大雨や地震など次々と降りかかる災害。「観測史上最大の」「十年に一度の」という言葉も、もはや珍しくありません。いつ、どこで起きてもおかしくない自然災害に打ち勝つには、事前の備えが大切です。
ホクミコンサルでは、防災施設の測量・設計にドローンやレーザーマッピングなど最新鋭の技術を次々と導入。優れた精度や計算能力で、より強固な施設のための設計図を作ったり、老朽化した施設の調査をしたりと、テクノロジーをフルに活用しています。さらに現場のDX化を推進し、業務負担軽減にも役立てていることから、お客様だけでなく現場からも高い評価を受けているのが特徴です。
とはいえ出身学部は問いませんし、測量や土木に関する知識も不要。先輩達が親身になって教えてくれますので、入社してからアップデートを重ねていけば充分です。
私たちと共に「防災DX」を実践し、人々の暮らしを守る「次の防災」を作っていきませんか?
◎人も技術もアップデートしています。
代表取締役 佐藤直俊
当社は35年前にグループ会社の製図部隊として発足したのがはじまり。創業時は定規と鉛筆で線を引いていたのがCAD(PCでの作図)になり、さらに3Dとなり、今では工程別の時間軸まで加えた「4D CAD」が主流となりました。新たな技術は新たな防災性能や働き方、そして新しい仕事を提供してくれます。常にアップデートを意識し、技術への投資を惜しまなかったからこそ、今の当社があると言えるのです。
新卒社員に事前の技術や知識は求めません。覚えるのに4、5年かかって当たり前の世界ですから、皆で焦らずじっくりと面倒を見て育てる方針です。新たな技術への好奇心や、人々の暮らしを守りたいという思いやりさえ持っていれば充分でしょう。日頃から機械やカメラが好きという人も向いているかもしれませんね。
ベテランばかりの職場に見えると思いますが、上下関係がゆるやかで風通しの良い会社です。意見はどんどんぶつけて貰って構いませんし、分かるまでしつこく質問したって、みんな親切に教えてくれますよ。皆、新しいモノや価値観が大好きです。新人さんも喜んで受け入れてくれるのではないでしょうか。
◎一歩先の防災のために、最先端技術を駆使しています。
調査設計部所属社員/20代後半
私の現在の担当業務はドローンを使った写真撮影やレーザー測量、PCでのデータ解析が中心。当社の中でも最先端の技術にふれる部署です。
ドローンは山や河口など人の負担が大きい現場で大活躍。近年は老朽化や周辺の地形が変化した防災施設が多く、放置したままでは災害に耐えきれないおそれがあります。定期的に観察して周り、小さなヒビ割れや地形変化を見逃さないことが、次の災害への備えにつながるんです。他にも写真や計測した数値を元に、自動で3Dの図を描いてくれるソフトも扱っています。
難しく聞こえるかもしれませんが、私もはじめは知識ゼロ。ネットで調べたり、先輩に聞いたりして覚えていきました。先輩たちは皆すごく親切。時にはお喋りし過ぎてしまいます(笑)。
2018年の胆振東部地震、厚真の土砂災害が起きた現場では発生から1週間後、調査にあたりました。現場を見たときは正直、悲しい気持ちがこみ上げてきましたが、より一層この仕事で人々を救いたいという使命感を抱きました。他の仕事では得られない経験や、やりがいを得られる仕事だと思います。
◎ご当地グルメや知られざる絶景。北海道を満喫できる仕事です。
地理計測部所属社員/20代前半
地理計測部は山や川など自然が広がる現場に行き、GPSで計測するための基準点を立てるのが仕事。「自然とふれ合えそう」と興味を抱き、高校卒業後に就職しました。
はじめは先輩からマンツーマンで測量機器の使い方を学びます。その後は2、3人の先輩と共に現場へ行って実践。最年長の方ですと私の祖父と同じ位年が離れていますが、皆さん手取り足取り、優しく教えてくださる方ばかり。入社前の「怖そう」という職人のイメージとは全く異なりました。また測量機器やソフトも最新鋭。使用する度に新たな発見や学びがある奥深さも気に入っています。
この仕事の魅力は北海道を満喫できること。現場は道内各地で、5月から12月まではほぼ屋外に出ています。一般の人が入れない山の頂上まで登って見たら、知られざる絶景が広がっていたなんて事もあるんですよ。現場が遠方の場合も時間にゆとりがあり、出張日当も出ますので、道中でご当地グルメを食べたり、道の駅で買い物したりと、けっこう楽しんでいます。先日は紋別からの帰り道に大きなカニを買い、親にプレゼントしました(笑)