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武田建設株式会社

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社員10数名の小さな「マチの建設屋」。だからこそ、無理をしない働き方で、利益をとことん還元しています。

武田建設株式会社は1961年(昭和36年)創業の建設会社です。
自治体や大手企業など手堅い顧客を対象に、これまでに市営住宅や学校、工場や倉庫などの大規模な現場の施工を手掛けてきました。また優秀な職人や宮大工とのネットワークを持つことから、神社仏閣などの特殊な現場でも多くの実績を持っています。
創業以来モットーとしているのは「小粒でも足腰のしっかりとした会社」。
社員数10数名の決して大きくない会社ではありますが、施工管理のみに特化し、現在に至るまで無借金経営を貫いています。
その分、利益は社員の待遇や働きやすい環境づくりのために還元。昨年には事務所の建て替えを行い、新しい環境で若手を迎える準備に励んでいます。
ピカピカの新社屋を訪ね、武田社長と2人の社員にお話を伺いました。

◎実直に、不器用でも地に足の付いた仕事を。

初めにお話を伺ったのは武田啓司社長。
「父の代から貫いてきたのは『小粒でも足腰のしっかりとした会社』であること。不器用かもしれませんが、この姿勢を貫いてきたからこそ、お客様と職人たち双方にご信頼をいただき、実直な仕事に取り組めたのだと思います」
だからこそ利益が出た際には、賞与や給与、働く環境の整備など、とことん社員達に還元しているそう。会社が50周年を迎えた際には全社員を海外旅行に連れて行きました。
「20年、30年と長く勤めるベテランが多いのは嬉しいですが、一方で若返りを図らなければなりません。若い子は、オジサンばかりの古い会社には惹かれないだろうと、社屋も新しくしました。独身寮も建物こそ古いですが、昨年に設備を一新しています」
これから会社が目指すのは、より働きやすくコンプライアンスを重視した環境を整えること。残業はこれまでより短くし、週休二日制の実現も目指しています。
「社員たちには『足るを知る者は富む』の精神で、時間にもお金にもゆとりを持ち、人生に豊かさを持って働いて欲しいというのが私の願いです。社屋に似合うフレッシュな若者を待っています」

◎今どきの指導方法や働く環境に、モチベーション高く働いています!

続いてお話を伺ったのは3年前に入社した22歳の石水さん。
「当社には離職率が低いこと、冬も安定して仕事があり出張も少ないことに背中を押されて入社しました」
初めての現場は大手家電メーカーの工場。先輩と常にマンツーマンで動く体制で、施工管理について学んでいきました。
「工事の段取りを決めたり役所の提出書類を作ったり、作業箇所を撮影したりと、先輩たちに一つひとつの仕事を教わりました。親ほど年齢が離れている方もいますが、食事に連れて行ってくれることもありますし、忙しい時はねぎらってくれる親切な方ばかり。怖い方は一人もいない職場だと感じています」
更に石水さんが会社の良い所だと評するのが、売上をとことん還元してくれるところ。社会人となって初めて受け取ったボーナスも約4ヶ月分と、満足のいく額だったそうです。
「残業も少なく、情報共有もスムーズ。ピカピカの新社屋も、快適な気分で仕事に打ち込める環境です。先輩たちの丁寧な指導と、働きやすい環境のおかげで、自分のできることが目に見えて増え、自分の成長を実感しながら働けています」

◎「建物と、人と一生付き合う仕事」のやりがいを。

田村部長はこの道44年の大ベテラン。武田建設には14年前に入社しました。
「前職は十勝有数の大きな会社でしたが経営難に陥り、規模が小さいけれど安定し、業界内での評判も良い武田建設を選びました」
これまで若手の育成にも尽力してきたという田村さん。施工管理士の業務はスケジュール調整や人員の管理、書類の手続きなど多岐にわたりますが、教える時には、「何を、何のためにやるのか」を必ず伝えているのだと言います。
「どんなに忙しい時でも『やってみろ』『行ってこい』ということはしません。社長自身も現場経験が長く、社員たちの気持ちを理解してくれる方ですので『無理はさせない・しないという』社風が皆に根付いているんです」
田村さんにとって施工管理は「建物と、人と一生付き合う仕事」。
「お客様とは更地から建物が完成するまで膝をつき合わせ、完成してからもお付き合いが続きます。40年以上もこの業界にいるので町じゅうに自分が関わった建物がありますが、今も現役の建物を見ると思い出がこみ上げ誇らしい気分になるんです。このやりがいを、若い方に余すことなく伝えるのが自分の使命です」

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