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就活準備ガイド 就活ノウハウ編 総合職とは?一般職とは?違いやそれぞれの職種の特徴を解説

2023年4月17日 公開

求人の中には職種の欄に「総合職」「一般職」と書かれていることがあります。総合職や一般職と言われても、漠然としたイメージしか持っていない人や、そもそもよくわからないという人も多いのではないでしょうか。ここでは総合職と一般職の特徴と仕事内容、向いている人、それぞれの違いなどについて解説していきます。

総合職とは?エリア総合職も同じ?

総合職とは企業の中核として、あらゆる仕事を総合的に担当する職種です。人数の少ない中小企業では少なく、大きな企業に多い傾向があります。具体的に見ていきましょう。

総合職の特徴と仕事内容
総合職はさまざまな部署で仕事をこなし、将来的に管理職や幹部候補として企業を支えていくことが前提となっています。大きな企業では国内外への転勤が前提である場合も少なくありません。人事・総務・経理や営業等の業務が含まれる「事務系総合職」と、生産・設計開発・研究などが該当する「技術系総合職」に分けられる場合もあります。いずれの場合も、さまざまな部署を経験して業務を覚え、管理職となるためのスキルを身につけていきます。

総合職に向いている人
総合職は仕事をバリバリ行い、国内外への転勤も問題がなく、キャリアの可能性をどんどん広げていきたい人に向いています。キャリアアップ志向が強い、仕事に全力で取り組みたい、多くのお金を稼ぎたい、さまざまな経験をしたい人などに向いているといえるでしょう。

総合職の就活対策
総合職は企業の将来を背負う存在であるため、企業研究や業界研究をしっかりと行い、志望企業が求めている人物像に近づく努力が必要です。また、企業も一人前の総合職を育てるのには時間とコストが必要です。志望動機ではやる気や熱意を最大限アピールし、企業から「この人ならしっかりと教育すれば会社に貢献してくれそうだ」と思われるようにしましょう。

総合職とエリア総合職との違い
エリア総合職とは、働く地域が限定された総合職です。一般職よりも幅広い業務やマネジメントにもチャレンジできるなどのメリットがあります。
しかし、希望する地域でしか働かないということは、出世や評価にマイナスの影響を与えることも少なくありません。エリアをこだわらない総合職よりも業務の幅が狭かったり、昇進の幅が限られていたりしないか、よく確認しておきましょう。

一般職とは?

一般職とは、基本的には総合職の業務を支援するような職種です。具体的に見ていきましょう。

一般職の特徴と仕事内容
一般職は内勤業務が中心で、一般的には転勤や異動がほとんどありません。大きく企業の中で注目されることはありませんが、企業が活動するうえで欠かせない存在です。仕事内容はプロジェクトを推進するような大きいものではなく、庶務業務や伝票作成、ちょっとした顧客対応などが中心となります。

一般職に向いている人
一般職は転勤や異動がほとんどなく、仕事内容も総合職よりも複雑ではなく、量も多くない場合がほとんどです。ずっと同じ場所や同じ仕事が良い、プライベートを重視したい、人のサポートが好きといった人に向いているでしょう。

一般職の就活対策
一般職は企業によって求める能力や資質、人物像が大きく異なる傾向にあります。そのため、志望企業が求める仕事の質や内容をしっかり理解することが大切です。また、一般職の仕事の範囲は広くないため、志望企業ではないといけない志望理由を答える必要もあります。一般職の募集は多くなく、今働いている人の定着率も高いです。そのため、総合職よりも倍率が高くなりがちです。自分の強みを理解し、一般職として自分の個性をどう企業で生かし、どう貢献できるのかをイメージすることが大切です。

総合職と一般職、3つの違い

ここまで総合職と一般職をそれぞれ見てきました。主な違いについて整理していきましょう。

キャリア形成のしやすさ
総合職は一般職よりもキャリア形成がしやすく、昇級や昇進のペースが早い傾向があります。若くても優れた営業成績をあげたり、昇格試験に合格したりすれば、着々と出世していくことも不可能ではありません。異動が多いため初めは評価してもらえなかったとしても、自分にあった部署であれば能力を存分に発揮できることもあるでしょう。一方、一般職は特定の業務に限定されることから、昇級や昇進のペースも緩やかです。責任のある立場に抜擢される機会も少なく、キャリアアップは難しい側面があります。

給与、待遇の違い
キャリアアップとも関連しますが、総合職と一般職で比べると、同じ会社では基本的には総合職の方が給与や諸手当に恵まれています。総合職は会社の利益に直接つながる業務も多く、成果が給与に結びつきやすいです。一方、一般職はスピーディーな昇給は見込めない場合が多い傾向です。入社時の給与の差はあまりないかもしれませんが、昇給率やスピードも総合職の方が優れているため、数年後には大きな差が生まれるかもしれません。

転勤、異動の有無
総合職は企業を網羅的にかつ深く知るために、さまざまな経験が必要です。そのため、転勤や異動が前提の存在です。一方で一般職は転勤や異動が少ない、もしくはまったくないケースもあります。住み慣れた地元を離れたくない、腰を据えて働きたいという方におすすめです。

自分に合った働き方を選ぼう。

総合職と一般職は一概にどちらの方が良いとはいえません。それぞれの違いや自分の向き不向き、価値観を考慮した上で、どちらが自分に合うか選択するようにしましょう。

就活準備ガイド 就活ノウハウ編

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