サンネット株式会社は、東京都新宿区と神奈川県小田原市に本社を置き、業務系アプリの開発や運用・保守をメインとするIT企業。親会社を持たない独立系SIer(システム開発や運用を請け負う企業)の中でも、メーカーの下請けではなく、名だたる大手企業と直接取り引きしながらパートナーのように伴走しているのが大きな特徴です。
顧客との間に仲介がないことが利幅の大きさにもつながり、創業から今に至るまで無借金経営。利益は給与や賞与として社員に還元するだけではなく、2022年末には長沼町にワーケーションオフィス(交通費や隣接するアパートの宿泊費、光熱費などは会社負担!)を完成させました。
そのきっかけは、コロナ禍によってリモートワークが続いたため、社員のメンタルヘルスやモチベーションの低下が気がかりだったからです。当社はボトムアップの社風のため「カフェのような空間にしたい」「家族とも泊まりたい」といった声を拾い上げて、快適なワーケーションオフィスへと仕上げました。
経営理念の信条で「顧客」「社員」「社会」「未来」の4つの感動を目指している中でも、今回は新卒さん向けに「社員感動」が伝わるインタビューをお届けします。
利益を社員に還元しながら、モチベーションを高く仕事に取り組むための好サイクルが整っています。
【代表取締役社長/市川 聡】
当社がワーケーションオフィスの拠点として長沼町を選んだのにはいくつか理由があります。当然ながら四季がハッキリとしていて自然の風景が美しいことも一つですが、本州と比べて災害リスクが少なく、東京-新千歳空港の便数が多いのもメリットでした。
加えて、道内IT企業は、意外に道内の大企業へ営業アプローチしておらず、当社が貢献できるニーズが大きいと感じたのも決め手です。実際、すでに地場企業のプロジェクトを受注し始めています。こうした道内ビジネスを、北海道の新卒さんとともに本格化させたいと、今回の募集に乗り出しました。
当社は利益を社員に還元し、モチベーションを高めてより良い仕事をするという好サイクルを目指しています。そのために「社員提言制度」や無記名の「社員満足度調査」から小さな声も拾い上げ、「15時のピラティス」「メンター制度」といった取り組みもスタート。社員を大切にする姿勢が伝わっているのでしょう、離職率は業界の中でもかなり低いです。
当社は文系出身者が約8割。3カ月のプログラミング研修やOJTにより3年がかりで一人前へ導きます。ぜひ、一緒に働きませんか?
「社員感動」通りに人を大切にしてくれる会社。
環境が好きすぎて4回もワーケーションしました(笑)
【情報サービス部/岩波 理歩(入社3年目)】
中央大学経済学部を卒業後、サンネットに就職しました。高校の情報系授業で指示通りに画面に文字が出たことに面白みを感じ、大学のゼミでも簡単なプログラミングに触れたのがIT業界を目指したきっかけです。就活では「社員感動」を掲げていることに安心感を覚え、就業体験で雰囲気が良かったことから楽しく働ける予感を抱きました。
入社後は3カ月の新人研修でITの基礎の基礎を学び、自治体向けの住民税試算クラウドサービスを手がける部署に配属されました。プロジェクト先では先輩から「このシステムを使うと何ができるのか」から説明を受け、「この画面ではこのプログラムを使う」といったことを少しずつ教わるスタイル。1年ほどで全体像をつかむようなゆっくりペースの教育に安心しました。
当社はライフワークバランスがしっかりと整う上、「社員感動」の通り社員思い。私は長沼のワーケーションオフィスの環境が大のお気に入りで、すでに4回も利用しています(笑)。普段は交流する機会のない他部署のメンバーともワイワイできますし、移動や隣接するアパートの費用も会社負担なので、至れり尽くせりです。
社員提言制度で「ラジオ体操」の意見が通る等の風通しの良さ。
こうしたボトムアップ型の社風も魅力です。
【システム開発部/森田 正海】
2023年に新卒で入社しました。将来的にも手に職をつけて活躍できそうだとIT業界を目指し、サンネットの採用ページから「黒字経営」「商工会議所からスタート」といった情報を見つけて抜群の安定感に惹かれたんです。
実は、僕を含めた同期は全員が文系出身でプログラミングの経験がゼロ。入社後の3カ月の研修では、しばらく理解が進まずに苦しみました。ただ、講師の方からプログラムを組む際に使うテンプレートのヒントを教わり、一気に道が開けたと思います。
僕が配属されたのはエクセルで伝票を作成する既存プログラムの運用チーム。最初は不安で一杯でしたが、分からないことを調べた上でどうしても答えがでない時は顧客のリーダーに尋ねると快く教えてくれます。もちろん、上司や先輩もチャット・ZOOMなどで気軽に相談できるので、非常に恵まれた環境です。
こうした風通しの良さに加え、ボトムアップ型の社風も魅力。社員提言制度での「体をほぐすためにラジオ体操をしてみてはどうか」という内容が実際に取り入れられ、毎日実施されているなど、小さなことでも一人ひとりの社員の存在を認めてもらえているようでうれしかったですね。