北海道で就職しよう!

2026年卒業予定の方は「ジョブキタ就活2026」へ

松田鉄工株式会社

  • 会社見学
  • 既卒可

「鉄工所の仕事って?」という疑問にお答え!“鉄を作る仕事”ではありませんよ!

松田鉄工の仕事をひとことで言えば、鉄を使ったものづくり。

“鉄工”という文字のイメージから「鉄を作る仕事?」と誤解されることも多いのですが、鉄を切断したり溶接したりして、社会に必要なさまざまな製品を作り出すのが仕事。
※鉄そのものを作るのは「製鉄業」という仕事です。

小さなネジから自動車まで、鉄を使った製品は私たちの周りに数多くありますが、松田鉄工が作っているのは建物の骨組みとして使われる建築鉄骨がメイン。一般の人が目にする機会は少ないものの、旭川駅や旭川市役所など、旭川エリアの多くの建築物に同社が作った鉄骨が使われています。

その仕事にはどんなやりがいや魅力があるのか、社員の皆さんに話を聞いてみました。

入社12年目/梅原瑞月

僕たちの仕事は、大きな鉄の板を切断したり、穴を開けたり、溶接をしたりして建物の骨組みになる部材を作ること。作った部材は建設現場に運ばれ、組み立てられて、店舗やオフィス、倉庫等の一部になります。最終的には壁や天井で覆われて見えなくなってしまいますが、大きな建物になるほど建築鉄骨の重要性も高まります。
この仕事には色々な技術が必要ですが、中でも基本になるのは鉄と鉄を接着する溶接の技術。僕も初めて見た時は、なぜ鉄と鉄がくっつくのかと不思議でしたが、接着部分に高温の熱を加えることでそれが可能になるんです。
溶接はとても奥が深いので、新人さんはなかなか上手くできずに悔しい思いをするかも知れません。僕も何度も失敗をしました。でも、練習を重ねれば必ず上達しますし、先輩たちも手取り足取りサポートしてくれます。先輩から「この溶接、上手だね。誰がやったの?」と言われた時は、心の中でガッツポーズをするくらい嬉しかったのを覚えています。
できないことができるようになるたびに自分の成長を実感できる――。そんなものづくりの面白さをぜひ当社で知ってほしいですね。

入社5年目/八巻誠弥

子どものころはレゴやプラモデルが好きで、モノづくりの世界にも興味がありました。高校でCAD(図面を描くソフト)の使い方を教わり、その知識を生かせる仕事と先生に紹介されたのが松田鉄工です。
会社見学で見た工場には大きな鉄の柱がいくつもあり、これがビルやマンションの骨組みになると聞いたときはスケールの大きいモノづくりに携われそうだと、ワクワクした気持ちになりました。工場で働いている人たちは、一見怖そうだなと感じましたが、話してみると優しくていい人ばかり。ぜひここで働きたいと入社を決めました。
僕は工場とは別の設計部という部署で働いていて、建物を作る大まかな図面から、鉄骨を作るための詳細な図面を作成する仕事に携わっています。まだまだ先輩の指示を受けながら作業をする感じですが、入社時よりも出来ることは増え、成長を実感できています。
うちの会社のいいところは、残業が減ったり、休みが増えたり、年々働きやすくなっているところだと思います。職場の雰囲気も明るいですし、特に設計部の部長はいつも冗談を言ってみんなを楽しませてくれます。

採用担当 専務取締役/松田基樹

松田鉄工は旭川エリアで60年の歴史を持つ鉄工所です。建物の骨組みとなる鉄骨製造を長く手掛け、その技術力は取引先からも高く評価されています。
そんな当社が近年力を入れているのが、社員が働きやすい職場環境を整えること。溶接に係る負担を軽減するために溶接ロボットを導入したり、残業を少なくするよう作業の効率化を進めたり。一昨年からは同業他社に先駆けて、思い切って週休二日制への移行をしました。
ではなぜ、こうした取り組みを行うのかと言えば、一番の理由は「鉄工」という仕事の魅力や面白さを皆さんに知ってほしいから。「鉄工所」という響きだけで、古い体質の会社と敬遠されてしまいがちですが、実際にはホワイト化も進んでいて、プライベートを大切にする働き方が可能。そして何より、ダイナミックなものづくりの楽しさや、世の中への貢献を感じられる仕事だと知ってほしいのです。
もともと当社は従業員を大切にする社風。働き方改革を進めたことで社員の定着もUPしており、仕事にも働きやすさにも満足できる環境が整いつつあると考えています。