く入手できます。先端技術による生乳(牛乳などに加工するための牛のミルク)量が豊富なのも特徴です。

同社は1995年に2軒の酪農家と酪農ヘルパー(酪農家が休みをとる際に酪農家に代わって、搾乳や飼料給与などの作業を行う仕事に従事する人)ご夫婦によって始まりました。現在は社長ご夫婦、専務ご夫婦ともに年齢が高くなり、代替わりを見据える時期。今後の体制も踏まえて、新卒を複数名採用したいと考えています。

北海道での酪農や牛に興味がある学生さんにとっては、牧場の跡継ぎではなくても生乳生産に携われるチャンス。しかも、酪農業界では珍しく同期とともに励まし合いながら働ける可能性が大きいのも安心です。何より、皆さんが口をそろえるのは「ウチの牛は大人しくて、人懐っこい」という言葉。人が大好きな牛を相手に、酪農という手応えの大きな仕事に携わってみませんか?

◎大学教授が喜ぶ牧場!?

まずは社長の息子さんであり、取締役の上原淳さん。次代の経営者にあたる中心的な存在です。
「酪農家というと365日休みなく働くイメージ。当社は平等に休める酪農を行うべく会社化したため、スタッフを大切にする風土が根付いています。一方、僕を含めた経営層は人手不足からなかなか休みが取りづらいため(苦笑)、新卒さんを募集してより体制を整えたいと考えています」
同社のこだわりは餌の配合。ホクレンのアドバイザーとよく話し、いかに効率的に牛が栄養を摂れるか設計した上で、牧草地の土壌改良やサイレージ(飼料作物をサイロに詰め、乳酸発酵させたエサ)の品質向上に取り組んでいます。
「手間ひまがかかるので普通はココまでこだわりませんが、僕は2年後、3年後に生産量が高まることで結果がついてくると思っています。ホクレンのアドバイザーからも実績を評価されていますし、餌の設計に関しては大学教授が喜ぶような牧場かもしれません(笑)」
牛好きはもちろん、餌の研究をしている学生にも最適。こうしたいいエサに加え、牛にやさしく接するモットーが徹底されているそうです。だから「牛柄」のいい牛が多いのでしょうね。

◎寄り添えば寄り添うほど牛は懐いてくれる。

続いては一昨年10月に入社した牛大好きガールのAさん。照れ屋さんということで写真はNGでしたが、お話はたっぷりお聞きしました。
「地元は兵庫県。農業系の高校に通っていたので、牛とふれ合う機会が多く、大好きになりました。一度は食品製造工場に就職しましたが、やはり酪農をしたいと北海道に移住・転職したんです」
当初は十勝の家族が営む酪農家のもとで働きましたが、体調を崩して地元に戻りました。けれど、復調とともに再び十勝に舞い戻ってきたといいます。
「新得は新千歳空港へのアクセスも悪くなく、都市部の帯広にも近いので私にとっては便利。町営住宅に空きもあったので、住まいのコストも抑えられます」
作業は搾乳や牛のお世話、除糞、獣医さんのもとに牛を連れていくなど。仕事自体は難しくないそうですが、牛の小さな変化を見つけるために寄り添うのが大切だといいます。
「ウチの牛は本当に人懐っこいですし、いい意味で馴れ馴れしい(笑)。人を見つけると寄ってくるくらいです。4週6休のうちで連休を取れるのも魅力。何より、寄り添えば寄り添うほど、牛がなついてくれるこの牧場に大満足です」

◎家族経営ほど小さすぎず、大規模ほど分業化されていない「ちょうど良さ」。

最後にインタビューしたのは入社16年目の高橋栄さん。ゴルフ場の仕事を退職した後、知人の紹介から転職しました。
「当初は搾乳の方法やコツから教わり、次に獣医さんのもとへ牛を連れていく際の扱い方を学びました。ウチの牛はかなり大人しいので、さほど苦労することもなかったと思います」
現在は新人さんの教育を担当することも。搾乳はもちろん、牛の状態を記したバンドの見方などを丁寧に指導したいと笑います。
「ウチは分娩舎のスタッフが、牛を小さなうちから愛でているので人に慣れているのだと思います。大規模な酪農家は分業制が大半ですが、ウチは家族経営ほど小さすぎず、ちょうど良い規模感。自分たちが生乳を絞っている牛をすべて把握できます」
高橋さんは新得町生まれ。普段の買い物や食事に困ることはなく、大きなものは帯広に足を延ばせば手に入るので不便はないといいます。
「当社では社員が夜のお産に立ち会うことはなく、牧草の刈り取りなども外注です。働き方についても『ちょうどいい』塩梅だと思います」

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