建設業と言えば「おじさんばかり」「怖そう」「キツそう」とイメージする学生さんも少なくないでしょう。会社があるのが人口約5000人ほどの小さなまちと聞けば、尚更そんな印象を抱くかもしれません。
しかし、松谷建設を実際に訪れて驚きました。なんと社員約40人(本社所属社員)のうち、およそ4分の1が20代で事務所は明るくフレッシュな雰囲気なのです。
一体なぜ、こんなに若者が集まるのか?
その理由を探ると、平均以上の給与と賞与、若手を大切にする社風、土日休みで残業が少ない働き方、そして「お父さん」のようなベテラン社員の存在など、とことんホワイトな会社であることが分かってきました。
さらにリアルな声を聞くべく、同社で働く若手と上司、代表取締役社長にインタビューのマイクを向けました。
人間関係の良さ・待遇に大満足!若手の抜擢にやり甲斐を感じます!
工事管理・土木部 石丸温(27) 2020年入社
高校卒業後、鉄筋施工会社に就職しちょうど20歳の時にご縁があって当社に転職しました。決め手は給与面のUP。前職も人間関係は良好な会社でしたが、人間関係と給与・休日などの条件がどれも良い会社を見つけるのってなかなか難しい面もあると思うんです。その点、松谷建設ではそこが全部揃ってるんです。先輩や上司みなさんフレンドリーで上下関係でガチガチという雰囲気じゃなく良い意味でフレンドリー。若手も含め全体が「仲間」という一体感があるんです。若手の意見をしっかり聞いて尊重してくれる風土があって「近い将来は若手が会社の中軸として活躍してほしい」という期待をすごく感じます。その期待に応えたくて、若手皆で切磋琢磨して成長してく気概と活気がすごくあるんですよ。
勤務環境としても週休2日制で繁忙ではない時期は残業はほぼなくて、繁忙時期も月15〜20時間あるかないかくらい。給与に組み込まれている固定残業時間数まで残業することはほぼないです(笑)
「専門的な勉強をしてこなかったら難しいのかも」と思いがちですが、私のように普通科出身でも知識は0ベースからじっくり学べるので「事前知識がない」って方でも全然問題ないよって言えますね!
地域の未来のため、若い人たちの活躍フィールドを用意しています。
取締役土木部長 会田 幹夫
留辺蘂は交通の要衝に位置し、河川やトンネルも多い地域です。当社ではこうした公共インフラのメンテナンスや改修、新築を中心に手掛けています。大規模工事も当社だけで対応可能な実績があり、競合も少ないため受注量は極めて安定。建築部とも相乗的に売上を伸ばし、年商は41億円(令和6年6月決算期)とエリア随一を記録しています。こうした好調な利益は社員へ、特に若手へと還元しているのが当社の特徴です。給与は全国平均初任給から3万円以上高いですし、この数年は賞与も年3回、確実に支給しています。
私は18歳で入社して42年。我々世代がこの立場にたって出来る事は、労働環境の整備と活躍出来る場を用意すること。若い人がイキイキと生活していて、若い人たちが頑張ろうと思える企業が増えることが、地域にとっても大切だと思っています。若い人の意見や考えも取り入れ、どんどん変化していきたいですね。
変化してきた一方で、変わらないのは人の良さ。私も長く勤めてきた理由は、何だかんだ言って会社の雰囲気の良さだったりします。就活生の皆さんにも、人間関係に悩まない職場として、オススメしたいですね。
「地域の防人」であるために、若手のみなさんの力が必要です!
代表取締役社長 松谷 和秀
当社は災害の際にまちを守る防災インフラを多く手掛けています。言わば「地域の防人(さきもり)」として、まちに無くてはならない存在です。
今では社員の4分の1ほどを20代が占めている当社ですが、私が入社した2010年はベテラン達しかいない会社でした。「このままでは担い手がいなくなってしまう」という危機感を抱いた私は地元の高校や大学に働きかけて採用活動に尽力。1人の20代が入社したのを機に「せっかく入った若手を大切にしよう」と、残業時間の削減、教育制度の整備、給与体系の見直し、建設業では珍しかった週休二日制などを皆の力で実現させました。
北海道の建設業で多い冬の除雪業務も、そもそも雪自体が少ない地域のためあまり多くありません。現場選定も充分に配慮をしているため、女性社員も活躍できる環境が整えています。
結果として賑やかな会社に生まれ変わり、ベテランから若手への技術の継承も無事に進んでいます。何より「安定」の代名詞とも言うべき公務員から転職した若手もいることが、当社の働きやすさを物語っていると言えるでしょう。